アディダスの最新ギャラクシーを評価 独自技術を実際に体感してみると? By - grape編集部 公開:2023-12-01 更新:2023-12-01 Amazonアディダスランニングシューズ Share Tweet LINE 世界的スポーツメーカー『adidas(アディダス)』の販売する、ビギナー向けランニングシューズ『Galaxy6(ギャラクシー6)』。2023年11月現在、ギャラクシーシリーズの最新モデルです。 公式サイトでは税込み7150円で販売されており、目を引くほどの安さではありませんが、Amazonなどで探せば4000円台と格安で購入することもできます。 Amazonで見る そういった安さもあってか、ランニングシューズとして人気が高く、Amazonのランキングでトップ10に入っていることも多いシューズです。 どれほどコスパの高いランニングシューズなのか、実際に履いてみてその性能や履き心地を試してみました! [pageToc] 重いけど安定性の高いギャラクシー6 サイズ選びは気を付けて 定価が7150円とビギナー向けとしては、それなりに価格の高いアディダスのギャラクシー6ですが、性能はそれに見合うものなのでしょうか。 3kmほど履いて走ってみた筆者の評価がこちらです。 ・コスパ ★★★☆☆ ビギナー向けながら独自技術が使われている ・クッション性 ★★★☆☆ 見た目よりも硬めの履き心地 ・軽さ ★★☆☆☆ 格安ランニングシューズの中では重めの315g ・走りやすさ ★★★☆☆ つま先は曲がりにくいが走っていて問題ない ・疲れにくさ ★★☆☆☆ クッション性がもう少し欲しいところ ・ファッション性 ★★★☆☆ シンプルで使いやすいデザイン 定価で考えると少し高い気もしますが、4000円台で購入ができるとなると、それなりにコスパのいいランニングシューズといえます。 315gと少し重量はありますが、ミッドソールに厚みがあり、幅も広いので安定性は高く感じました。また、重さがある分耐久力が高そうで、指元あたりのクッション性も高い印象です。 ただ、ヒール部分がややゆるい作りのようで、靴紐でしっかりと調整しないとカカトが浮いてしまうこともあります。 靴の中で足が動いてしまうので、少し走りにくさを感じるでしょう。 それぞれの細かな性能を見ていきます。 ギャラクシー6の性能:格安なのに独自技術搭載のミッドソール 多くの格安ランニングシューズでは、ミッドソールに特別な技術は使われていません。 しかし、ギャラクシー6のミッドソールには、アディダス独自の新EVA素材を使って軽さを実現した『cloudfoam(クラウドフォーム)』を搭載。かなり厚みのあるミッドソールになっています。 しかし、実際3kmほどランニングをしてみると、思ったよりもクッション性は高くありません。 インソールに『OrthoLite(オーソライト)』を使用しているため、フカフカとした履き心地はありますが、衝撃を吸収できるほどではありませんでした。 まったくクッション性がないわけではありませんが、外でランニングをするには物足りないでしょう。室内トレーニングなどに使用するといいかもしれません。 ちなみに、ミッドソールの幅は広めに作られているため、走っていても安定性があります。 ギャラクシー6の性能:つま先の屈曲性は硬めでも問題なし 屈曲性を高める溝(フレックスグルーヴ)があまり深く入っていないためか、つま先の屈曲性はかなり硬め。 強めに地面に押し付けないと曲がってくれません。 とはいえ、走ってみるとそれほど硬さは気にならず、問題なく走ることができました。 硬い分、丈夫な作りになっているのかもしれません。 ギャラクシー6の性能:300g超えと重め 250g程度が標準といわれるランニングシューズの中で、315gのギャラクシー6は重めの部類といえるでしょう。 軽量のクラウドフォームをミッドソールに使用していますが、厚みがかなりあるため重くなっているのかもしれません。 アッパーもメッシュ素材ながらクッション性を感じられるほど厚みがあり、耐久性は高そうです。 一概に軽いほうがいいともいい切れないので、重さは好みの問題となるでしょう。 ちなみに、アッパーにはリサイクル素材を50%以上使用。環境にやさしい取り組みを行っているようです。 サイズ選びは慎重にしたほうがいい理由 27cmの横幅2Eサイズで購入した、ギャラクシー6のサイズ感を見ていきます。 靴によって差はあるでしょうが、縦は若干足りない約26.9cmで、横幅は約10cmでした。 