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「怖すぎる」 マッチングアプリで出会った人とLINEをしていると次第に…?

By - grape編集部  公開:  更新:

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外国人は、甘い言葉を並べて、短期間であおきさんの心を掴んでいきました。

次第に「ホテルを探してほしい」「荷物を預かってほしい」など、あおきさんへの依頼が増えていきます。さらには、「お金を立て替えてほしい」というのです。

疑念を抱くあおきさんに、外国人は「信じている」などの言葉をかけて次々とお金を振り込ませるように指示。

すると、あおきさんの友人から「それは詐欺だ」という連絡が届き、目を覚ましたといいます。

好きなものを我慢してまで貯めていたお金を詐欺で奪われてしまったあおきさん。やるせない思いだけが残ってしまったことでしょう。

この体験談に、たくさんのコメントが寄せられていました。

・第三者からしたら「なんで騙されるんだろう」って思うけど、こればかりは当事者にならないと分からないこともある。

・自分も似たような詐欺に引っかかりそうになったことがある。その時は送金で気づいたけど冷静さがないと難しい。

・「自分だけは詐欺に遭わない」って信じ込んでしまっているのも危険なんだろうな。

・巧妙な詐欺だな。怖すぎる。この注意喚起が広まってほしい。

このような手口は『国際ロマンス詐欺』ともよばれており、多くの被害者が出ているようです。

ジェトロ(日本貿易振興機構)では、具体的な手口を紹介しています。

・自身の資産や高額の贈り物、家財を日本に送付するための費用や手数料の支払い要求。

・現金や高価な贈り物が、積み替え港、到着港の税関で差し押さえられ、その関税や解除金、罰金を当局に支払う必要があるとして金銭を要求。

・任地(紛争発生国)から日本に渡航するための航空賃を要求。

・送った貨物の保険料として金銭を要求。

・出張先で至急現金が必要となる緊急事態が生じ、送金を要求。

・新たなビジネスのための機械を購入したが、持っていたカードが使用できないため、機械代金の立て替えを要求。

・別れた前妻との間の子供が重病で、その入院費用と治療費を要求。

・弁護士と名乗る者から、あなたの婚約者が海外の当局で拘束されたといって、その解放のための弁護士費用を要求。

国際的詐欺事件について(注意喚起) ーより引用

あおきさんが被害に遭った『荷物の保険料』の手口も入っています。

マッチングアプリの利用者には、素敵な出会いを求めて登録している人がほとんどでしょう。

しかし、中には悪用して詐欺に引っかかりそうな人を探している場合もあるかもしれません。

精神的に余裕がない場合、判断力が鈍ってしまうこともあります。誰にでも詐欺に引っかかる可能性はあるでしょう。

ネット上でのやりとりだけになるため、より一層注意しながら使用したいですね。

出典
grape@ippei_001ジェトロ(日本貿易振興機構)

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