子どもが発達障害と診断され、自殺を図った母 医者の言葉に涙する By - grape編集部 公開:2019-07-05 更新:2019-07-05 医者発達障害自閉症 Share Tweet LINE 生まれつきの脳機能の違いから起こる、自閉症やアスペルガー症候群、ADHD(注意欠如・多動性障害)などの発達障害。 厚生労働省によると自閉症は100人に1、2人ほど存在しており、決して珍しい症状ではありません。 きよきよ(@kiyokiyokingdom)さんも、自閉症の子どもを育てる1人。自身の経験を元に、発達障害に関する漫画をTwitterに投稿しています。 発達障害についての漫画に、当事者から共感の声 「泣いて親に訴えたい」「本当にそれ」 漫画を通して発達障害の当事者や、発達障害の子どもを持つ人に勇気を与えている、きよきよさん。 ですが、きよきよさん本人も、子どもが自閉症であることにショックを受け、追い詰められていた過去がありました。 発達障害の子を持つ人が救われた『医師のひと言』 親であれば、きっと誰もが子どもが健やかに育つことを願うでしょう。 子どもに障害があると知り、ショックを受けたり、認めることができなかったりする親は少なくありません。 息子さんが自閉症と診断されたころ、きよきよさんはひどく落ち込み、心を病んでしまったといいます。 【私を救った言葉】今でこそ悟ったような事を言っていますが私もまた息子の『発達障がい』を受容できずにいた一人です。今、苦しんでいるパパママに伝えたい事#発達障がい #自閉症 #自閉症スペクトラム #高機能自閉症 pic.twitter.com/zKwnifV7gq — きよきよ@7月踊り子 (@kiyokiyokingdom) June 27, 2019 「自分のせいで、子どもが障害を持ってしまったのかも」「これからどうすればいいんだろう」「うちの子は病気なんかじゃない」…子どもの障害を知った親は、どうしても責任や不安を感じてしまうもの。 きよきよさんは発達障害に関する専門書を読み漁るうちに、何度も自殺を図るほど追い詰められてしまいました。 そんなきよきよさんを救ったのは、心療内科の医師。なんと、医師はきよきよさんが持っている専門書をすべて捨てると、こういったのです。 「もう育児書や専門書を読むのはやめなさい」 きっと、きよきよさんは専門書を読むうちに「こうしなければ」と無意識のうちに自分を追い詰めていたのでしょう。 きよきよさんの不安やあせりを見抜いたのか、医師は「お母さん、あんた偉いよ」と声をかけてくれたといいます。 投稿は1万回以上拡散され、多くの当事者や関係者から共感する声が寄せられました。 ・自分も専門書をたくさん読みました。いくら調べても、結局は我が子を見ないと答えは出ないことに気付きました。 ・いい先生に出会えて本当によかったですね。「理想なら誰でも語れる」は、まさにその通りです。 ・介護についても同じことがいえますね。本に書いてあることがうまくいくなら苦労しないです…。 ・漫画を読んでハッとしました。自分の中の絶望感が薄まった気がしました。 きよきよさんの作品を通して、より多くの人が医師の言葉に救われたようです。 この瞬間も、子どもの発達障害で悩んでいる親は多くいることでしょう。『正しい子育て』について悩んでいる時は、出口の見えない暗いトンネルを歩いているかのような気持ちになります。 ですが、子育てに正解はありません。ありのままの我が子と向き合い、人それぞれ異なる特性を把握することで、自分なりの道が見つかるはずです。 出典grape/@kiyokiyokingdom Share Tweet LINE
生まれつきの脳機能の違いから起こる、自閉症やアスペルガー症候群、ADHD(注意欠如・多動性障害)などの発達障害。
厚生労働省によると自閉症は100人に1、2人ほど存在しており、決して珍しい症状ではありません。
きよきよ(@kiyokiyokingdom)さんも、自閉症の子どもを育てる1人。自身の経験を元に、発達障害に関する漫画をTwitterに投稿しています。
発達障害についての漫画に、当事者から共感の声 「泣いて親に訴えたい」「本当にそれ」
漫画を通して発達障害の当事者や、発達障害の子どもを持つ人に勇気を与えている、きよきよさん。
ですが、きよきよさん本人も、子どもが自閉症であることにショックを受け、追い詰められていた過去がありました。
発達障害の子を持つ人が救われた『医師のひと言』
親であれば、きっと誰もが子どもが健やかに育つことを願うでしょう。
子どもに障害があると知り、ショックを受けたり、認めることができなかったりする親は少なくありません。
息子さんが自閉症と診断されたころ、きよきよさんはひどく落ち込み、心を病んでしまったといいます。
「自分のせいで、子どもが障害を持ってしまったのかも」「これからどうすればいいんだろう」「うちの子は病気なんかじゃない」…子どもの障害を知った親は、どうしても責任や不安を感じてしまうもの。
きよきよさんは発達障害に関する専門書を読み漁るうちに、何度も自殺を図るほど追い詰められてしまいました。
そんなきよきよさんを救ったのは、心療内科の医師。なんと、医師はきよきよさんが持っている専門書をすべて捨てると、こういったのです。
「もう育児書や専門書を読むのはやめなさい」
きっと、きよきよさんは専門書を読むうちに「こうしなければ」と無意識のうちに自分を追い詰めていたのでしょう。
きよきよさんの不安やあせりを見抜いたのか、医師は「お母さん、あんた偉いよ」と声をかけてくれたといいます。
投稿は1万回以上拡散され、多くの当事者や関係者から共感する声が寄せられました。
・自分も専門書をたくさん読みました。いくら調べても、結局は我が子を見ないと答えは出ないことに気付きました。
・いい先生に出会えて本当によかったですね。「理想なら誰でも語れる」は、まさにその通りです。
・介護についても同じことがいえますね。本に書いてあることがうまくいくなら苦労しないです…。
・漫画を読んでハッとしました。自分の中の絶望感が薄まった気がしました。
きよきよさんの作品を通して、より多くの人が医師の言葉に救われたようです。
この瞬間も、子どもの発達障害で悩んでいる親は多くいることでしょう。『正しい子育て』について悩んでいる時は、出口の見えない暗いトンネルを歩いているかのような気持ちになります。
ですが、子育てに正解はありません。ありのままの我が子と向き合い、人それぞれ異なる特性を把握することで、自分なりの道が見つかるはずです。