駅に置き去りにされた女の子 通りすがりの女性に助けを求めたら? By - grape編集部 公開:2021-02-10 更新:2021-02-10 子供考え方電車 Share Tweet LINE ※写真はイメージ 人から助けを求められた時、「自分にできることなら」とすぐに手を貸すことができる人は素敵です。 ですが、ひと口に『手助け』といっても方法はさまざま。場合によっては「この助け方で本当にいいのか」と考える時間が必要かもしれません。 ゴールまで連れて行かなかったわけ ある日、駅前で途方に暮れていた幼い女の子に助けを求められた、日報(@nippou_)さん。 どうやら女の子は、「ママはゴールで待ってるから、この場所まで自分の力で来てみて!」とスマホを手渡され、1つ離れた駅に置き去りにされてしまったようです。 「なんか分かんなくなっちゃった」と泣く女の子。母親は、我が子に『地図を見ながら自力で目的地までたどり着く力』を身につけてほしかったのでしょう。 ですが、女の子にはまだ難しかったのです。 初めて子供1人で行動させる時には、危険がないようコッソリと親が見守っていることも。 そのため「本当にお母さんかお父さんは近くにいないの?」と日報さんは女の子に尋ねてみましたが、本当に子供を1人にしているようでした。 成功体験より優先させたこと 日報さんは、そのままゴールまで女の子を連れて行くこともできました。しかし…。 「『人に助けを求めるなら駅員さんが正解だ』ということを、学んでくれたらいいなあ」 そんな思いから、あえて女の子を『迷子』として駅員まで届けたのです。 ※写真はイメージ 助けを求めた時、声をかけた相手が善人とは限りません。間違った人に助けを求めた結果、犯罪に巻き込まれてしまうリスクもあるのです。 今回はたまたま無事でしたが、日報さんに助けられた『成功体験』をもとに、女の子が誰にでも警戒心なく助けを求める子になってしまったらどうでしょう。 女の子がこれからの人生で自分自身を守れるよう、『誰に助けを求めるのがより安全か』を教えられる助け方を日報さんは選んだのでした。 「小さい頃に駅で知らない人が助けてくれて、目的地まで連れて行ってくれた!」という素晴らしい体験を女の子はできませんでしたが、代わりに大切なことを教わったのです。 結構前のお話なんですが、子供を遠出させるチャレンジみたいなのに巻き込まれたことがありまして。何かというと「ママはゴールで待ってるから、この場所まで自分の力で来てみて!」ということらしく、スマホ持たされて駅前に置き去りにされた小学校入学前の女の子に助けを求められたことがありまして→ — 日報さん (@nippou_) February 4, 2021 日報さんの機転を利かせた対応に、称賛の声が相次いで寄せられました。 ・私立の小学校に電車で通わせる練習だったのかな?駅員へのパス、賢明な判断だと思います! ・私だったらゴールまで連れて行ってしまったかも。日報さんの考え方にハッとさせられました。 ・『親切そうに見える人』も善人でないことがあるから難しい。大正解の対応です。 中には、通りすがりの人に助けを求めた結果、実際に犯罪に巻き込まれてしまった人からの体験談も。 相手を信用し、助け合える社会が理想的ですが、現実は危険な人もいます。 大人が子供たちを守るのはもちろん、子供たち自身も自分を大切にできるよう、よりよい対処方法を教えていきたいですね。 日報さんは、戦国時代をテーマにしたコスプレやレシピ系の同人誌を作成しています。興味のある人はチェックしてみてください。 「忍たまめし!完全版」忍たまと同じご飯が食べたかった。ので、アニメと原作に出てきたごはんを片っ端から再現してレシピ本にしてみました。死ぬほどインスタ映えしない!でもおいしい!!!とらのあなさんで通販があります。https://t.co/JeyfqdVCeE#SUPERCOMICCITY27 #超忍fes2018頒布物 pic.twitter.com/APf48dTOha — 日報さん (@nippou_) 2018年5月3日 投稿全文はこちら 次のページへ 1 2 出典grape/@nippou_ Share Tweet LINE
人から助けを求められた時、「自分にできることなら」とすぐに手を貸すことができる人は素敵です。
ですが、ひと口に『手助け』といっても方法はさまざま。場合によっては「この助け方で本当にいいのか」と考える時間が必要かもしれません。
ゴールまで連れて行かなかったわけ
ある日、駅前で途方に暮れていた幼い女の子に助けを求められた、日報(@nippou_)さん。
どうやら女の子は、「ママはゴールで待ってるから、この場所まで自分の力で来てみて!」とスマホを手渡され、1つ離れた駅に置き去りにされてしまったようです。
「なんか分かんなくなっちゃった」と泣く女の子。母親は、我が子に『地図を見ながら自力で目的地までたどり着く力』を身につけてほしかったのでしょう。
ですが、女の子にはまだ難しかったのです。
初めて子供1人で行動させる時には、危険がないようコッソリと親が見守っていることも。
そのため「本当にお母さんかお父さんは近くにいないの?」と日報さんは女の子に尋ねてみましたが、本当に子供を1人にしているようでした。
成功体験より優先させたこと
日報さんは、そのままゴールまで女の子を連れて行くこともできました。しかし…。
「『人に助けを求めるなら駅員さんが正解だ』ということを、学んでくれたらいいなあ」
そんな思いから、あえて女の子を『迷子』として駅員まで届けたのです。
※写真はイメージ
助けを求めた時、声をかけた相手が善人とは限りません。間違った人に助けを求めた結果、犯罪に巻き込まれてしまうリスクもあるのです。
今回はたまたま無事でしたが、日報さんに助けられた『成功体験』をもとに、女の子が誰にでも警戒心なく助けを求める子になってしまったらどうでしょう。
女の子がこれからの人生で自分自身を守れるよう、『誰に助けを求めるのがより安全か』を教えられる助け方を日報さんは選んだのでした。
「小さい頃に駅で知らない人が助けてくれて、目的地まで連れて行ってくれた!」という素晴らしい体験を女の子はできませんでしたが、代わりに大切なことを教わったのです。
日報さんの機転を利かせた対応に、称賛の声が相次いで寄せられました。
・私立の小学校に電車で通わせる練習だったのかな?駅員へのパス、賢明な判断だと思います!
・私だったらゴールまで連れて行ってしまったかも。日報さんの考え方にハッとさせられました。
・『親切そうに見える人』も善人でないことがあるから難しい。大正解の対応です。
中には、通りすがりの人に助けを求めた結果、実際に犯罪に巻き込まれてしまった人からの体験談も。
相手を信用し、助け合える社会が理想的ですが、現実は危険な人もいます。
大人が子供たちを守るのはもちろん、子供たち自身も自分を大切にできるよう、よりよい対処方法を教えていきたいですね。
日報さんは、戦国時代をテーマにしたコスプレやレシピ系の同人誌を作成しています。興味のある人はチェックしてみてください。
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