HOME

「俺の酒が飲めないのか」上司からの理不尽な強要…江戸時代の武士は粋な方法で断っていた

2016/8/11 | 102,175 PV |

考えさせられる

 
@HeaaartをFacebookでフォローする

  • Facebook
  • Twitter
  • Google +
  • はてブ
  • Pocket

飲めないお酒を上司など勧められ困った経験がある方、いらっしゃいませんか? 『ビジネス発想源』によれば、断ってもマナー違反にならないどころか、酒を強要するような人間が跋扈する業界は発展しないとのこと。キーワードは「慎みと気配り」です。

 
 

慎みと気配り

 

私は全くお酒が飲めないので、よく同じように酒に弱い学生スタッフから、「お酒が飲めないことで、社会に出て困ったことがたくさんあったのではないですか」と質問されたのですが、そんなに困ったことはありませんでした。
 
もちろん、「俺の酒が飲めないのか」と言ってくる先輩や、「勧められた酒は飲むものだ」などと命令してくる上司も、いなかったわけではありません。
 
でも、飲めないものは飲めないので乾杯の際に口をつける程度には付き合いますが、「なぜ飲めないのか」と言ってくる相手には、「飲めないものは飲めません」と堂々と言ってました。
 
それで不都合が起きたかというと、そのことでチクチク言う上司や先輩がいた程度で、特にそれほど大した影響はありません。
 
「俺の勧めた酒が飲めないのか」と言ってきた人で、尊敬に値する発想力の持ち主はいなかったし、今もその名前を聞くと言う人は、1人もいません。
 
酒が飲めないことで困ったことは、ワインや地酒のうんちくを語る場に入れないぐらいで、特に大きく困ったことはないです。
 
「でも、例えば10億円のビッグプロジェクトがあってその商談が酒の席で決まるとして、酒を断ることでそのチャンスがなくなったら」みたいな仮定の話をしてくる人も必ずいて、「そうなったら飲むしかないよね」という答えを期待しているっぽいのですが、関係なしです。
 
酒が飲めない程度で吹き飛ぶような仕事は、そんな程度のことで頓挫し、そんな程度のことで簡単に裏切られるような仕事です。酒を強要するような人間が持ってくる仕事など、たかが知れているのです。
 
江戸時代の武士の世界では、家来は上からの命令は絶対服従で、酒を断ったぐらいで斬り殺されてしまう、というような厳しいイメージがありますが、実はそんなことはありません
 
武士は酒ぐらい飲めるようになれ、と教えられるのではなく、武士の時代にも飲めない人間というのはいて、そういう人への配慮も決まっているのです。
 
もし、酒が飲めない人間が、武士の集まる酒の席に出席した時はどうするか。下戸の側も「私は下戸です」とは直接言いませんが、お酌をされる時に、お酌をする人の顔を見るのです。普通は盃のほうに目を下げるのが礼儀ですから、お酌する人に目を合わせるのは異例のことですが、これが「私は飲めません」の合図なのです。
 
そして、酌をする人もその合図を察知して、口をつける程度にしか注がない。それについて、亭主やその場にいる人たちも、「おい、注いでないぞ」とは言わない。それで「注いで飲んだことにする」のです。
 
これが、武家の礼法です。

 
 

<<続きはこちら>>

この記事が気に入ったらいいね!してくださいね。

最新の面白い記事をお届けします!
  • Facebook
  • Twitter
  • Google +
  • はてブ
  • Pocket
こちらの記事もおすすめ
人気の記事を見てみよう!

Sorry. No data so far.

ページトップに戻る