「言葉を失った」「考えさせられる」 自分の『サイン本』を古書店で発見した漫画家が? By - grape編集部 公開:2020-01-27 更新:2020-01-27 Share Tweet LINE 漫画家のコハラモトシ(@kohara_motoshi)さんが、漫画家になってからの実体験を漫画化。 内容に、さまざまな反響が寄せられています。 『漫画家になって一番ショックを受けた話』 ある日、古書店に立ち寄ったコハラさんは、自分の作品を見つけますが…。 「漫画家になって一番ショックを受けた話」 これは、ぼくからのお願いでもあります。 pic.twitter.com/DQdFtSKxS6 — コハラモトシ@アニワル単行本発売中!! (@kohara_motoshi) 2020年1月23日 古書店に売られていたのは、コハラさんが心を込めて書いたサイン付きの本でした。 その状況に複雑な思いを抱いたコハラさんは、サイン本を自分で購入したといいます。実録漫画の中で、コハラさんは「作者にとってサイン本が売りに出されるのは、心をえぐられるようにつらいこと」だとつづりました。 【ネットの声】 ・もしかしたら、遺品の可能性もあります。遺族が気付かずにサイン本を売りに出すパターンは多いので。 ・読んで言葉を失いました。「サインは作者が自分のためにわざわざ書いてくれたもの」だということを改めて考えさせられます。 ・自分も好きな作家のサイン本を所有していますが、家宝です。絶対に売りに出したくないと思っています。 実録漫画に対し、寄せられたコメントの中には「サイン本をもらった本人が売りに出していない可能性が高い」というものが多数見受けられました。 そういった声を受けて、コハラさんは次のようなコメントを続けて投稿。 みなさま 共感や温かいお言葉を、ありがとうございます!全てのコメントに返す事はできませんので、この場で少し補足させてください。 当時は、あまりのショックに立ちくらみ、夜も眠れませんでしたが…今は少しづつ傷も癒え、メンタルが安定してきましたので、こうして描く事ができました。 — コハラモトシ@アニワル単行本発売中!! (@kohara_motoshi) 2020年1月23日 ぼくは…犯人を探したいわけでも、責めるつもりもありません。 ただ…「なぜ売ったのだろう?」という純粋な疑問と、「売らないで欲しいな」という願いだけです。 売る方にも、色々な理由や事情があるとは思いますが…それでも、あなたの為にサインを書いた作家の事も考えて欲しいなと思います。 — コハラモトシ@アニワル単行本発売中!! (@kohara_motoshi) 2020年1月23日 みなさまからのお話を聞いて…相手にも色々な事情がある事から、「サイン本はずっと持ち続けろ」と強く言う事はできませんね。 正直…そうして手放すなら…「“ぼくの知らない所”で、密かに処分されるならいい」とも思っています。そうなる事は悲しいですが、知らなければ傷つく事もないですから。 — コハラモトシ@アニワル単行本発売中!! (@kohara_motoshi) 2020年1月25日 漫画では、“作家を代弁したようなお願い”になってしまいましたが…作家さんそれぞれに考えがありますし、この「ずっと大切にして欲しい」という想いは、ぼくの“エゴ”だとも感じました。 未熟さを実感したので、向き合い方を考えて成長し、創作活動を続けます!これからも、よろしくお願いします!😄 — コハラモトシ@アニワル単行本発売中!! (@kohara_motoshi) 2020年1月25日 コハラさんは、漫画に寄せられた意見をもとに「いろいろな考え方ができるようになりました。作家として未熟さや反省点を痛感したため、そこは見直したうえで創作活動を続けたいと思います」とつづりました。 サイン本がどういった経緯で売りに出されたのか、真相は分かりません。 しかし、多くの人が想像したように、サイン本を売りに出した人物にはやむを得ない事情があった可能性もあります。 サインなどの希少価値を持つものが手元にある場合は、もらった際の喜びや相手の気持ちを忘れず、大切にしたいですね。 出典grape/@kohara_motoshi Share Tweet LINE
漫画家のコハラモトシ(@kohara_motoshi)さんが、漫画家になってからの実体験を漫画化。
内容に、さまざまな反響が寄せられています。
『漫画家になって一番ショックを受けた話』
ある日、古書店に立ち寄ったコハラさんは、自分の作品を見つけますが…。
古書店に売られていたのは、コハラさんが心を込めて書いたサイン付きの本でした。
その状況に複雑な思いを抱いたコハラさんは、サイン本を自分で購入したといいます。実録漫画の中で、コハラさんは「作者にとってサイン本が売りに出されるのは、心をえぐられるようにつらいこと」だとつづりました。
【ネットの声】
・もしかしたら、遺品の可能性もあります。遺族が気付かずにサイン本を売りに出すパターンは多いので。
・読んで言葉を失いました。「サインは作者が自分のためにわざわざ書いてくれたもの」だということを改めて考えさせられます。
・自分も好きな作家のサイン本を所有していますが、家宝です。絶対に売りに出したくないと思っています。
実録漫画に対し、寄せられたコメントの中には「サイン本をもらった本人が売りに出していない可能性が高い」というものが多数見受けられました。
そういった声を受けて、コハラさんは次のようなコメントを続けて投稿。
コハラさんは、漫画に寄せられた意見をもとに「いろいろな考え方ができるようになりました。作家として未熟さや反省点を痛感したため、そこは見直したうえで創作活動を続けたいと思います」とつづりました。
サイン本がどういった経緯で売りに出されたのか、真相は分かりません。
しかし、多くの人が想像したように、サイン本を売りに出した人物にはやむを得ない事情があった可能性もあります。
サインなどの希少価値を持つものが手元にある場合は、もらった際の喜びや相手の気持ちを忘れず、大切にしたいですね。