今まで履いてきたランニングシューズは、購入サイズよりも大きめな事が多かったので珍しいパターンです。 もともと26.5cmの靴を履いている筆者としては、これくらいの誤差なら問題はありません。むしろハーフサイズアップしてちょうどよく感じました。 それよりも、つま先側のストラップホールあたりが、甲の部分に当たるのが気になるところです。 また、足首やヒール部分が柔らかい作りだからなのかは分かりませんが、歩いたり走ったりしているとカカトがパカパカすることも。 しっかりと密着させようと靴紐を調整すると、先ほどの甲の部分がきつくなるので、どちらの履き心地を選ぶべきかは悩ましいところです。 できれば実際に履いて、慎重にサイズを選びたいところでしょう。 アディダスのギャラクシー6をウォーキングに使ってみると? ランニングでは心もとなかったクッション性のギャラクシー6ですが、ウォーキングには使えるものなのでしょうか。 数kmほど歩いてみましたが、ウォーキングに使う分には十分なクッション性で、問題なく長距離を歩くことができました。 歩いている分には靴の重さも気になりませんし、スニーカーなどを履くよりも足の疲れが軽減されています。 ただ、筆者の場合はカカト部分が浮きやすく、履きやすさとしてはちょっと気になるポイントです。 足の形状さえ合えば、ウォーキングに使用しても問題はないでしょう。 アディダスのギャラクシー6はコスパが高いのか? まとめ ギャラクシー6を履いて、ランニングやウォーキングを試してみましたが、4000円台で購入ができればそれなりにコスパの高い靴だといえそうです。 ランニングをするには少しクッション性が足りませんでしたが、ミッドソールに独自技術が取り入れられている点や全体的に耐久性が高そうな作りは評価ができます。 ヒールや足首周りが柔らかいので、サイズ選びだけは慎重にしたほうがいいでしょう。 Amazonで見る デザイン的にシンプルなので、通勤通学に使いながら帰りにウォーキングしたり、ちょっとジムによってトレーニングをしたりといった使い方がおすすめです。 とりあえず日常に運動を取り入れたいという人に向いているといえるでしょう。 これから運動を始めたいという人は、ぜひチェックしてみてくださいね。 出典grape/Amazon Share Tweet LINE
世界的スポーツメーカー『adidas(アディダス)』の販売する、ビギナー向けランニングシューズ『Galaxy6(ギャラクシー6)』。2023年11月現在、ギャラクシーシリーズの最新モデルです。
公式サイトでは税込み7150円で販売されており、目を引くほどの安さではありませんが、Amazonなどで探せば4000円台と格安で購入することもできます。
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そういった安さもあってか、ランニングシューズとして人気が高く、Amazonのランキングでトップ10に入っていることも多いシューズです。
どれほどコスパの高いランニングシューズなのか、実際に履いてみてその性能や履き心地を試してみました!
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重いけど安定性の高いギャラクシー6 サイズ選びは気を付けて
定価が7150円とビギナー向けとしては、それなりに価格の高いアディダスのギャラクシー6ですが、性能はそれに見合うものなのでしょうか。
3kmほど履いて走ってみた筆者の評価がこちらです。
・コスパ ★★★☆☆ ビギナー向けながら独自技術が使われている
・クッション性 ★★★☆☆ 見た目よりも硬めの履き心地
・軽さ ★★☆☆☆ 格安ランニングシューズの中では重めの315g
・走りやすさ ★★★☆☆ つま先は曲がりにくいが走っていて問題ない
・疲れにくさ ★★☆☆☆ クッション性がもう少し欲しいところ
・ファッション性 ★★★☆☆ シンプルで使いやすいデザイン
定価で考えると少し高い気もしますが、4000円台で購入ができるとなると、それなりにコスパのいいランニングシューズといえます。
315gと少し重量はありますが、ミッドソールに厚みがあり、幅も広いので安定性は高く感じました。また、重さがある分耐久力が高そうで、指元あたりのクッション性も高い印象です。
ただ、ヒール部分がややゆるい作りのようで、靴紐でしっかりと調整しないとカカトが浮いてしまうこともあります。
靴の中で足が動いてしまうので、少し走りにくさを感じるでしょう。
