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歌人・若山牧水が愛したふるさと、宮崎県日向市の観光地10選

By - @Heaaart編集部  公開:  更新:

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宮崎県日向市は、太平洋の絶景と温暖な気候に恵まれた町。歌人・若山牧水のふるさととしても知られ、その足跡を偲んで多くのファンが訪れます。また、日向灘や緑豊かな山々といった広大な自然をはじめ、歴史的建造物なども多い日向市は、観光地の宝庫!

今回は、なかでもおススメの観光スポットを厳選してご紹介します。ふるさとの原風景に出会える魅力的なスポットもたくさん!日向市観光にぜひお役立てくださいね。

1.日向岬

 
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出典 photoAC

日豊海岸国定公園にある「日向岬」は、日向市で必ず訪れたい観光スポット。日本のふるさとを感じさせる日向灘の絶景が見られることで知られています。

観光の目玉は、なんと言っても「馬ヶ背」。岩肌の色や形状から名付けられたという柱状節理の70mにもおよぶ絶壁は、日本一の高さを誇ります。「馬ヶ背展望所」から見える切り立った崖と入り江の景色はまさに圧巻!福井県の「東尋坊」にも見劣りしない迫力のパノラマです。

岬にある「細島灯台」も、眼下に美しい海岸線が見渡せるおススメのスポット。自然の偉大さに触れられる日向市随一の観光名所を訪ねない手はありませんよ。

【日向岬の基本情報】

 名称:日向岬

 住所:宮崎県日向市細島

 公式・関連URL:http://www.hyuga.or.jp/

2.願いが叶うクルスの海

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出典 photoAC

「日向岬」と並ぶ人気の観光地が「願いが叶うクルスの海」。訪れると願いが叶うという言い伝えがあり、観光客が後を絶ちません。青々と広がる海と周囲の緑が美しく、日向市民にもふるさとを代表する絶景スポットとして知られています。

侵食された岩場に十字に入り込んだ海の形状から、ポルトガル語で「十字」を指す「クルス」と名付けられたという「クルスの海」。周囲の岩場と合わせると「叶」という漢字にも見えることから、願いが叶うパワースポットとして人気を博しています。

展望台には、訪れた人たちの願いが叶うようにと日向市が設置した「クルスの鐘」もあるので、願掛けにもピッタリですよ!

【願いが叶うクルスの海の基本情報】

名称:願いが叶うクルスの海

住所:宮崎県日向市細島

公式・関連URL:http://www.hyuga.or.jp/

3.美々津の町並み

美々津は日向市を流れる耳川の河口に位置し、江戸から明治・大正時代にかけて港町として栄えた地域。 隆盛を極めた往時がしのばれる「美々津の町並み」は、日向市の歴史を語る上で外せない観光スポットです。

関西との交易が盛んだったことから、京都や大阪の町家造りが取り入れられ、昔懐かしい日本のふるさとを感じさせる佇まいに思わずほっこり。

また、「日向市歴史民俗資料館」も見どころのひとつ。幕末に建てられた廻船問屋「河内屋」を復元したもので、当時の商家の暮らしぶりを垣間見ることができます。2階からは美々津の海も眺められるので、ぜひ足を運んでみたいですね。

4.日向サンパーク

「日向サンパーク」は、日向市にある複合レクリエーション施設。敷地内にはオートキャンプ場や公園のほか、テニスコートやグラウンドゴルフ場、温泉などもあり、子供から大人までたっぷりと観光を楽しめます。

温泉施設「お舟出の湯」は、お風呂につかりながら雄大な海の景色が眺められるとあって観光客に大人気!公園には遊具もたくさんあり、休日には子どもたちの歓声で賑わいます。ここだけで色んな楽しみ方が出来るので、短い休日を利用してふるさとを訪ねる人たちや日向市民の憩いの場所としても親しまれる「日向サンパーク」。近くには道の駅もあるので、お土産を買うのにも便利ですよ。

【日向サンパークの基本情報】

 名称:日向サンパーク

 住所:宮崎県日向市幸脇303-5

 公式・関連URL:http://hyugasunpark.wixsite.com/sunpark/blank-1

5.お倉ケ浜海水浴場

宮崎県屈伸のサーフスポットとして有名な「お倉ケ浜海水浴場」。年間を通していろいろな波が楽しめるので、日向市はもとより、遠方からも多くのサーファーが詰めかけます。

全長4kmにも及ぶ白浜のビーチは、「日本の渚・百選」や「白砂青松百選」にも選定された、ふるさとの誇りとも言える美しい景観が特徴。日向市の観光名所として、夏には多くの人々で賑わいます。海岸沿いにある日向市営のビーチハウス「マリンウエーブ」には、ロッカー室やトイレ、シャワーなどもあって便利!気軽に海水浴が楽しめるおすすめの観光スポットです。

