上司から『不快すぎるセクハラ』を受けた19歳女性 父親に教わった対処法を試すと… By - grape編集部 公開:2019-11-12 更新:2019-11-12 セクハラ Share Tweet LINE ※ 写真はイメージ ある女性が、10代の頃に体験した出来事をTwitterに投稿。 考えさせられる内容に、世界中の人々から反響が寄せられました。 男性上司のセクハラ発言 Twitterに自身の体験を投稿したのは、ヘザー・トンプソン・デイ(@HeatherTDay)さんです。 ヘザーさんが19歳だった頃、当時ラジオ局で一緒に仕事をしていた40代の上司から、こんな言葉を投げかけられたといいます。 「きみはテレフォンセックスオペレーターになるべきだ」 『テレフォンセックスオペレーター』とは、電話で異性と性的な会話などを楽しむ職業。 上司の発言に「意味が分からない」とヘザーさんが答えると、上司は「冗談だよ」といって笑ったといいます。 ※写真はイメージ 笑みを浮かべる上司に、ヘザーさんは真顔で「詳しく説明してもらえますか」と告げます。とたんに、上司は笑うことをやめたのでした。 When I was 19 my boss said I should be a phone sex operator & laughed. I said “I don’t get it” He said “it’s a joke” I said “explain it to me” & that’s how I learned that once sexual harrassers have to explain why their inappropriate jokes are funny, they stop laughing. — Heather Thompson Day (@HeatherTDay) 2019年11月8日 ヘザーさんは、当時のエピソードを振り返り、次のような考えをつづっています。 その出来事によって、私は『セクハラ』という不適切なジョークについて「何がおかしいのか」を説明させようとすると、相手が笑わなくなることを学びました。 @HeatherTDay ーより引用(和訳) 性的な嫌がらせを指す『セクシャルハラスメント』(通称・セクハラ)を受けたヘザーさんは、とても不快な思いをしたことでしょう。 上司の不適切な発言を流すことなく、き然とした態度を見せたヘザーさんの行動に、ネット上ではさまざまなコメントが寄せられています。 ・素晴らしい対応だと思う。若かりし頃のあなたの勇気に、敬意を払いたい! ・よく耐えたね。相手を不快にさせる発言は、冗談に入らないと思う。 ・私も上司からセクハラな発言を受けたことがある。その発言の意図を問いただしたら、同じように押し黙っていた。 ヘザーさんが、上司からのセクハラに屈することなく立ち向かった背景には、父親の教えがありました。 My dad just told me “never laugh. They will mistake your nervous laughter as compliance. Instead, pretend you don’t get it, and watch them explain to you why you should be laughing.” I’ve used this advice my whole life since. — Heather Thompson Day (@HeatherTDay) 2019年11月8日 私のお父さんは「(セクハラを受けた時に)決して笑わないで。 彼らはあなたが笑うのを見て、『この人にはこういう冗談をいってもいいんだ』と勘違いするから。笑う代わりに、あなたは理由を問いかけ、説明をうながすといい」と教えてくれました。 @HeatherTDay ーより引用(和訳) 「人生の時々で、そういった父親の教えを参考にしてきた」とヘザーさんは語っています。 コミュニケーションのつもりでも、相手を不愉快にさせる冗談は、双方にとって望ましくない事態を引き起こしかねません。 相手に不快な思いをさせないよう気を付けることはもちろん、自らも不適切な冗談を笑いでごまかすことなく、流れを断ち切る勇気が必要でしょう。 出典grape/@HeatherTDay Share Tweet LINE
ある女性が、10代の頃に体験した出来事をTwitterに投稿。
考えさせられる内容に、世界中の人々から反響が寄せられました。
男性上司のセクハラ発言
Twitterに自身の体験を投稿したのは、ヘザー・トンプソン・デイ(@HeatherTDay)さんです。
ヘザーさんが19歳だった頃、当時ラジオ局で一緒に仕事をしていた40代の上司から、こんな言葉を投げかけられたといいます。
「きみはテレフォンセックスオペレーターになるべきだ」
『テレフォンセックスオペレーター』とは、電話で異性と性的な会話などを楽しむ職業。
上司の発言に「意味が分からない」とヘザーさんが答えると、上司は「冗談だよ」といって笑ったといいます。
※写真はイメージ
笑みを浮かべる上司に、ヘザーさんは真顔で「詳しく説明してもらえますか」と告げます。とたんに、上司は笑うことをやめたのでした。
ヘザーさんは、当時のエピソードを振り返り、次のような考えをつづっています。
@HeatherTDay ーより引用(和訳)
性的な嫌がらせを指す『セクシャルハラスメント』(通称・セクハラ)を受けたヘザーさんは、とても不快な思いをしたことでしょう。
上司の不適切な発言を流すことなく、き然とした態度を見せたヘザーさんの行動に、ネット上ではさまざまなコメントが寄せられています。
・素晴らしい対応だと思う。若かりし頃のあなたの勇気に、敬意を払いたい!
・よく耐えたね。相手を不快にさせる発言は、冗談に入らないと思う。
・私も上司からセクハラな発言を受けたことがある。その発言の意図を問いただしたら、同じように押し黙っていた。
ヘザーさんが、上司からのセクハラに屈することなく立ち向かった背景には、父親の教えがありました。
@HeatherTDay ーより引用(和訳)
「人生の時々で、そういった父親の教えを参考にしてきた」とヘザーさんは語っています。
コミュニケーションのつもりでも、相手を不愉快にさせる冗談は、双方にとって望ましくない事態を引き起こしかねません。
相手に不快な思いをさせないよう気を付けることはもちろん、自らも不適切な冗談を笑いでごまかすことなく、流れを断ち切る勇気が必要でしょう。