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映画『Dr.コトー』主題歌が『銀の龍の背に乗って』に 理由に「涙が出た」「ありがとう!」

By - grape編集部  公開:  更新:

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映画「Dr.コトー診療所」公式サイト スクリーンショット

2003年に放送され、高い人気を博したテレビドラマ『Dr.コトー診療所』(フジテレビ系)。

沖縄県にある架空の島『志木那島(しきなじま)』を舞台に、外科医である五島健助の医者としての生き様や、島民との触れ合いを描いています。

医療ドラマとして、そして人間ドラマとしても多くの人を魅了した『Dr.コトー診療所』が、2022年12月に映画化。

同年9月8日、映画に関する新情報が発表され、多くの人から反響が上がりました。

映画『Dr.コトー診療所』主題歌は中島みゆき『銀の龍の背に乗って』に

この日に発表されたのは、映画の主題歌。

なんと、ドラマ版と同様に、歌手の中島みゆきさんによる『銀の龍の背に乗って』が主題歌として流れるといいます。

ドラマ『Dr.コトー診療所』の主題歌として2003年にリリースされ、中島さんの凛とした歌声と壮大な曲調がヒットを記録した、『銀の龍の背に乗って』。

およそ20年前の楽曲が、新作の主題歌でもそのまま起用されるケースは、そう多くはありません。

映画版で監督を務める中江功さんは、再びこの曲を主題歌に起用した理由について、このように想いを明かしました。

『Dr.コトー診療所』は連続ドラマで2シーズンとスペシャルドラマでもやりましたので『コトー』と言えば『銀の龍』、『銀の龍』と言えば『コトー』自分の中でこの2つは一体化していた為、別の曲にするとか、新しい『銀の龍』にするとか、そんな考えは全くありませんでした。

それくらい『コトー』は『銀の龍』とイコールだと思ってます。

『銀の龍』を聴くと今でも20年前からの島の風景と撮影の思い出が浮かんできます。

1992年に『親愛なる者へ』というドラマの主題歌(「浅い眠り」)をやっていただき、更に最終回ではみゆきさんに出演していただきました。

私は当時助監督でしたが、打合せの際に普段ドラマとか絶対出ないみゆきさんが出演を受諾していただいたのは、“お父様と同じ産婦人科の役であったから”とプロデューサーにお話ししていたと記憶しています。

「医者をやるなら大事にやりたい」と仰っていたのをよく覚えています。

それから約10年後、『コトー』で医療ドラマをやることになったので、主題歌をお願いするためにラジオ局に会いに行きました。スタジオ前でお会いしたとき、ニッコリと「お久しぶりです。南雲律子です」と10年前のドラマの役名でご挨拶していただきました。

その記憶力の凄さと優しさとユーモアに感動したことは今でも忘れられません。

打合せのときに『コトー』を“海を超えてやって来た、傷ついた非力なヒーロー”という表現をしたのですが、その通りの素晴らしい曲になりました。

曲を作っていただいた後、事務所の方が「【銀の龍】というのは波頭が光って輝いている様を表現しているんです」とこっそり教えてくれました。映像より先に、海からやって来るヒーロー『コトー』のイメージを作ってもらった気がしています。

最初のシーズンのタイトルバックで崖の上に座ってるコトー先生を撮影したのですが放送後、島の方から「あそこは龍が昇ってくるところなんだよ」と教えていただき、この曲との縁を感じました。

映画「Dr.コトー診療所」公式サイト ーより引用

中江さんは「作品と曲が一体化していたため、別の曲にするという発想はまったくなかった」とコメント。

それほど『銀の龍の背に乗って』は同作の世界観を表現した楽曲であり、『Dr.コトー診療所』という作品の一部ということなのでしょう。

主題歌の続投に、当時ドラマ版を見ていた人からは「キャストも主題歌もそのままだなんて、感動した」「予告編を見ただけで涙腺が…」といった声が続々と上がっています。

映画館の巨大なスクリーンと迫力のある音響で目にする『Dr.コトー診療所』の世界は、きっと多くの人の心を揺さぶることでしょう。

映画『Dr.コトー診療所』は、2022年12月16日公開です。

出典
grape『Dr.コトー診療所 』予告【2022年12月16日(金)公開】映画「Dr.コトー診療所」公式サイト

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