【お倉ケ浜海水浴場の基本情報】

 名称:お倉ケ浜海水浴場

 住所:宮崎県日向市平岩12298-6

 公式・関連URL:http://www.hyuga.or.jp/

6.大御神社

「日向のお伊勢さま」という愛称で日向市民に親しまれている「大御(おおみ)神社」は、日向市でも指折りの観光地。ふるさとを代表する神社と言っても過言ではありません。大海原を眺望するように海に向かって建つ社殿は、威風堂々として神秘的な雰囲気に包まれています。

観光の目玉は、「君が代」にも歌われる「さざれ石」群。なかでも境内の西側奥にある「神座」はパワースポットとしても知られ、一見の価値ありです。また、親・子・孫の三世代に見立てた「三代の亀岩」も見どころのひとつ。長い年月をかけて自然が作り上げた造形美は、きっと記憶に残ることでしょう。

【大御神社の基本情報】

名称:大御神社

住所:宮崎県日向市日知屋1

公式・関連URL:http://www.oomijinja.jp/

7.牧水公園・牧水生家

豊かな自然に囲まれた「牧水公園」は、日向市の家族連れに人気の観光スポット。毎年4月にはつつじ祭りが開催され、多くの観光客で賑わいます。名前はもちろん、日向市を代表する偉人・若山牧水に由来。園内のいたるところで歌碑が見られます。展望台からは牧水が愛したふるさと・日向市の景色を一望でき、のんびりと過ごすのにピッタリ。園内には「若山牧水記念文学館」、さらに施設の正面には牧水の生家などもあり、偉大な歌人の足跡に触れることができますよ!
テニスコートや草スキー場、夏季限定の河川プールにバーベキュー場など、レクリエーション施設も満載!コテージやキャンプ場もあるので宿泊も可能です。

【牧水公園の基本情報】

名称:牧水公園

住所:宮崎県日向市東郷町坪谷1267

公式・関連URL:http://tougoutown-bokusuipark.webnode.jp/

8.米の山

日向岬で一番高い場所に位置する「米の山」は、日向市を一望できる絶景スポット!「馬ヶ背」や「クルスの海」からも近いので、合わせて観光するのがおススメです。山頂までのドライブコースも心地よく、良く晴れた日にはもってこい。頂上には、愛しいふるさとの町並みを眺めるかのように若山牧水の歌碑も建ち、目いっぱい観光気分が味わえますよ。

駐車場から散策路を5分ほど歩いたところにある展望台からは、眼下に青々とした海や入り組んだ海岸線が臨め、思わず息をのむほど!日向市を訪れたら見逃せない絶景です。パラグライダーの競技が行われる山としても知られる「米の山」。夜景も素敵なので、ぜひ訪ねてみてくださいね。

【米の山の基本情報】

名称:米の山

住所:宮崎県日向市知屋686-159

公式・関連URL:http://www.hyuga.or.jp/

9.観音滝

「観音滝」は、雄大な自然に恵まれた日向市の、ふるさとを代表する滝です。山中にひっそりとたたずむ滝ですが、落差はなんと30m近くもあり、勢いよく流れ落ちる水の音はなんとも涼しげ。夏の暑い盛りにぜひ訪れたい観光スポットです。

「観音滝」があるのは、日向市駅から車で約30分ほどの大谷地区。緑豊かな集落を抜けて、10分ほど山中へ進んだことろにあります。白い水しぶきとエメラルドグリーンの滝つぼ、そして山々の緑が目にも鮮やか!滝の水量は季節によっても違うそうなので、観光に訪れる度に新しい発見ができそうですね。

【観音滝の基本情報】

名称:観音滝

住所:宮崎県日向市東郷町大谷地区

公式・関連URL:http://www.hyuga.or.jp/

10.日向市細島みなと資料館

市指定文化財にもなっている「日向市細島みなと資料館」は、大正10年に建てられた「旧高鍋屋旅館及び附属屋」を修理・復元したもの。平成11年には資料館としてオープンし、日向市を訪れる観光客を迎えています。

本館は木造3階建てで、宮崎県内でも2棟しか残っていないほど珍しいものなのだとか。平屋の付属屋には、台所、厠、風呂場などがあり、当時の生活をうかがい知ることができます。正面玄関の三輪氏の紋入の軒瓦や、「唐破風」と呼ばれる特徴的な屋根なども見どころのひとつ。ノスタルジックな雰囲気は、ふるさとを訪ねているような懐かしい気分にさせてくれることでしょう。

【日向市細島みなと資料館の基本情報】

名称:日向市細島みなと資料館

住所:宮崎県日向市細島803-1

公式・関連URL:http://www.hyuga.or.jp/

◎まとめ

ふるさと・日向市をこよなく愛した若山牧水。山や海などの豊かな自然や文化に恵まれ、観光資源も豊富な日向市。旅好きで知られた牧水が、いつまでもふるさとを想ったのも不思議ではありませんね。時の流れがゆったりと感じられ、癒しの旅にはぴったりなので、観光も兼ねて、一度訪ねてみてはいかがですか?

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