卵、冷蔵庫にそのまま入れてない? 実は知られていない『NG』に「噓だろ!?」「マジかよ」 By - grape編集部 公開:2023-07-07 更新:2023-07-07 冷蔵庫卵 Share Tweet LINE ※写真はイメージ 食事は生きる上で欠かせないもの。そして、おいしい味で私たちの日常を彩ってくれます。 しかし、口に含んで体内に取り入れるからこそ、食材の取り扱いや調理方法は注意をしなくてはなりません。 食事に関するトラブルで、もっとも恐ろしいのが食中毒。腹痛や吐き気に見舞われるだけでなく、最悪の場合は命を落としてしまいます。 高温多湿な夏は、菌が繁殖しやすいため、食材が傷んでしまわないよう、特に注意が必要です。 実は知られていない『卵の保存』のNG行為 さまざまな料理に活用できる上に、栄養価が高いため、大半の人が日頃から冷蔵庫に卵をストックしていることでしょう。 では、あなたはどのようにして、冷蔵庫で卵を保存していますか。 ※写真はイメージ 冷蔵庫には、ドアを開けた部分に卵ポケットが搭載されていることがほとんど。卵を取り出しやすい構造になっているため、多くの人がこの場所に卵を入れているのではないでしょうか。 しかし…冷蔵庫の卵ポケットは、実は保存に適していないのです! 老舗の養鶏会社である株式会社落水正商店は、ウェブサイトで「ドアポケット内の卵専用トレイは使わない!」と呼びかけています。 実は、ドアポケットは卵の保存にはあまり適していません。なぜなら冷蔵庫のドアを開け閉めするとき、振動によって卵にヒビが入る可能性があるためです。 また、ドア付近は、温度変化が大きいエリアでもあり、デリケートな卵の保存には向いていません。 落水正商店 ーより引用 ※写真はイメージ 卵は出荷前に厳密な検査や洗浄が行われますが、ごくまれにサルモネラ菌で汚染されている可能性があります。 少量でも食中毒を発症する厄介な性質を持っている、サルモネラ菌。万が一殻に付着していた場合、冷蔵庫の卵ポケットにもついてしまうかもしれません。 また、開閉する機会が多いため、冷蔵庫のドアポケットは温度が高くなることも。サルモネラ菌は10℃以上の環境で増殖してしまうといわれています。 少しでも食中毒になる危険性を下げるには、サルモネラ菌を冷蔵庫に付着させないためにも、パックのまま保管するのが安全といえるでしょう。 卵をしっかりと保存するには? 卵を保存するには、衝撃が加わりにくく、低い温度を保てる場所が最適。 温度変化の少ない冷蔵庫の奥で、販売されているパックに入れた状態で保存するのがベストなのだとか。 なお、卵の丸いほうを上、尖ったほうを下にするのがオススメ。丸いほうには空気の入った部分があり、尖ったほうは殻が厚くて丈夫なためです。 全国の生産者とニワトリたちによって、消費者の元に渡る新鮮な卵。そのおいしさを損ねないためにも、保存方法を見直したいですね。 出典grape/落水正商店 Share Tweet LINE
食事は生きる上で欠かせないもの。そして、おいしい味で私たちの日常を彩ってくれます。
しかし、口に含んで体内に取り入れるからこそ、食材の取り扱いや調理方法は注意をしなくてはなりません。
食事に関するトラブルで、もっとも恐ろしいのが食中毒。腹痛や吐き気に見舞われるだけでなく、最悪の場合は命を落としてしまいます。
高温多湿な夏は、菌が繁殖しやすいため、食材が傷んでしまわないよう、特に注意が必要です。
実は知られていない『卵の保存』のNG行為
さまざまな料理に活用できる上に、栄養価が高いため、大半の人が日頃から冷蔵庫に卵をストックしていることでしょう。
では、あなたはどのようにして、冷蔵庫で卵を保存していますか。
※写真はイメージ
冷蔵庫には、ドアを開けた部分に卵ポケットが搭載されていることがほとんど。卵を取り出しやすい構造になっているため、多くの人がこの場所に卵を入れているのではないでしょうか。
しかし…冷蔵庫の卵ポケットは、実は保存に適していないのです!
老舗の養鶏会社である株式会社落水正商店は、ウェブサイトで「ドアポケット内の卵専用トレイは使わない!」と呼びかけています。
落水正商店 ーより引用
※写真はイメージ
卵は出荷前に厳密な検査や洗浄が行われますが、ごくまれにサルモネラ菌で汚染されている可能性があります。
少量でも食中毒を発症する厄介な性質を持っている、サルモネラ菌。万が一殻に付着していた場合、冷蔵庫の卵ポケットにもついてしまうかもしれません。
また、開閉する機会が多いため、冷蔵庫のドアポケットは温度が高くなることも。サルモネラ菌は10℃以上の環境で増殖してしまうといわれています。
少しでも食中毒になる危険性を下げるには、サルモネラ菌を冷蔵庫に付着させないためにも、パックのまま保管するのが安全といえるでしょう。
卵をしっかりと保存するには?
卵を保存するには、衝撃が加わりにくく、低い温度を保てる場所が最適。
温度変化の少ない冷蔵庫の奥で、販売されているパックに入れた状態で保存するのがベストなのだとか。
なお、卵の丸いほうを上、尖ったほうを下にするのがオススメ。丸いほうには空気の入った部分があり、尖ったほうは殻が厚くて丈夫なためです。
全国の生産者とニワトリたちによって、消費者の元に渡る新鮮な卵。そのおいしさを損ねないためにも、保存方法を見直したいですね。