それぞれの細かな性能を見ていきます。
ギャラクシー6の性能:格安なのに独自技術搭載のミッドソール
多くの格安ランニングシューズでは、ミッドソールに特別な技術は使われていません。
しかし、ギャラクシー6のミッドソールには、アディダス独自の新EVA素材を使って軽さを実現した『cloudfoam(クラウドフォーム)』を搭載。かなり厚みのあるミッドソールになっています。
しかし、実際3kmほどランニングをしてみると、思ったよりもクッション性は高くありません。
インソールに『OrthoLite(オーソライト)』を使用しているため、フカフカとした履き心地はありますが、衝撃を吸収できるほどではありませんでした。
まったくクッション性がないわけではありませんが、外でランニングをするには物足りないでしょう。室内トレーニングなどに使用するといいかもしれません。
ちなみに、ミッドソールの幅は広めに作られているため、走っていても安定性があります。
ギャラクシー6の性能:つま先の屈曲性は硬めでも問題なし
屈曲性を高める溝(フレックスグルーヴ)があまり深く入っていないためか、つま先の屈曲性はかなり硬め。
強めに地面に押し付けないと曲がってくれません。
とはいえ、走ってみるとそれほど硬さは気にならず、問題なく走ることができました。
硬い分、丈夫な作りになっているのかもしれません。
ギャラクシー6の性能:300g超えと重め
250g程度が標準といわれるランニングシューズの中で、315gのギャラクシー6は重めの部類といえるでしょう。
軽量のクラウドフォームをミッドソールに使用していますが、厚みがかなりあるため重くなっているのかもしれません。
アッパーもメッシュ素材ながらクッション性を感じられるほど厚みがあり、耐久性は高そうです。
一概に軽いほうがいいともいい切れないので、重さは好みの問題となるでしょう。
ちなみに、アッパーにはリサイクル素材を50%以上使用。環境にやさしい取り組みを行っているようです。
サイズ選びは慎重にしたほうがいい理由
27cmの横幅2Eサイズで購入した、ギャラクシー6のサイズ感を見ていきます。
靴によって差はあるでしょうが、縦は若干足りない約26.9cmで、横幅は約10cmでした。
今まで履いてきたランニングシューズは、購入サイズよりも大きめな事が多かったので珍しいパターンです。
もともと26.5cmの靴を履いている筆者としては、これくらいの誤差なら問題はありません。むしろハーフサイズアップしてちょうどよく感じました。
それよりも、つま先側のストラップホールあたりが、甲の部分に当たるのが気になるところです。
また、足首やヒール部分が柔らかい作りだからなのかは分かりませんが、歩いたり走ったりしているとカカトがパカパカすることも。
しっかりと密着させようと靴紐を調整すると、先ほどの甲の部分がきつくなるので、どちらの履き心地を選ぶべきかは悩ましいところです。
できれば実際に履いて、慎重にサイズを選びたいところでしょう。
アディダスのギャラクシー6をウォーキングに使ってみると?
ランニングでは心もとなかったクッション性のギャラクシー6ですが、ウォーキングには使えるものなのでしょうか。
数kmほど歩いてみましたが、ウォーキングに使う分には十分なクッション性で、問題なく長距離を歩くことができました。
歩いている分には靴の重さも気になりませんし、スニーカーなどを履くよりも足の疲れが軽減されています。
ただ、筆者の場合はカカト部分が浮きやすく、履きやすさとしてはちょっと気になるポイントです。
足の形状さえ合えば、ウォーキングに使用しても問題はないでしょう。
アディダスのギャラクシー6はコスパが高いのか? まとめ
ギャラクシー6を履いて、ランニングやウォーキングを試してみましたが、4000円台で購入ができればそれなりにコスパの高い靴だといえそうです。
ランニングをするには少しクッション性が足りませんでしたが、ミッドソールに独自技術が取り入れられている点や全体的に耐久性が高そうな作りは評価ができます。
ヒールや足首周りが柔らかいので、サイズ選びだけは慎重にしたほうがいいでしょう。
Amazonで見る
デザイン的にシンプルなので、通勤通学に使いながら帰りにウォーキングしたり、ちょっとジムによってトレーニングをしたりといった使い方がおすすめです。
とりあえず日常に運動を取り入れたいという人に向いているといえるでしょう。
これから運動を始めたいという人は、ぜひチェックしてみてくださいね。