電力会社の作業員に差し入れをした、被災者 その後の展開に「涙が出た」 By - grape編集部 公開:2019-09-23 更新:2019-09-23 いい話千葉台風災害 Share Tweet LINE 2019年9月8日の夜、首都圏に大きな被害をもたらした台風15号。 中でも千葉県では建物が倒壊したり、停電や断水になったりする被害が続出しました。 産経ニュースによると、21日時点で千葉県のおよそ3600軒が停電状態とのこと。全面復旧にはまだ時間がかかる見込みです。 沖縄の電力会社の人が、被災者に渡したメモ 千葉県八街(やちまた)市に住んでいるチョコたん(@choco_0802)さんも、今回の台風で被災した1人。 電柱や木々が倒れ、周辺一帯が停電状態に。高齢者と老犬が一緒だったため避難所に行くことができず、12日もの間チョコたんさんは家族と車の中で過ごしたといいます。 チョコたんさんの自宅の近くには、沖縄の電力会社である沖縄電力がテントを張り、24時間体制で作業をしていました。 一刻も早く被災地の停電を復旧させるため、全国から電力会社が集まってきているのです。 「外は肌寒いし、ちょっとでも温まってくれたら…」 そう思ったチョコたんさんはヤカンいっぱいにお湯を沸かし、カップとマドラー、コーヒーをいくつか用意。 娘さんと一緒にそれらを持ち出し、沖縄電力の作業員に差し入れをすることにしました。 『差し入れ』をした後日… 沖縄電力の作業員から差し入れに使ったバッグを返却された、翌朝。 バッグの中身を見たチョコたんさんは、1枚のメモが入っていることに気付きました。 沖縄電力の方から返してもらったバックの中に手紙が入ってました✉️ 思わずちょっと涙ぐんでしまいました😭 こちらこそ遠い沖縄から千葉の為に来ていただき、八街の為に頑張ってくれてありがとうございます😭#千葉 #八街 #停電 #沖縄電力 #感謝 #手紙 #こちらこそありがとう #復旧 #あともう少し pic.twitter.com/DXVzaxiwGD — チョコたん🐕 (@choco_0802) September 19, 2019 手書きでつづられた、沖縄電力の作業員からのメッセージ。そこに書かれていたのは、温かいコーヒーを差し入れしたチョコたんさんへの感謝の気持ちでした。 遠く離れた地から復旧のためにやって来て、テントを張っての24時間体制は心身共に大変なものでしょう。 そんな中、温かい飲み物の差し入れは嬉しかったのではないでしょうか。何より、人の優しさが身にしみたはずです。 【ネットの声】 ・投稿者さんと作業員さんの優しさにジーンとした。大変な時でも人に優しくできる人間でありたい。 ・沖縄県民として嬉しく思いました。1日でも早い復興を祈っています。 ・「困っている時はお互い様」という精神をお互いに行動で示すことができるのは本当に素敵! 人の温かさを感じる素敵なエピソードに、多くの人が心打たれました。 大変な時こそ、助け合いたい…そう考えさせられます。 出典grape/@choco_0802/産経ニュース Share Tweet LINE
2019年9月8日の夜、首都圏に大きな被害をもたらした台風15号。
中でも千葉県では建物が倒壊したり、停電や断水になったりする被害が続出しました。
産経ニュースによると、21日時点で千葉県のおよそ3600軒が停電状態とのこと。全面復旧にはまだ時間がかかる見込みです。
沖縄の電力会社の人が、被災者に渡したメモ
千葉県八街(やちまた)市に住んでいるチョコたん(@choco_0802)さんも、今回の台風で被災した1人。
電柱や木々が倒れ、周辺一帯が停電状態に。高齢者と老犬が一緒だったため避難所に行くことができず、12日もの間チョコたんさんは家族と車の中で過ごしたといいます。
チョコたんさんの自宅の近くには、沖縄の電力会社である沖縄電力がテントを張り、24時間体制で作業をしていました。
一刻も早く被災地の停電を復旧させるため、全国から電力会社が集まってきているのです。
「外は肌寒いし、ちょっとでも温まってくれたら…」
そう思ったチョコたんさんはヤカンいっぱいにお湯を沸かし、カップとマドラー、コーヒーをいくつか用意。
娘さんと一緒にそれらを持ち出し、沖縄電力の作業員に差し入れをすることにしました。
『差し入れ』をした後日…
沖縄電力の作業員から差し入れに使ったバッグを返却された、翌朝。
バッグの中身を見たチョコたんさんは、1枚のメモが入っていることに気付きました。
手書きでつづられた、沖縄電力の作業員からのメッセージ。そこに書かれていたのは、温かいコーヒーを差し入れしたチョコたんさんへの感謝の気持ちでした。
遠く離れた地から復旧のためにやって来て、テントを張っての24時間体制は心身共に大変なものでしょう。
そんな中、温かい飲み物の差し入れは嬉しかったのではないでしょうか。何より、人の優しさが身にしみたはずです。
【ネットの声】
・投稿者さんと作業員さんの優しさにジーンとした。大変な時でも人に優しくできる人間でありたい。
・沖縄県民として嬉しく思いました。1日でも早い復興を祈っています。
・「困っている時はお互い様」という精神をお互いに行動で示すことができるのは本当に素敵!
人の温かさを感じる素敵なエピソードに、多くの人が心打たれました。
大変な時こそ、助け合いたい…そう考えさせられます。