『鬼滅の刃』20冊が盗まれた入浴施設 後日、犯人から届いたものとは By - grape編集部 公開:2020-10-22 更新:2020-10-22 犯罪 Share Tweet LINE 人気漫画『鬼滅の刃』20冊が盗まれた、山口県山口市にある日帰り温泉『おんせんの森』。 Twitterで盗難に遭ったことを明かし、警察には報告せずに、「もし持ち帰った本人がいたら戻してほしい」と呼び掛けていました。 すると、全国各地から漫画『鬼滅の刃』が送られてきて、合計140冊以上になったといいます。 『鬼滅の刃』が盗難に遭い誹謗中傷を受ける入浴施設 すると、思いもよらぬ出来事が! まさかの展開!犯人から連絡があり…? その後、『おんせんの森』からgrapeに「大きな展開があった」と連絡がありました。 なんと、盗んだ犯人から箱に詰められた漫画が戻ってきたというのです! 漫画の後ろには、ちゃんと『おんせんの森』のハンコが押されており、盗まれた漫画に間違いありません。 箱の中には、手紙が同封されていました。 「大ごとになっているのが怖くて返せなくなった」という犯人。 しかし、『おんせんの森』が警察には報告せずに戻ってくることを信じて待っていたことなどを知って、謝罪したいと思ったのでしょう。 その後、『おんせんの森』はTwitterでこのようにコメントしていました。 「犯人から電話があり、非常に反省していた。声も震えて、涙声だった。ここまで大きな問題になったので勇気を持ってきてくれたと思う。これがご本人ができた最大限の対応なのだと感じました」 また、ウェブサイトではこの1件に関し、必要以上の誹謗中傷をしないでほしいと呼びかけてました。 私の言動に対してもさまざまなご意見をいただきました。そのなかにあった誹謗中傷で日に日に精神が削られているのを感じました。きっと、ご本人も同じ想いをしたことと思います。つらい想いをさせました。 私からみなさまにお願いがあります。これ以上、その方に対して誹謗中傷をしないでいただけないでしょうか。私は、最初に発信したメッセージに「そっと返してください」と語りかけておりました。 この対応については、もちろん賛否があることと思います。しかしながら、私の本当の想いはご本人が改心をして本を返してくれることでした。ご本人が勇気をもって返してくれたということで、私の想いは遂げられました。 みなさまにおかれましても、このような経緯をご理解いただき、これ以上の誹謗中傷をしないようご配慮いただけますと幸いでございます。 盗むことは、犯罪にあたり許されることではありません。 ですが、被害を受けた『おんせんの森』の考え方や気持ちを大切にすることも必要でしょう。 『おんせんの森』の寛大な対応に、称賛の声が寄せられていました。 ・まさかの展開!よかったですね。素敵な対応だと思います。 ・返ってきて何よりです。スタッフの方の心掛けが素晴らしい。 ・SNSは励ますこともできれば人を傷付けることもできる道具。適切に使いたいですね。戻ってきてよかった! 今回は、返却されたことによって盗難に遭った『おんせんの森』は、相手を許しています。 必要以上に、第三者が誹謗中傷することを望んでいません。 盗んだ相手は、二度と同じようなことを繰り返さないようにしてほしいですね。 出典grape/@onsen_mori/[公式]おんせんの森|山口の日帰り温泉 Share Tweet LINE
人気漫画『鬼滅の刃』20冊が盗まれた、山口県山口市にある日帰り温泉『おんせんの森』。
Twitterで盗難に遭ったことを明かし、警察には報告せずに、「もし持ち帰った本人がいたら戻してほしい」と呼び掛けていました。
すると、全国各地から漫画『鬼滅の刃』が送られてきて、合計140冊以上になったといいます。
『鬼滅の刃』が盗難に遭い誹謗中傷を受ける入浴施設 すると、思いもよらぬ出来事が!
まさかの展開!犯人から連絡があり…?
その後、『おんせんの森』からgrapeに「大きな展開があった」と連絡がありました。
なんと、盗んだ犯人から箱に詰められた漫画が戻ってきたというのです!
漫画の後ろには、ちゃんと『おんせんの森』のハンコが押されており、盗まれた漫画に間違いありません。
箱の中には、手紙が同封されていました。
「大ごとになっているのが怖くて返せなくなった」という犯人。
しかし、『おんせんの森』が警察には報告せずに戻ってくることを信じて待っていたことなどを知って、謝罪したいと思ったのでしょう。
その後、『おんせんの森』はTwitterでこのようにコメントしていました。
「犯人から電話があり、非常に反省していた。声も震えて、涙声だった。ここまで大きな問題になったので勇気を持ってきてくれたと思う。これがご本人ができた最大限の対応なのだと感じました」
また、ウェブサイトではこの1件に関し、必要以上の誹謗中傷をしないでほしいと呼びかけてました。
私の言動に対してもさまざまなご意見をいただきました。そのなかにあった誹謗中傷で日に日に精神が削られているのを感じました。きっと、ご本人も同じ想いをしたことと思います。つらい想いをさせました。
私からみなさまにお願いがあります。これ以上、その方に対して誹謗中傷をしないでいただけないでしょうか。私は、最初に発信したメッセージに「そっと返してください」と語りかけておりました。
この対応については、もちろん賛否があることと思います。しかしながら、私の本当の想いはご本人が改心をして本を返してくれることでした。ご本人が勇気をもって返してくれたということで、私の想いは遂げられました。
みなさまにおかれましても、このような経緯をご理解いただき、これ以上の誹謗中傷をしないようご配慮いただけますと幸いでございます。
盗むことは、犯罪にあたり許されることではありません。
ですが、被害を受けた『おんせんの森』の考え方や気持ちを大切にすることも必要でしょう。
『おんせんの森』の寛大な対応に、称賛の声が寄せられていました。
・まさかの展開!よかったですね。素敵な対応だと思います。
・返ってきて何よりです。スタッフの方の心掛けが素晴らしい。
・SNSは励ますこともできれば人を傷付けることもできる道具。適切に使いたいですね。戻ってきてよかった!
今回は、返却されたことによって盗難に遭った『おんせんの森』は、相手を許しています。
必要以上に、第三者が誹謗中傷することを望んでいません。
盗んだ相手は、二度と同じようなことを繰り返さないようにしてほしいですね。