2人の園児に鉛筆で刺されて出血した息子 後日談に「考えさせられる」の声 By - grape編集部 公開:2019-09-10 更新:2019-09-10 子ども子育て Share Tweet LINE ※ 写真はイメージ ささみ(@sasamin0905)さんがTwitterに投稿した、息子さんに関するエピソードが反響を呼んでいます。 当時、園の年長組だった息子さん。同じ園に通っていた2人の男の子から鉛筆を突き刺されて、手のひらを出血する騒動が起こったといいます。 傷を負った息子さんは、先生たちに付き添われて病院へ行くことに。その際に見せた、加害者のうちの1人である男の子の両親の対応は、投稿者さんを驚かせるものでした。 加害者の男の子の両親が見せた行動 騒動が起こったその日のうちに、加害者男児の母親は電話を通して謝罪。その後、仕事から帰宅した父親からも電話があり、「ちゃんと謝罪がしたいので、自宅にうかがわせてほしい」と申し出てきました。 ※写真はイメージ 自宅への訪問の申し出を断った投稿者さん。すると翌日、加害者の両親はそろってスーツを着た状態で園に現れて、投稿者さんに菓子折りを渡し、改めて丁寧な謝罪の言葉を口にしたといいます。 何度も頭を下げて詫びる両親の横には、加害者である男の子の姿も。そこで、投稿者さんが「息子さんが見てますし、うちの子の傷も大事にはいたらなかったので顔を上げてください」と伝えると…。 「いえ、息子も半年後には小学校に上がりますので。自分がしでかしたことの重大さを、理解させないといけませんので」 ※写真はイメージ 両親がそういって謝罪する姿を、口を真一文字に結んでジッと見ていた加害者の男の子。その後、彼は小学校に上がってから他人に暴力をふるうことをきっぱりやめたといいます。 一方、もう1人の加害者である男の子の母親は、先生から事情を聞いた際に「うちの子はまだ善悪の区別がつかなくてすみません。いい聞かせてはいるんです」というだけで、投稿者さん側に対する謝罪は一切なかったそうです。 息子も年長の時、2人の男の子に掌を鉛筆で刺されて出血する怪我をしたんだけど(園から先生が付き添って病院行ってくれたレベル)、2人のうち1人のお母さんからはその日の降園後にすぐに謝罪の電話をいただいて、夜にはお父さんからも謝罪電話、自宅への謝罪は遠慮したのだけど、翌日登園したらご両親が — ささみ (@sasamin0905) 2019年9月7日 投稿者さんは、誠意ある謝罪を見せた加害者の両親に対し「この両親は本当に我が子を傷付けたことを申し訳なく思うと共に、自分たちの息子を大切に想っているんだ」と感じたといいます。 一連の出来事に対し、ネット上ではさまざまなコメントが寄せられました。 ・幼い時にしっかりと「悪いことは悪い」と教える義務が、親にはあると思う。 ・昔、同級生に暴力をふるった時、親に被害者宅まで連れていかれて、めちゃくちゃ叱られた経験がある。いまではそんな親に心から感謝している。 ・子どもは善悪の区別が付かないからこそ、親が自らの姿勢や行動で示さなくてはならない。 子どもに善悪の区別を付けさせて、正しい方向に導くことができるのは、親を含めて身近な大人にしかできないことです。 親の背中を見て、子どもはいろいろなことを学んでいくことの難しさと重要性を、改めて実感させられますね。 投稿全文はこちら 次のページへ 1 2 出典grape/@sasamin0905 Share Tweet LINE
ささみ(@sasamin0905)さんがTwitterに投稿した、息子さんに関するエピソードが反響を呼んでいます。
当時、園の年長組だった息子さん。同じ園に通っていた2人の男の子から鉛筆を突き刺されて、手のひらを出血する騒動が起こったといいます。
傷を負った息子さんは、先生たちに付き添われて病院へ行くことに。その際に見せた、加害者のうちの1人である男の子の両親の対応は、投稿者さんを驚かせるものでした。
加害者の男の子の両親が見せた行動
騒動が起こったその日のうちに、加害者男児の母親は電話を通して謝罪。その後、仕事から帰宅した父親からも電話があり、「ちゃんと謝罪がしたいので、自宅にうかがわせてほしい」と申し出てきました。
※写真はイメージ
自宅への訪問の申し出を断った投稿者さん。すると翌日、加害者の両親はそろってスーツを着た状態で園に現れて、投稿者さんに菓子折りを渡し、改めて丁寧な謝罪の言葉を口にしたといいます。
何度も頭を下げて詫びる両親の横には、加害者である男の子の姿も。そこで、投稿者さんが「息子さんが見てますし、うちの子の傷も大事にはいたらなかったので顔を上げてください」と伝えると…。
「いえ、息子も半年後には小学校に上がりますので。自分がしでかしたことの重大さを、理解させないといけませんので」
※写真はイメージ
両親がそういって謝罪する姿を、口を真一文字に結んでジッと見ていた加害者の男の子。その後、彼は小学校に上がってから他人に暴力をふるうことをきっぱりやめたといいます。
一方、もう1人の加害者である男の子の母親は、先生から事情を聞いた際に「うちの子はまだ善悪の区別がつかなくてすみません。いい聞かせてはいるんです」というだけで、投稿者さん側に対する謝罪は一切なかったそうです。
投稿者さんは、誠意ある謝罪を見せた加害者の両親に対し「この両親は本当に我が子を傷付けたことを申し訳なく思うと共に、自分たちの息子を大切に想っているんだ」と感じたといいます。
一連の出来事に対し、ネット上ではさまざまなコメントが寄せられました。
・幼い時にしっかりと「悪いことは悪い」と教える義務が、親にはあると思う。
・昔、同級生に暴力をふるった時、親に被害者宅まで連れていかれて、めちゃくちゃ叱られた経験がある。いまではそんな親に心から感謝している。
・子どもは善悪の区別が付かないからこそ、親が自らの姿勢や行動で示さなくてはならない。
子どもに善悪の区別を付けさせて、正しい方向に導くことができるのは、親を含めて身近な大人にしかできないことです。
親の背中を見て、子どもはいろいろなことを学んでいくことの難しさと重要性を、改めて実感させられますね。
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