駅係員と病院職員のやり取りに涙腺が緩む… 『感謝の手紙』のラストを見ると? By - grape編集部 公開:2020-06-08 更新:2020-06-08 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)貼り紙 Share Tweet LINE 新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)が流行し、未知のウイルスと闘うことになった医療現場。 医療物資や病床の不足などが起こり、医療崩壊の危機も叫ばれる中、治療に当たった医療従事者たちへの感謝の声は止むことがありません。 駅係員と病院職員のやり取り にゃんこそば(@ShinagawaJP)さんが、昭和大学病院の最寄り駅である東急池上線・大井町線旗の台駅を通った時のこと。 発見した貼り紙を何気なく見ていたところ、思わず号泣しそうになったといいます。 貼られていたのは、駅係員一同から昭和大学病院の職員たちに向けて書かれたエール。 熱い気持ちが込められた、その内容とは…。 昭和大学病院 御中 粛啓 まずは突然のお手紙をお詫び申し上げます。 どうしてもみな様への感謝の想いとできる限りのエールをお伝えいたしたく、こうして筆を執らせていただいた次第です。 私どもは東急線・旗の台駅で勤務をしている駅係員でございます。 新型コロナウイルス感染症が未曾有の惨禍をもたらしている中、毎日、昭和大学病院に通勤されている医療従事者のみな様を改札窓口から見守らせていただいております。 見えない敵と迫りくる医療崩壊の狭間で、それでも必死になって使命を果たされようと、いわば『戦場』に向かわれるみな様を目の当たりにすると、本当に胸が熱くなります。 何の力にもなれない自分たちの無力さを痛感いたします。 人が人を救う、この尊き聖職をまっとうするため、私どもには想像もつかない緊迫感と脅威と恐怖の中で、懸命に戦っていらっしゃるみな様に心より感謝を申し上げるとともに、私どもにできる最大限のエールを送らせていただきます。 そして、1日でも早く新型コロナウイルス感染症が終息することをご祈念し、みなさまのご尽力により『いつもの日常』を取り戻せるその日まで、陰ながら応援させていただきます。 ありがとう! 昭和大学病院 がんばれ!! 昭和大学病院 みな様のお陰で私ども駅係員や、池上線・大井町線沿線の多くのお客様をお守りいただいていることに感謝いたします。 頓首 2020年5月4日 東急電鉄 旗の台駅係員一同 電車を利用する大学病院の職員を毎日見守ってきた駅係員たち。なんとか感謝の声を届けようと考え、このような手紙を貼り出したのでしょう。 手紙を読んでいたにゃんこそばさんは、ラストに病院の職員2名が書き込んだと思われる言葉を発見。その内容がこちらです。 駅員さんいつもありがとうございます。 昭和大学の1人として 旗の台駅の職員のみな様、いつもありがとうございます。 昭和大学の職員として、心より感謝申し上げます。 今後もどうぞよろしくお願いいたします。 最近、駅で「医療関係者ありがとう」系の張り紙をよく見かけるじゃないですか。大学病院の最寄り駅。何気なく眺めてたら駅員さんへの「返礼」が書き足されていて、即号泣(をこらえつつ帰宅)。ありがとうがこだまする、そんな優しい街に住んでて良かった🙂 pic.twitter.com/JDlxd5twso — にゃんこそば (@ShinagawaJP) May 29, 2020 駅係員と病院職員のやり取りに涙腺が緩んだ、にゃんこそばさん。 電車と病院のどちらもコロナウイルスの対応に追われて大変なはず。過酷な状況の中で互いを思いやっていることが伝わり、胸を打ちます。 にゃんこそばさんは、「ありがとうがこだまする、そんな優しい街に住んでいてよかった」と改めて想いをつづりました。 投稿を読んだ人からは、「みんな優しい」「私も同じ駅を利用しています。感動しました」などの声が寄せられています。 見る人の心を震わせる貼り紙。終息を目指し未だに闘い続けている多くの人々のことを想い、手を合わせずにはいられませんね。 出典grape/@ShinagawaJP Share Tweet LINE
新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)が流行し、未知のウイルスと闘うことになった医療現場。
医療物資や病床の不足などが起こり、医療崩壊の危機も叫ばれる中、治療に当たった医療従事者たちへの感謝の声は止むことがありません。
駅係員と病院職員のやり取り
にゃんこそば(@ShinagawaJP)さんが、昭和大学病院の最寄り駅である東急池上線・大井町線旗の台駅を通った時のこと。
発見した貼り紙を何気なく見ていたところ、思わず号泣しそうになったといいます。
貼られていたのは、駅係員一同から昭和大学病院の職員たちに向けて書かれたエール。
熱い気持ちが込められた、その内容とは…。
昭和大学病院 御中
粛啓 まずは突然のお手紙をお詫び申し上げます。
どうしてもみな様への感謝の想いとできる限りのエールをお伝えいたしたく、こうして筆を執らせていただいた次第です。
私どもは東急線・旗の台駅で勤務をしている駅係員でございます。
新型コロナウイルス感染症が未曾有の惨禍をもたらしている中、毎日、昭和大学病院に通勤されている医療従事者のみな様を改札窓口から見守らせていただいております。
見えない敵と迫りくる医療崩壊の狭間で、それでも必死になって使命を果たされようと、いわば『戦場』に向かわれるみな様を目の当たりにすると、本当に胸が熱くなります。
何の力にもなれない自分たちの無力さを痛感いたします。
人が人を救う、この尊き聖職をまっとうするため、私どもには想像もつかない緊迫感と脅威と恐怖の中で、懸命に戦っていらっしゃるみな様に心より感謝を申し上げるとともに、私どもにできる最大限のエールを送らせていただきます。
そして、1日でも早く新型コロナウイルス感染症が終息することをご祈念し、みなさまのご尽力により『いつもの日常』を取り戻せるその日まで、陰ながら応援させていただきます。
ありがとう!
昭和大学病院
がんばれ!!
昭和大学病院
みな様のお陰で私ども駅係員や、池上線・大井町線沿線の多くのお客様をお守りいただいていることに感謝いたします。
頓首
2020年5月4日
東急電鉄 旗の台駅係員一同
電車を利用する大学病院の職員を毎日見守ってきた駅係員たち。なんとか感謝の声を届けようと考え、このような手紙を貼り出したのでしょう。
手紙を読んでいたにゃんこそばさんは、ラストに病院の職員2名が書き込んだと思われる言葉を発見。その内容がこちらです。
駅員さんいつもありがとうございます。
昭和大学の1人として
旗の台駅の職員のみな様、いつもありがとうございます。
昭和大学の職員として、心より感謝申し上げます。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
駅係員と病院職員のやり取りに涙腺が緩んだ、にゃんこそばさん。
電車と病院のどちらもコロナウイルスの対応に追われて大変なはず。過酷な状況の中で互いを思いやっていることが伝わり、胸を打ちます。
にゃんこそばさんは、「ありがとうがこだまする、そんな優しい街に住んでいてよかった」と改めて想いをつづりました。
投稿を読んだ人からは、「みんな優しい」「私も同じ駅を利用しています。感動しました」などの声が寄せられています。
見る人の心を震わせる貼り紙。終息を目指し未だに闘い続けている多くの人々のことを想い、手を合わせずにはいられませんね。