「注文しなくていいから…」 寒空の下で待ち合わせする女性を店に招き? By - grape編集部 公開:2021-01-08 更新:2021-01-08 いい話コーヒー Share Tweet LINE 店主は淹れたてのコーヒーを前に、口にするよう勧めました。 「飲んでみて。人生初のドリップコーヒー。まずは砂糖もミルクも入れないで」 ※写真はイメージ これまで知っていたコーヒーとは別格の風味に驚いたぽんたさん。店主は「おいしいでしょ。それが本当のコーヒーの味なんだよ」と教えてくれたといいます。 そのコーヒーは、当時のお金で1杯600円のブルーマウンテンでした。 金額を知ったぽんたさんが、家族が来たら支払う旨を伝えると店主は…。 「いいの。僕が淹れたかったんだから。お客さん来ないからヒマでさ。それに、コーヒー好きな人を増やすのが楽しいんだよ」 きっと、本当にコーヒーが好きな店主なのでしょう。 目の前で、人生で初となるドリップコーヒーを飲むぽんたさんの姿を見届けられたことが、嬉しかったのかもしれません。 その後、渋滞に巻き込まれていた家族が1時間以上遅れて到着したといいます。 母親は「ぽんたは生真面目だから今頃、吹雪の中雪ダルマになっているんじゃないか」と心配していたそうです。 しかし、素敵な出会いと店主の優しさによって、ぽんたさんは心も身体も温まっていました。 横殴りに雪が叩きつけてくる吹雪の日には思い出す。私がまだ「お嬢さん」と呼んで頂けていた年齢の、携帯電話が世の中にまだ無い頃。 買い出しに行ったデパート前で待ち合わせているが、家族は来ない。待てど暮らせど、来ない。 吹雪の中震えながら立っている私にデパート横の珈琲店のマスターが — ぽんた (@Pontamama12345) January 6, 2021 投稿を読んだ人たちからは、感動の声がたくさん寄せられています。 ・素敵な話。マスターみたいな人になりたい。 ・短編小説を読んだかのように心が温まった。運命の出会いですね。 ・朝から泣いた。とても感動しました。いい話! ぽんたさんは、「店主の優しさとコーヒーは、温かい思い出として凍える日によみがえり続けています」とコメントしています。 「コーヒーを好きな人を増やしたい」という店主の想いは、ぽんたさんの投稿を介して多くの人に伝わったことでしょう。 寒い日の温かい思い出は、読んだ人の心も温めてくれたようです。 投稿全文はこちら 次のページへ 1 2 3 出典grape/@Pontamama12345 Share Tweet LINE
店主は淹れたてのコーヒーを前に、口にするよう勧めました。
「飲んでみて。人生初のドリップコーヒー。まずは砂糖もミルクも入れないで」
※写真はイメージ
これまで知っていたコーヒーとは別格の風味に驚いたぽんたさん。店主は「おいしいでしょ。それが本当のコーヒーの味なんだよ」と教えてくれたといいます。
そのコーヒーは、当時のお金で1杯600円のブルーマウンテンでした。
金額を知ったぽんたさんが、家族が来たら支払う旨を伝えると店主は…。
「いいの。僕が淹れたかったんだから。お客さん来ないからヒマでさ。それに、コーヒー好きな人を増やすのが楽しいんだよ」
きっと、本当にコーヒーが好きな店主なのでしょう。
目の前で、人生で初となるドリップコーヒーを飲むぽんたさんの姿を見届けられたことが、嬉しかったのかもしれません。
その後、渋滞に巻き込まれていた家族が1時間以上遅れて到着したといいます。
母親は「ぽんたは生真面目だから今頃、吹雪の中雪ダルマになっているんじゃないか」と心配していたそうです。
しかし、素敵な出会いと店主の優しさによって、ぽんたさんは心も身体も温まっていました。
投稿を読んだ人たちからは、感動の声がたくさん寄せられています。
・素敵な話。マスターみたいな人になりたい。
・短編小説を読んだかのように心が温まった。運命の出会いですね。
・朝から泣いた。とても感動しました。いい話!
ぽんたさんは、「店主の優しさとコーヒーは、温かい思い出として凍える日によみがえり続けています」とコメントしています。
「コーヒーを好きな人を増やしたい」という店主の想いは、ぽんたさんの投稿を介して多くの人に伝わったことでしょう。
寒い日の温かい思い出は、読んだ人の心も温めてくれたようです。
投稿全文はこちら