新潟の通行止めで救助した、通りすがりの自衛隊　発した言葉に「素晴らしい！」「感動した」

２０２２年１２月１９日、強い冬型の気圧配置の影響を受け、新潟県や福島県を中心に記録的な大雪が降りました。

積雪によって、新潟県内の国道８号と国道１７号は一部通行止めに。およそ８００台もの車が立ち往生し、長蛇の列ができてしまいました。

豪雪による通行止めを受け、訓練帰りの自衛隊が大活躍

同月２１日に放送された情報番組『モーニングショー』（テレビ朝日系）では、新潟県での豪雪による通行止めの状況を発信。

現場で撮影された映像では、懸命に大量に積もった雪を除雪し、立ち往生した大型トラックを救助している陸上自衛隊の隊員たちの姿が映っていました。

なんと彼らは、要請を受けて派遣されてきたわけではなく、新潟県での訓練帰りで偶然通りがかったのだとか。

今回の救助活動にあたって、自衛官はこのようにコメントをしました。

スコップを使い、手作業で雪を取り除いていく、通りすがりの自衛官たち。

その後、彼らの懸命な救助活動によって、大型トラックは無事に動き出すことができました。

自衛官たちの行動や「制服を着ている以上は自衛官として、救助活動を行う」という意識に、ネットでは称賛の声が相次いでいます。

同月２１日の朝に、国道８号と１７号の一部通行止めは無事に解除されました。

それも、除雪作業に協力した人たちや、ルールを守って通行止めの解除を待ち続けた人たちのおかげでしょう。

多くの人が、今回の出来事から「緊急時こそお互いを思いやり、協力することが大事なのだ」と再認識させられたようです。