「ここに駐車の皆様へ」　看板の内容が「めっちゃホラー」「祟られる！？」

お菓子の包装などのゴミを、適切な場所に捨てず、道路などに放る行為は『ポイ捨て』と呼ばれています。

軽い響きで「ちょっとしたマナー違反」のように聞こえますが、実は不法投棄という犯罪。

個人の場合、５年以下の懲役、もしくは１千万円以下の罰金、またはその両方が科せられます。

それでも、人目のつかない場所に不法投棄をする人は後を絶ちません。

これは怖い…ポイ捨て防止の看板

台湾在住の日本人である、ばなな（@banainai_tw）さんは、ゴミの不法投棄を防止する看板を撮影。

「めっちゃ記憶に残っているのはこれ」と１枚の写真を公開しました。

写っているのは、愛知県新城市のガードレールに固定された看板。

付近に駐車した人に向けて、こう呼びかけていたのです。

看板が設置されているのは、同市にある設楽原決戦場跡。

１５７５年に、織田信長と徳川家康の連合軍が、武田勝頼の軍と決戦をした『長篠の戦い』の舞台です。

連合軍が鉄砲隊と馬防柵で、武田軍の騎馬戦法を打ち破ったことで知られています。

実際のところ、戦死者たちが幽霊として地に留まり、不法投棄をする不届き者に怒りを覚え、祟るかどうかは分かりません。

しかし、ゴミを捨てようとした人の中には、看板を読んで後ろめたい気持ちになり、思い留まる人もいることでしょう。

予想外の脅し文句に、多くの人がヒヤリとしてるようです。

「誰かに見られている」と思うと、人は悪行を控える傾向にあるといわれています。

その心理を活用したような看板は、何人もの不法投棄を防いできたはず。これからも、この看板は効果を発揮し、地域を守り続けることでしょう。

看板を設置した人のアイディア勝ち…かもしれません！