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猫を肩に乗せた高校生 社会人になったら…「どうしてこうなった」

By - grape編集部  公開:  更新:

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本来の自分を見せるため。

Rok0さんは、着ぐるみを身に着け始めた理由をそう述べています。

生まれた時から自己表現がとても苦手で、小学3年生の頃にADHD(注意欠如多動症・多動症)と診断されたRok0さん。これからどうすればいいのか、全く見当がつかず絶望したのを、ハッキリと覚えているといいます。

小学校でも集団に馴染めず、教室の隅が定位置。「中学でも特に変わらず、流行にも疎く、イジメの対象によくなるタイプだった」と振り返ります。

落ち込む小学生の写真

※写真はイメージ

高校でようやく数名と仲よくなれたものの、2年生の時からの担任と相性が悪く、学校が嫌になり、またしても人生に絶望しかけました。

文化祭や体育祭でも本来の自分を出すことができず、単独行動が多かった上、何にも興味関心を示そうとしない。面倒な生徒だったんだと思います。

自分でもどうすればいいか分からない日々を送り、不登校になりかけた時もありました。

そんな時に出会ったのが、着ぐるみ系の芸能事務所風サークル『プロダクション体育館』の動画。疲れきった心が癒されるのを感じ、着ぐるみに魅力を感じた瞬間でした。

生まれてからずっと追い求めて、苦しみ、もがいて、掴み取った自分の居場所。それがこの界隈であり、着ぐるみなんです。

当然不安もありました。全く知らないところに飛び込むわけですから…。

そんな不安も、動物系キャラクターが好きな人々が集うイベント『JMoF』に参加したことで吹っ切れ、「自分はここでしか生きていけない」と実感。

自分を晒け出せる場所を見つけられたことに感謝し、「今までの、引っ込み思案で、自信がない自分はすべて過去に棄て、コミュニケーションの中心になれるよう、前を向いて、笑顔で歩んでいきたいです」と胸中を述べています。

いい出会いに救われたRok0さん。着ぐるみのおかげで、これからも豊かな人生を歩んでいけることでしょう。

幸せの形は人の数ほどあるので、あなたも自分なりのビフォーアフターを目指してみてはいかがでしょうか。

出典
grape@Rok0_605

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