余命宣告を受けた祖母と『最後の思い出』を作る孫 家族愛を描いた漫画に、涙 By - grape編集部 公開:2018-12-04 更新:2018-12-04 おばあちゃん家族愛 Share Tweet LINE 【おばーちゃんへ】大好きなおばーちゃんへのお手紙です。 今年の6月にがんの診断を受け、その時点で、もうわずかだとわかってたので、心の準備をしてきました。夏には沖縄や大阪から妹と姪っ子・甥っ子ちゃんたちが会いに来て、たくさん笑いあいすごく幸せでした。会わせてあげられて良かった。⇒ pic.twitter.com/hVGvCK0l0M — 明@Ming (@rikukamehameha) November 30, 2018 今回の漫画を投稿するにあたって、明さんは自身の想いについてこのようにつづりました。 今年の6月にがんの診断を受け、その時点でもうわずかだと分かっていたので、心の準備をしてきました。 夏には沖縄や大阪から妹と姪っ子、甥っ子ちゃんたちが会いに来て、たくさん笑いあい、すごく幸せでした。会わせてあげられてよかった。 悔いのないよう、まったくは無理でも少しでも減らせるように、一緒に日々を重ねてきました。 夏をこえ、秋を迎え、体は確実に弱っていたけど、それでも会いに行くと起きてきて、ちゃんと私の顔を見て笑ってくれました。一緒にご飯を食べたり、おしゃべりしたり。幸せでした。 それでも6月から数えてまだ5か月。やれたこともたくさんあったけど、もっと一緒にいたかったし、してあげたいこともたくさんあった。さびしいし、悲しい。 これからもっと実感が深まるのかもしれないけど、いま描けること、伝えたいことは、ただ「だいすきだよ、おばーちゃん」。 愛する家族に囲まれ、最期のその時までたくさんの思い出を作った祖母。きっと、幸せな気持ちで空へ旅立っていったことでしょう。 家族愛の尊さが伝わる作品に多くの人が心打たれ、投稿にはおよそ2万の「いいね」が寄せられました。 命あるものは、いつか必ず終わりが訪れます。ですが、命が有限だからこそ、人はいまこの一瞬を大切にできるのかもしれません。 そして、人が生前に残した言葉や思い出は、いままで関わったたくさんの人の心にずっと残り続けるはずです。 明さんの他の作品は、コチラから 「あのころもらった、いろんな人のたくさんの優しさを子どもたちに伝えたい」と語る明さん。自分を育ててくれた『人』への感謝や感動を込めたという、漫画家としてのデビュー作はコチラから読むことができます。 学校の先生や先輩、友達、仲間たち、社会人になってからは、先輩たちや同僚、患者さんの存在が、私を育ててくれました。 言葉ではその思いや感動をうまく伝えられなくて、いつも漫画にしています。 デビュー作のリヒトには、そうしたたくさんの「人」への思いをこめました。https://t.co/hEGK30CU3v — 明@Ming短編集①~③配信中 (@rikukamehameha) October 13, 2018 また、生徒たちの旅行に同行する看護師の仕事を描いた『漫画家しながらツアーナースしています。』も連載中。ぜひ、あわせてご覧ください。 【連載開始でーす(*´∀`)】『漫画家しながらツアーナースしています。』始まりましたー(ФωФ) 本日第1話更新。次は、今週末の土曜日!!! 毎週土曜日に最新話でますのでお楽しみにー!!! 「そういや、移動教室に看護師さんいたなー」という思い出の裏側を語ります!どんぞ!https://t.co/VKEIAvADYN — 明@Ming短編集①~③配信中 (@rikukamehameha) 2018年10月22日 1 2 出典grape/@rikukamehameha Share Tweet LINE
今回の漫画を投稿するにあたって、明さんは自身の想いについてこのようにつづりました。
今年の6月にがんの診断を受け、その時点でもうわずかだと分かっていたので、心の準備をしてきました。
夏には沖縄や大阪から妹と姪っ子、甥っ子ちゃんたちが会いに来て、たくさん笑いあい、すごく幸せでした。会わせてあげられてよかった。
悔いのないよう、まったくは無理でも少しでも減らせるように、一緒に日々を重ねてきました。
夏をこえ、秋を迎え、体は確実に弱っていたけど、それでも会いに行くと起きてきて、ちゃんと私の顔を見て笑ってくれました。一緒にご飯を食べたり、おしゃべりしたり。幸せでした。
それでも6月から数えてまだ5か月。やれたこともたくさんあったけど、もっと一緒にいたかったし、してあげたいこともたくさんあった。さびしいし、悲しい。
これからもっと実感が深まるのかもしれないけど、いま描けること、伝えたいことは、ただ「だいすきだよ、おばーちゃん」。
愛する家族に囲まれ、最期のその時までたくさんの思い出を作った祖母。きっと、幸せな気持ちで空へ旅立っていったことでしょう。
家族愛の尊さが伝わる作品に多くの人が心打たれ、投稿にはおよそ2万の「いいね」が寄せられました。
命あるものは、いつか必ず終わりが訪れます。ですが、命が有限だからこそ、人はいまこの一瞬を大切にできるのかもしれません。
そして、人が生前に残した言葉や思い出は、いままで関わったたくさんの人の心にずっと残り続けるはずです。
明さんの他の作品は、コチラから
「あのころもらった、いろんな人のたくさんの優しさを子どもたちに伝えたい」と語る明さん。自分を育ててくれた『人』への感謝や感動を込めたという、漫画家としてのデビュー作はコチラから読むことができます。
また、生徒たちの旅行に同行する看護師の仕事を描いた『漫画家しながらツアーナースしています。』も連載中。ぜひ、あわせてご覧ください。