公園で遊んでいたら通報された 通報理由に、考えさせられる By - grape編集部 公開:2019-04-27 更新:2019-04-27 公園 Share Tweet LINE ※写真はイメージ 子どもたちが元気いっぱいに遊べる公園。しかし、それはもう昔のイメージになりつつあるのかもしれません。 Twitter上で話題になっている、kimino(@kiminomiki2)さんの投稿をご紹介します。 「この前公園で遊んでいたら…」 ある日、子どもを連れて公園へ出かけた投稿者さん。いつも通り子どもを遊ばせていたところ、「子どもの声がうるさい」という理由で警察を呼ばれてしまったといいます。 投稿者さんと子どもが訪れた公園には、子どもが喜びそうな遊具も置いてある、いたって普通の公園でした。 しかし、警察官から「公園の注意書きを読むように」とうながされた投稿者さんは、そこで驚きの文言を目にします。なぜなら、そこにはこう書かれていたのです。 「声を出さないように遊びましょう」 場所を変えて、毎週のように公園へ遊びに通っているという投稿者さん。 警察に通報されてしまったのは今回が初めてだといい、「おそらく珍しいケースだと思う」と語ります。 また、注意書きに「大きな声」ではなく「声を出さないように」と記されていることから、「この公園を作るにあたり住民と揉めたのかなと邪推してしまう」とも…。 この前公園で遊んでたら「声がうるさい」って警察呼ばれて、おまわりさんから注意書きを読むように促されて読んだら「声を出さないように遊びましょう」って書いてあった。な、なるほど…いかにも子供がワイワイ遊びそうな遊具があって、多分無言は無理だからこの公園では遊ばないようにします… — kimino (@kiminomiki2) April 25, 2019 さらに、この話には続きがあります。 警察官からは、遊ぶこと自体には問題ないといわれたため、投稿者さんは子どもに声の音量を下げるよう注意し、その後も公園で遊んでいました。 しかし、15分も経たないうちに、2回目の通報をされてしまったというのです。その後、投稿者さんが公園を立ち去ったのはいうまでもありません。 子どもの声は騒音か否か 保育施設や公園での子どもの声をめぐり、近隣住民から苦情があがってしまうケースは、決して珍しくありません。 過去には、近隣住民の反対を受け保育園の建設が中止になった例もあります。 その度に「子どもの声は、騒音か否か」という議論が起こるものの、明確な答えや解決策が出ていないのが現状です。 子どもがうるさいのは、いつの時代も当たり前のことです。私たち自身も、過去には騒ぎ声をあげて、周囲の人に迷惑をかけてきたかもしれません。 また、夜中の公園は10代後半の若者たちが集まりやすい場所にもなっています。そのため、子どもの騒ぎ声とは別に、公園から聞こえてくる声そのものに敏感になっている人はいることでしょう。 それでも、子どもたちの「遊びたい」という願いや欲求を、大人たちが一方的に奪ってしまうことには違和感を覚えます…。 子どものためにも、大人が真剣に考え、議論されるべき問題なのではないでしょうか。 投稿者さんのブログ 公園での一件を、投稿者さんはブログでも紹介しています。 備忘録的にブログ書きました。今度から自衛のために気をつける。https://t.co/lUDOIuC4yz pic.twitter.com/MePxJ4Tqre — kimino (@kiminomiki2) April 26, 2019 ほかにも、育児に関するさまざまな日記を投稿しているので、ぜひご覧ください。 出典grape/@kiminomiki2 Share Tweet LINE
子どもたちが元気いっぱいに遊べる公園。しかし、それはもう昔のイメージになりつつあるのかもしれません。
Twitter上で話題になっている、kimino(@kiminomiki2)さんの投稿をご紹介します。
「この前公園で遊んでいたら…」
ある日、子どもを連れて公園へ出かけた投稿者さん。いつも通り子どもを遊ばせていたところ、「子どもの声がうるさい」という理由で警察を呼ばれてしまったといいます。
投稿者さんと子どもが訪れた公園には、子どもが喜びそうな遊具も置いてある、いたって普通の公園でした。
しかし、警察官から「公園の注意書きを読むように」とうながされた投稿者さんは、そこで驚きの文言を目にします。なぜなら、そこにはこう書かれていたのです。
「声を出さないように遊びましょう」
場所を変えて、毎週のように公園へ遊びに通っているという投稿者さん。
警察に通報されてしまったのは今回が初めてだといい、「おそらく珍しいケースだと思う」と語ります。
また、注意書きに「大きな声」ではなく「声を出さないように」と記されていることから、「この公園を作るにあたり住民と揉めたのかなと邪推してしまう」とも…。
さらに、この話には続きがあります。
警察官からは、遊ぶこと自体には問題ないといわれたため、投稿者さんは子どもに声の音量を下げるよう注意し、その後も公園で遊んでいました。
しかし、15分も経たないうちに、2回目の通報をされてしまったというのです。その後、投稿者さんが公園を立ち去ったのはいうまでもありません。
子どもの声は騒音か否か
保育施設や公園での子どもの声をめぐり、近隣住民から苦情があがってしまうケースは、決して珍しくありません。
過去には、近隣住民の反対を受け保育園の建設が中止になった例もあります。
その度に「子どもの声は、騒音か否か」という議論が起こるものの、明確な答えや解決策が出ていないのが現状です。
子どもがうるさいのは、いつの時代も当たり前のことです。私たち自身も、過去には騒ぎ声をあげて、周囲の人に迷惑をかけてきたかもしれません。
また、夜中の公園は10代後半の若者たちが集まりやすい場所にもなっています。そのため、子どもの騒ぎ声とは別に、公園から聞こえてくる声そのものに敏感になっている人はいることでしょう。
それでも、子どもたちの「遊びたい」という願いや欲求を、大人たちが一方的に奪ってしまうことには違和感を覚えます…。
子どものためにも、大人が真剣に考え、議論されるべき問題なのではないでしょうか。
投稿者さんのブログ
公園での一件を、投稿者さんはブログでも紹介しています。
ほかにも、育児に関するさまざまな日記を投稿しているので、ぜひご覧ください。