保育園が『反ワクチンの親』に毅然とした対応 手紙の内容に「素晴らしい!」の声 By - grape編集部 公開:2019-04-12 更新:2019-04-12 保育園子育て手紙病気 Share Tweet LINE 考えかたや主義主張は、人それぞれです。しかし、他人に迷惑をかける可能性がある場合は、その限りではないはずです。 世界中で増えつつある『反ワクチン派(ワクチン忌避とも)』の人々は、各地で問題視されています。 ※写真はイメージ ワクチンは、ウイルスや細菌に対する免疫を作ることでインフルエンザやはしか、水ぼうそう、破傷風(はしょうふう)といった感染症から身を守る役目があります。 反ワクチン派とは、その名の通り予防接種などのワクチンに反対し、拒否する人のことです。 2019年、反ワクチン派は世界保健機関(WHO)によって『世界的な健康に対する脅威トップ10』の中の1つに選ばれました。 『反ワクチン』の保護者について、保育園の園医がピシャリ 反ワクチン派は自分だけでなく、子どもにも予防接種を受けさせない人が多いといわれています。 予防接種の目的は、感染症のまん延を防ぐこと。予防接種を受けさせないということは、周囲にいる人の感染リスクも高まるのです。 やまも~(@ya_ma_mo___n)さんは、そういった反ワクチン派について書かれた手紙を、保育園から配布されたといいます。 また、ワクチンは必ず受けてください。ワクチンを受けないという主義のかたがいることは分かっています。 少し前はそういった考えかたの人になんとか説得を試みていましたが、無駄に終わることがほとんどなので、もう諦めました。なので、ワクチンを受けないかたはそれでけっこうです。 しかし、ワクチンで防げる病気が流行っている時には、ワクチンを受けていないかたは登園を控えてください。 あなたのお子さんがかかるだけなら、かわいそうですが、まぁ仕方ないでしょう。 しかし、あなたのお子さんがその感染症にかかることによって、ほかのワクチンをきちんと受けているお子さんまで感染のリスクを高めることになってしまうのです。 今日保育園の園医?から受け取った手紙。 色んな意味でスゴイ🤣 pic.twitter.com/Beuzzis0sW — やまもー (@ya_ma_mo___n) April 9, 2019 反ワクチン派の保護者に対し、園医は「あなたの主義は、ほかの人に迷惑をかけることになる」と、ハッキリとした口調でつづりました。 子どもは免疫がまだついておらず、中には体力が低い子もいるため、我が子の体調管理に気を使っている親は多いことでしょう。 ワクチンを接種していない子どもが我が子の周囲にいるとなると、不安を覚えてしまうのも無理はありません。 投稿はまたたく間に拡散され、保育園のきぜんとした対応に称賛の声が相次ぎました。 ・これを書いた園医も、配った保育園も素晴らしい!集団生活でワクチン未接種は本当に怖い。 ・文章からこの園医がどれほど苦労して、怒りを感じながら書いたのが伝わってくる…。 ・素晴らしい…!いいたいことを、すべていってくれた感じ! ・素敵な保育園ですね。園の責任者も、園医も子どものことを考えているのが伝わってきます。 反ワクチン派の親にとって、予防接種の拒否は、我が子を思っての判断なのでしょう。 しかし集団生活をしている以上、その判断はほかの人にも危害を加えてしまう可能性があることを忘れてはいけません。 出典grape/@ya_ma_mo___n Share Tweet LINE
考えかたや主義主張は、人それぞれです。しかし、他人に迷惑をかける可能性がある場合は、その限りではないはずです。
世界中で増えつつある『反ワクチン派(ワクチン忌避とも)』の人々は、各地で問題視されています。
※写真はイメージ
ワクチンは、ウイルスや細菌に対する免疫を作ることでインフルエンザやはしか、水ぼうそう、破傷風(はしょうふう)といった感染症から身を守る役目があります。
反ワクチン派とは、その名の通り予防接種などのワクチンに反対し、拒否する人のことです。
2019年、反ワクチン派は世界保健機関(WHO)によって『世界的な健康に対する脅威トップ10』の中の1つに選ばれました。
『反ワクチン』の保護者について、保育園の園医がピシャリ
反ワクチン派は自分だけでなく、子どもにも予防接種を受けさせない人が多いといわれています。
予防接種の目的は、感染症のまん延を防ぐこと。予防接種を受けさせないということは、周囲にいる人の感染リスクも高まるのです。
やまも~(@ya_ma_mo___n)さんは、そういった反ワクチン派について書かれた手紙を、保育園から配布されたといいます。
また、ワクチンは必ず受けてください。ワクチンを受けないという主義のかたがいることは分かっています。
少し前はそういった考えかたの人になんとか説得を試みていましたが、無駄に終わることがほとんどなので、もう諦めました。なので、ワクチンを受けないかたはそれでけっこうです。
しかし、ワクチンで防げる病気が流行っている時には、ワクチンを受けていないかたは登園を控えてください。
あなたのお子さんがかかるだけなら、かわいそうですが、まぁ仕方ないでしょう。
しかし、あなたのお子さんがその感染症にかかることによって、ほかのワクチンをきちんと受けているお子さんまで感染のリスクを高めることになってしまうのです。
反ワクチン派の保護者に対し、園医は「あなたの主義は、ほかの人に迷惑をかけることになる」と、ハッキリとした口調でつづりました。
子どもは免疫がまだついておらず、中には体力が低い子もいるため、我が子の体調管理に気を使っている親は多いことでしょう。
ワクチンを接種していない子どもが我が子の周囲にいるとなると、不安を覚えてしまうのも無理はありません。
投稿はまたたく間に拡散され、保育園のきぜんとした対応に称賛の声が相次ぎました。
・これを書いた園医も、配った保育園も素晴らしい!集団生活でワクチン未接種は本当に怖い。
・文章からこの園医がどれほど苦労して、怒りを感じながら書いたのが伝わってくる…。
・素晴らしい…!いいたいことを、すべていってくれた感じ!
・素敵な保育園ですね。園の責任者も、園医も子どものことを考えているのが伝わってきます。
反ワクチン派の親にとって、予防接種の拒否は、我が子を思っての判断なのでしょう。
しかし集団生活をしている以上、その判断はほかの人にも危害を加えてしまう可能性があることを忘れてはいけません。