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知人から『サインと印鑑』を求められた新成人 やり取りに「ゾッとした」「広まってほしい」

By - grape編集部  公開:  更新:

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大人になるということは、自身で判断できることが増えるということ。しかし、自由には責任が伴います。

未成年は判断能力が不十分とされ、法律行為において代理人である保護者の同意が必要になりますが、成人後はよくも悪くも自身で決めなくてはならないのです。

留吉(@masa1xkane)さんが描いたのは、自身が20歳だった頃に経験した、背筋が凍るエピソードでした。

保証人の話を持ち掛けられた女性を救った『祖母の一言』

当時、20歳の誕生日を迎え、成人したばかりだった留吉さん。

趣味で同人誌の即売会に参加していたところ、長年付き合いのあった年上の知人から、あるお願いをされました。

知人からのお願いの内容…それは、「書類にサインと印鑑を記入してほしい」というものだったのです。

留吉さんが手渡されたのは、保証人、もしくは連帯保証人の引受承諾書。

保証人と連帯保証人は責任の範囲が異なりますが、どちらも主債務者が返済できない場合、代わりに返済をするという義務を負います。

いくら主債務者である知人が「迷惑はかけない」と主張しても、何が起きるかは分かりません。サインしてしまえば、留吉さんが大変な目に遭う可能性もあるでしょう。

断りづらい状況で、留吉さんは祖母の「印鑑を押すたびに寿命が縮むと思いなさい」という言葉を思い出し、なんとかことなきを得たのだそうです。

保証人になる恐ろしさと、まだ判断力が低い新成人を狙ったであろう知人の行為を描いたエピソードに、多くの人から反響が上がっています。

・あえて新成人を狙うところにゾッとした…。サインしなくて本当によかった。

・「絶対に迷惑はかけない」という言葉は、基本的に信用してはならない。

・祖母の言葉は本当にその通り。この言葉が若い人に広まってほしい!

2022年4月に成人年齢が引き下げられ、18歳から成人として認められるようになりました。

そんな中、ネットで続出しているのは「今まで以上に、まだ判断力の低い新成人が、悪い大人からターゲットにされるのではないか」という不安。

一度の契約によって、人生の歯車を狂わされてしまった人は少なくありません。

大げさだと思わずに、「印鑑を押すたびに寿命が縮む」という意識を持っていたほうが安全といえるでしょう。

出典
grape@masa1xkane

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