被災者が『進研ゼミ』に電話したら? 女性スタッフの『反応』に、涙が止まらない By - grape編集部 公開:2021-03-16 更新:2021-03-16 いい話東日本大震災電話 Share Tweet LINE ※ 写真はイメージ 2011年3月11日に、東北地方を中心に大きな被害をもたらした東日本大震災。地震にともない発生した大きな津波は住宅地をのみ込み、多くの死者や行方不明者を出しました。 震災当時は学校に通いながら、通信教育の『進研ゼミ』をしていたという、逹己(@tatsuki_)さん。 地震による津波で、自宅の1階が浸水し、進研ゼミの教材が流されてしまったといいます。 逹己さんは、震災から3週間が経った頃、進研ゼミに連絡し、次のような質問をしました。 「津波で流されてしまった4月号の教材を、新しくもらうことはできますか?」 すると、電話を受けたスタッフの女性は、涙声でこうつぶやいたのです。 「…!生きて…らっしゃったんですねぇ…!」 この日になると毎年思い出すんですが震災時学生でワイ宅1階浸かったんだけど当時進研ゼミやってて津波で流されたから4月号って新しく貰えますかって電話したら「…!生きて…らっしゃったんですねェ゛…!」って電話口のお姉さんが涙声で対応してくれたのを思い出すんですよね — 逹己/アルゴナビスをよろしく (@tatsuki_) March 11, 2021 その後、泣きながら「すぐにお送りいたします」と答えたスタッフ。すぐさま手配してくれた結果、後日きれいな状態の教材が届いたそうです。 当時電話で対応したスタッフは、亡くなった被災者の遺族などから、退会の連絡を受け続けていたのかもしれません。 当時の状況を物語るエピソードに、ネット上ではさまざまな声が寄せられています。 ・素敵な話に胸が熱くなりました。 ・ボロ泣きしてしまいました。人の命の尊さを、改めて実感させられます。 ・電話を受けたスタッフは相当嬉しかったのでしょうね。生きていてくれて本当にありがとうございます。 逹己さんは、3月11日が訪れるたびに、この出来事を思い出すのだそうです。 東日本大震災は、私たちの心に大きな傷を与えました。実際に被災地で傷付き苦しんだ人々はもちろん、遠く離れた土地で被災者の安否を確認できず、無事を祈ることしかできなかった人にとっても、不安な日々だったはずです。 人と人のつながりを感じさせるエピソードに、胸が熱くなりますね。 出典grape/@tatsuki_ Share Tweet LINE
2011年3月11日に、東北地方を中心に大きな被害をもたらした東日本大震災。地震にともない発生した大きな津波は住宅地をのみ込み、多くの死者や行方不明者を出しました。
震災当時は学校に通いながら、通信教育の『進研ゼミ』をしていたという、逹己(@tatsuki_)さん。
地震による津波で、自宅の1階が浸水し、進研ゼミの教材が流されてしまったといいます。
逹己さんは、震災から3週間が経った頃、進研ゼミに連絡し、次のような質問をしました。
「津波で流されてしまった4月号の教材を、新しくもらうことはできますか?」
すると、電話を受けたスタッフの女性は、涙声でこうつぶやいたのです。
「…!生きて…らっしゃったんですねぇ…!」
その後、泣きながら「すぐにお送りいたします」と答えたスタッフ。すぐさま手配してくれた結果、後日きれいな状態の教材が届いたそうです。
当時電話で対応したスタッフは、亡くなった被災者の遺族などから、退会の連絡を受け続けていたのかもしれません。
当時の状況を物語るエピソードに、ネット上ではさまざまな声が寄せられています。
・素敵な話に胸が熱くなりました。
・ボロ泣きしてしまいました。人の命の尊さを、改めて実感させられます。
・電話を受けたスタッフは相当嬉しかったのでしょうね。生きていてくれて本当にありがとうございます。
逹己さんは、3月11日が訪れるたびに、この出来事を思い出すのだそうです。
東日本大震災は、私たちの心に大きな傷を与えました。実際に被災地で傷付き苦しんだ人々はもちろん、遠く離れた土地で被災者の安否を確認できず、無事を祈ることしかできなかった人にとっても、不安な日々だったはずです。
人と人のつながりを感じさせるエピソードに、胸が熱くなりますね。