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感染症流行中も休業しないスーパー 「家族で出かけられる!」と思っている人に協会が注意

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)が流行する中、政府は7都府県に『緊急事態宣言』を発令。イベントの中止を要請し、不要不急の外出自粛を人々に呼びかけました。

また、2020年4月10日には東京の小池百合子知事が都庁で記者会見を行い、休業を要請する業種や施設を発表。公共交通機関や食料品店などのライフラインとなる業種を除く、幅広い業種が対象となっています。

すでに自主的に休業としているところもありますが、今後さらに多くの店や施設が休業となるでしょう。

「家族総出でスーパーマーケットに来ないで」

同日、一般社団法人全国スーパーマーケット協会(以下、全国スーパーマーケット協会)はTwitterを更新。

週末を控え、買い物に出ようとしている人々に向けて、次のように強く呼びかけました。

「スーパーは遊び場、レジャーランドではありません」とつづり、一家総出での買い物を控えるよう、全国スーパーマーケット協会は訴えました。

投稿には、多くの反響が上がっています。

・一家で1人の人数制限が必要かも。海外ではそうなっています。

・従業員側だったのですが、本当にレジャー感覚の客が多くて…。

・家族で行くと会話もするので、飛沫が飛びますね。1人での買い物なら無言。

・もっと多くの人に『家族で行くものではない』と知ってほしい。私たち従業員の感染リスクを上げないで!

娯楽施設へ行けない状況の中、家族で出かけられるところとしてスーパーマーケットを思い浮かべる人もいるでしょう。『食料品を買いに行くための外出』は「控えずともよい」とされているため、ピッタリな外出先のように思われます。

しかし、もしスーパーマーケットに全員で出かける家族が増えると、店舗内は過密状態に!また、会話で飛沫を飛ばしたり、逆に飛沫を吸い込んでしまったりします。

スーパーマーケットに1人で出かけるだけでも感染のリスクはありますが、家族で出かけると、さらに感染リスクを高める結果につながりかねません。

コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、スーパーマーケットによっては窓を開けて風通しをよくしたり、空調を管理したりしているところもあります。ですが、基本的に建物内のため、できることには限界があるとか。

感染のリスクを負いながら働く従業員や、ほかの客のためにも、買い物をする人のみがスーパーマーケットに行くことが求められています。

出典
grape@newsuper_jp

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