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電車で立っていた妊婦 席を譲ってもらった後の『ある言葉』で、複雑な気持ちに

By - grape編集部  公開:  更新:

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エッセイ漫画をInstagramに投稿している、響(kyoumo_daradara)さん。

妊娠中に電車内で思ったことを公開し、人々をハッとさせています。

『なにもめでたくない』

ある日、病院へ行くため電車に乗っていた響さん。立っていると、赤ちゃんを抱っこした女性が座席から立ち上がり…。

響さんのお腹が大きかったのは、「子供が順調に育っているから」ではなく羊水過多が原因でした。

また、響さんの子供は染色体異常の『18トリソミー症候群』と診断されており、さまざまな疾患を抱えている状態。

そのため、よかれと思っていわれた祝福の言葉が心に刺さり、悲しい気持ちになってしまったのでした。

しばらく経ってから響さんは出産するのですが、延命は難しく子供は亡くなってしまいます。

妊娠・出産の話題はセンシティブ

響さんは、抑えきれない気持ちを次のような悲痛な言葉でつづっています。

子供は元気ですか?

病気ですか?

先生に延命処置の説明は

受けましたか?

なんで当たり前のように

元気な赤ちゃんを産んでるんですか?

あなたにこの気持ちは分かりますか?

席を譲ってくれた女性に他意がないことは、響さんも理解しています。外見から違いは分からないため「察してほしい」というのも無理な願いでしょう。

ですが、傷付いた心の痛みを和らげることがどうしてもできませんでした。

妊娠や出産の話題はとてもセンシティブです。それでいながら、私たちは妊娠や出産についてほんのひと握りの例しか知りません。

さまざまな例を知れば、きっと妊婦にかける言葉も違ってくるでしょう。

改めて、妊娠や出産について考えさせられるエピソードですね。

出典
grapekyoumo_daradara

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