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「この10億円で結婚してください」 危ないニオイ満載のプロポーズ、込めた想いが?【黒崎さん】

By - grape編集部  公開:  更新:

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――『胸キュン』とコメディのバランス、キャラクターの描写など、作品を通してこだわっている部分があれば教えてください。

コメディシーンはテンポよく、『胸キュン』シーンはなるべくコメディを控えてじっくり描くことでメリハリをつけています。

それと個人的にキャラがカッコいい、かわいいだけより隙や面白い面があるほうが愛着が湧くので、どのキャラも大小があれどコミカルな部分も持ってもらっています(悪役除く)。

――岡田先生にとって、2人はそれぞれどんな存在でしょうか?

黒崎さんはビジュアルも性格も自分の好きな要素を詰め込んだキャラなので、『推し』に近い存在かもしれません。

でも盲目的になりすぎると客観視できなくなるので、時には冷静な目で見るようにしています(笑)。

また彼の作家としての悩みやスタンスは、私自身の考えや経験も取り入れています。

小春はちょっと言語化するのが難しいんですが…黒崎さんに幸せをもらって黒崎さんを幸せにして、たくさん幸せになってね、という想いです。描くほどに彼女に対する愛情が増しています。

漫画『黒崎さんの一途な愛がとまらない』の画像

©岡田ピコ/COMICポラリス

――ドラマ化にあたり、個人的に楽しみにされている部分や、原作ファンの方に特に見どころとして注目してほしい点について教えてください。

黒崎さんのカッコよさとズレてるポンコツさのギャップを実写で拝見できるのが楽しみです。

そんな黒崎さんに翻弄されつつときめいてしまう小春も。そして2人の不器用でピュアな恋に笑ってときめいてもらえたら嬉しいです!

――最後に、岡田先生がこの作品を描き続ける原動力や、読者の方に届けたい想いなどがあればお聞かせください。

漫画家デビューした雑誌(※ポラリスではなく他社雑誌)で連載を獲得することができず、何年もずっと読み切りを描いていました。

熾烈(しれつ)な掲載枠争いの中、段々選考会に通ることだけを意識した作品作りをするようになり、掲載されても反応も手応えもなく、暗中模索状態になってしまいました。

もう諦めるしかないのかもしれないと心が折れかけた頃、現在の担当編集さんに「うちで漫画を描きませんか」と声をかけていただいたんです。そして「何を描いたらいいか分からない」と言う私に「好きなものを描いてください」と仰ってくださいました。

その言葉に「ああ好きなものを描けばいいんだ、好きなものを描いていいんだ」と目の前が開けた気持ちになりました。本当にありがたかったです。

それからは、自分の好きという気持ちを軸にして、読者様に楽しんでもらえる作品を作ることを目標にしています。好きだという熱量は、きっと読んでくれた方に伝わるんじゃないかと思っています。

岡田先生のキャラクターに対するリスペクトや、「好きだ」という純粋な熱が宿った、『黒崎さんの一途な愛がとまらない』。

ドラマの放映開始前に、原作を手に取って読んでみれば、きっと期待感もより一層高まるでしょう!

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出典
grape

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