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「さぞいい温泉だったんだな」 湯の花が豊富な温泉が自慢の宿 客が帰った後で見つけたものとは?

By - grape編集部  公開:  更新:

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ホテルや旅館などでは、客がサービスへの意見やお礼のメッセージを書き残しておくことがあります。

そこで働いている従業員にとって、客からの好意的な声は、励みになるものでしょう。

温泉に残された『メッセージ』

青森県十和田市にある、温泉宿『南部屋』がX(Twitter)に投稿した、ある写真が反響を呼んでいます。

十和田湖や奥入瀬渓流、八甲田山など、雄大な自然景観に囲まれた同宿では、加温や加水、循環、消毒などを一切行わない、湯の花が豊富な『源泉100%かけ流し』の温泉を楽しむことができます。

湯の花とは、温泉成分が凝縮して固まったもので、さまざまな効能があるといわれており、湯の花が豊富なことは良質な温泉であることの証ともいえます。

同宿では入浴する客が少ない日には、下の写真のように浴槽のふちが真っ白になるほど、たっぷり含まれているそうです。

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ある日のこと、日帰り入浴をした客が帰った後、宿のスタッフが浴場を確認すると、思いがけないものを見つけました。

こちらの写真をご覧ください。

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「いいおゆ」「ありがとう」

湯の花が積もった浴槽のふちに指で書かれていたのは、客からの感謝の言葉でした。

宿のスタッフによると、この投稿をした日は初雪が降った翌日だったこともあり、日帰りの入浴客が少なかったとのこと。そのためメッセージを残すことが可能になったといいます。

温泉を心行くまで堪能したことがひと目で分かる、感謝の表現に従業員は感激。投稿には写真とともに「こういうの大好きです!嬉しいです!ありがとうございました!」とつづられていました。

さらに2日後、別の客が入浴した後には、こんな絵が残されていて…。

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湯の花で描かれていたのは、2匹のかわいらしい犬

実はこちらの宿には看板犬がいるため、その姿を客は描いたようです!

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看板犬は常に館内にいるわけではないので、確実に会いたい場合は事前に連絡が必要とのこと。

メッセージを残した入浴客はこの日、看板犬に会えなかったようです。「次は会えるといいな」という想いを込めて、描いたのかもしれませんね。

投稿には、多くのコメントが寄せられていました。

・粋なことをするお客さん!自分も真似してみようかな。

・最高ですね。さぞいいお湯だったのでしょう。

・愛されている宿なんだろうなと感じました。行ってみたいです!

・犬の絵がかわいい!会いたかった気持ちが伝わりますね。

素敵な『湯の花のメッセージ』は、宿のスタッフだけでなく、投稿を見た多くの人の心もポカポカに温めたことでしょう。

温泉宿『南部屋』は、良質な温泉やかわいい看板犬のほか、地元で採れた食材を使った料理、お手頃な宿泊料金など魅力がたくさん!気になる人はぜひチェックしてみてくださいね。

出典
grape@nanbuya_towada

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