@Heaaart

コロナ陽性で入院の男性 ホテルに移動した時、1通の『封筒』を渡され?

By - grape編集部  公開:  更新:

Share Tweet LINE

新型コロナウイルス感染症の流行は留まるところを知らず、2020年4月13日時点で国内の感染者数が7千人を超えました。

多くの人が感染予防に努めていますが、注意を払っている人の感染も報告されているため『誰しもが罹り得るもの』と考えておかなければなりません。

東京ほか複数の県では、医療崩壊を防ぐため、宿泊施設による症状のない人や軽症者の受け入れを始めています。

ホテルでもらった手紙

@K405551さんは気を付けていたにもかかわらず、ある日コロナウイルスに感染。発熱と味覚障害が起こり、細菌やウイルスの特定の遺伝子を検出する『PCR検査』によって、陽性であることが判明しました

病院に数日入院すると、症状は落ち着き順調に回復。その後、軽症者などが宿泊するためのホテルに移動することになりました。

ホテルに到着すると、部屋に入る前に書類などが入った1通の封筒を渡されます。封筒には手紙も入っており、「ホテルのオーナーからか」と思われたのですが…。

Twitterに投稿された手紙の内容が、こちらです。

みなさまへ

このたびは、病院から新たな居場所へ移動のご負担をおかけしました。
今、あなたを含め、世界中の人々が『見えざる敵』と戦っています。東京都は、これまでも感染拡大防止のための対策を次々に行ってまいりました。政府による『緊急事態宣言』の発令で、新型コロナウイルス感染症対策も新たな段階に入りました。感染の終息を願い、心1つにしてまいりましょう!
みなさまの1日も早いご回復をお祈りしています。

東京都知事 小池百合子

手紙は、東京の小池百合子都知事からのものでした!

手書きの手紙を印刷したものが、コロナウイルス関係の宿泊者全員に配られているのでしょう。字の形から、小池都知事の人柄が伝わって来るようです。

投稿者さんは、「手紙を読んで、一瞬心が暖かくなりました」とコメント。日常に戻りたくても戻れない不安な日々の中で、こういった心配りは胸に響くものがあったようです。

また、投稿者さんは宿泊したホテルの部屋も公開。ホテルにいる間は、こちらで配られる弁当を食べて生活していたとのこと。

そして、検査で2回とも陰性になるのを確認した後で、ようやく自宅へ帰宅することができたそうです。

いつまで続くか分からないコロナウイルスと人々との戦い。心細くなる時も応援してくれる人の存在を思い出し、『多くの人々とともに戦っている』ということを思い出したいですね。

【お詫びと訂正 2020年4月13日18時48分】

記事中、感染者数に誤りがありました。訂正し、お詫び申し上げます。

出典
grape@K405551外務省 海外安全ホームページ

Share Tweet LINE