チューバを河原で吹いていると… おばあちゃんが渡した1枚の『メモ』が話題に By - grape編集部 公開:2021-04-14 更新:2021-04-14 おばあちゃん楽器 Share Tweet LINE チューバ奏者の、ダイキチ(@kichitubaman)さんが体験した、奇跡のような実話をご紹介します。 ダイキチさんが内容をTwitterへ投稿すると、「素敵」「涙が出てきた」といった声が寄せられました。 チューバ奏者の男性とおばあさんの実話 ある日、河原でチューバの練習をしていたダイキチさん。 すると、おばあさんが近付いてきて、こう話しかけられます。 「去年も、この辺りで練習をされてましたか?」 ※写真はイメージ 前年も河原で練習をしていたダイキチさんは、ほかに近くでチューバを吹く人はいなかったので、「おそらく自分です」と答えます。 すると、おばあさんは思い立ったように、メモに何かを書き出し、ダイキチさんに渡しました。 実際のメモがこちら。 『河原にてチューバ練習する男の子 チューバに空と雲を映して』 2020年1月 NHK短歌大会の特選二席になる そこには、ダイキチさんがチューバを吹く姿を見て詠んだ、おばあさんの『短歌』が。 そして、おばあさんは嬉しそうに「去年、ここで吹いていた君のことを詠んだ短歌が、NHKの大会で特選に選ばれたんよ」というのです! きっと、青空の下でチューバを吹くダイキチさんの姿に心奪われ、歌を詠んだのでしょう。 ダイキチさんが『第21回 NHK全国短歌大会』のウェブサイトで調べてみると、本当に特選作品に選ばれていたとのこと! 河原で個人練習してたら、おばあちゃんに声かけられて何かと思ったら去年もここで吹いてた君のことを詠んだ短歌がNHK大会で特選に選ばれたんよと嬉しそうに教えてくださいました、、、ありがとうございます、、こうして一人でも多くの人の心に何かを与えられる存在であり続けたいです。 pic.twitter.com/6BZr67js9V — ダイキチ@チューバ (@kichitubaman) April 11, 2021 まさか、自分の姿を詠った短歌が賞をもらい、その後おばあさんと遭遇するとは、ダイキチさんは夢にも思わなかったことでしょう。 ダイキチさんの音楽から始まった、感動の連鎖。 不思議な出来事に、ネット上ではこのような声が上がっています。 【ネットの声】 ・出先で泣きそうになりました。まさに奇跡みたいな体験ですね! ・おばあさんの詠んだ歌も素敵。さわやかな風と青空、そしてチューバの音色。全てが目に浮かびますね! ・美しい話をありがとう。心が洗われた気がします。 ちなみにこの後、ダイキチさんはおばあさんが音楽好きだと知り、松任谷由実さんの楽曲『春よ、来い』をチューバで演奏してあげたそうです。 偶然が重なって起こった、感動の連鎖に心が温かくなりますね。 出典grape/@kichitubaman Share Tweet LINE
チューバ奏者の、ダイキチ(@kichitubaman)さんが体験した、奇跡のような実話をご紹介します。
ダイキチさんが内容をTwitterへ投稿すると、「素敵」「涙が出てきた」といった声が寄せられました。
チューバ奏者の男性とおばあさんの実話
ある日、河原でチューバの練習をしていたダイキチさん。
すると、おばあさんが近付いてきて、こう話しかけられます。
「去年も、この辺りで練習をされてましたか?」
※写真はイメージ
前年も河原で練習をしていたダイキチさんは、ほかに近くでチューバを吹く人はいなかったので、「おそらく自分です」と答えます。
すると、おばあさんは思い立ったように、メモに何かを書き出し、ダイキチさんに渡しました。
実際のメモがこちら。
『河原にてチューバ練習する男の子
チューバに空と雲を映して』
2020年1月 NHK短歌大会の特選二席になる
そこには、ダイキチさんがチューバを吹く姿を見て詠んだ、おばあさんの『短歌』が。
そして、おばあさんは嬉しそうに「去年、ここで吹いていた君のことを詠んだ短歌が、NHKの大会で特選に選ばれたんよ」というのです!
きっと、青空の下でチューバを吹くダイキチさんの姿に心奪われ、歌を詠んだのでしょう。
ダイキチさんが『第21回 NHK全国短歌大会』のウェブサイトで調べてみると、本当に特選作品に選ばれていたとのこと!
まさか、自分の姿を詠った短歌が賞をもらい、その後おばあさんと遭遇するとは、ダイキチさんは夢にも思わなかったことでしょう。
ダイキチさんの音楽から始まった、感動の連鎖。
不思議な出来事に、ネット上ではこのような声が上がっています。
【ネットの声】
・出先で泣きそうになりました。まさに奇跡みたいな体験ですね!
・おばあさんの詠んだ歌も素敵。さわやかな風と青空、そしてチューバの音色。全てが目に浮かびますね!
・美しい話をありがとう。心が洗われた気がします。
ちなみにこの後、ダイキチさんはおばあさんが音楽好きだと知り、松任谷由実さんの楽曲『春よ、来い』をチューバで演奏してあげたそうです。
偶然が重なって起こった、感動の連鎖に心が温かくなりますね。