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先生の貼り紙に「センスよすぎて笑った」 再試の警告文に書かれていたのは…?

By - grape編集部  公開:  更新:

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「先生のセンスがありすぎて笑ってる」という一文とともに、Twitterに写真を投稿したのは、ひりゅー(@ikiryu_)さん。

日本史特講の先生が掲示した文章の内容に、投稿者さんは思わず笑ってしまったのだとか。

書かれている内容は、残念ながらテストで合格点に満たず、再試験を受けることになった人に向けた警告文。

投稿者さんを含む多くの人が笑ったのは、理由がありました。気になる文面が、こちらです。

何やら古めかしい文体でつづられた、再試験を受けていない生徒へのメッセージ。

そう…これは、1936年に発生した『二・二六事件』の際、クーデターを起こした下士官兵に向けて撒布されたビラ『兵ニ告グ』が元ネタ!

ラジオで流された『兵に告ぐ』という文章が要約されたものであり、クーデターをやめるよう説得したものです。

下士官兵ニ告グ

一、今カラデモ遅クナイカラ原隊ヘ帰レ

二、抵抗スル者ハ全部逆賊デアルカラ射殺スル

三、オ前達ノ父母兄弟ハ国賊トナルノデ皆泣イテオルゾ

二月二十九日 戒厳司令部

さすがは日本史特講の先生。元ネタの「オ前達ノ父母兄弟ハ国賊トナルノデ皆泣イテオルゾ」という文章と同様に、家族の存在を使って訴えかけています…!

ユーモアあふれる貼り紙は拡散され、多くの人が笑ってしまったようです。また、『兵ニ告グ』をパロディした生徒への警告文は、ほかの学校でも掲示されることがあるのだとか。

力の入ったこの貼り紙によって、何人もの生徒が再試験を申し込みに来るといいですね…!

出典
grape@ikiryu_

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