「認知症の母が寿司を買ってきた」 偶然にもその日は?「泣けた」「最高のサプライズ」 By - grape編集部 公開:2025-03-20 更新:2025-03-20 Share Tweet LINE 脳の病気や障がいなどさまざまな原因から、記憶や判断力などの認知機能が低下し、日常生活に支障をきたす、認知症。 2022年に実施された厚生労働省の調査によると、65歳以上の高齢者のおよそ12%が認知症であり、その前段階である軽度認知障害と合わせると、3人に1人がなんらかの認知機能に関わる症状があるそうです。 症状が進むにつれて、記憶が薄れ大切な思い出も忘れてしまうため、支える家族はさびしさを感じることがあるといいます。 認知症の母が買った、スーパーの寿司 2025年3月17日、Xに投稿された、じゃど(@judsan12)さんのエピソードが、反響を呼んでいます。 ある日、じゃどさんが少し居眠りをしたすきに、認知症を患う母親が、1人で買い物に行ってしまったそうです。 しばらくして、母親は無事に帰ってきましたが、なんとスーパーマーケットで6人ぶんの寿司を買ってきたといいます。 予定外の寿司に戸惑いつつも、じゃどさんは嬉しく感じたそうです。その理由について、次のようにつづりました。 もう今日が何月何日か分からないので、僕の誕生日のことは分かっていません。 でも誕生日に寿司は悪くないかも。 なんとこの日は、じゃどさんの誕生日だったのです! 日付が分からなくなっているはずなのに、突然寿司を買おうと思い立った母親。 もしかしたら、ふとした瞬間に『特別な日』であることを思い出し、我が子に「おいしいものを食べさせたい」と思ったのかもしれません。 偶然だったとしても、そう信じたくなるような出来事ですね。 投稿には10万件もの『いいね』が付き、コメントが多数寄せられています。 ・何の日か思い出せなくても、大切な日というのが分かっていたのかな。涙が出ました。 ・愛の力ですね。サプライズパーティーの最高峰だと思います。 ・泣ける。顔も知らない人たちだけど、この親子に幸せでいてほしい。 ・割引を選んでいるところが、買い物上手でいい。お会計もできて素晴らしいです。 記憶が薄れて、コミュニケーションが難しくなってしまっても、それまで築いた絆が消えることはありません。 母親は心の奥底で、家族への深い愛情を抱き続けているのでしょう。 心が温かくなるエピソードに、多くの人が大切な存在を思い浮かべたかもしれませんね。 出典grape/@judsan12/厚生労働省 Share Tweet LINE
脳の病気や障がいなどさまざまな原因から、記憶や判断力などの認知機能が低下し、日常生活に支障をきたす、認知症。
2022年に実施された厚生労働省の調査によると、65歳以上の高齢者のおよそ12%が認知症であり、その前段階である軽度認知障害と合わせると、3人に1人がなんらかの認知機能に関わる症状があるそうです。
症状が進むにつれて、記憶が薄れ大切な思い出も忘れてしまうため、支える家族はさびしさを感じることがあるといいます。
認知症の母が買った、スーパーの寿司
2025年3月17日、Xに投稿された、じゃど(@judsan12)さんのエピソードが、反響を呼んでいます。
ある日、じゃどさんが少し居眠りをしたすきに、認知症を患う母親が、1人で買い物に行ってしまったそうです。
しばらくして、母親は無事に帰ってきましたが、なんとスーパーマーケットで6人ぶんの寿司を買ってきたといいます。
予定外の寿司に戸惑いつつも、じゃどさんは嬉しく感じたそうです。その理由について、次のようにつづりました。
もう今日が何月何日か分からないので、僕の誕生日のことは分かっていません。
でも誕生日に寿司は悪くないかも。
なんとこの日は、じゃどさんの誕生日だったのです!
日付が分からなくなっているはずなのに、突然寿司を買おうと思い立った母親。
もしかしたら、ふとした瞬間に『特別な日』であることを思い出し、我が子に「おいしいものを食べさせたい」と思ったのかもしれません。
偶然だったとしても、そう信じたくなるような出来事ですね。
投稿には10万件もの『いいね』が付き、コメントが多数寄せられています。
・何の日か思い出せなくても、大切な日というのが分かっていたのかな。涙が出ました。
・愛の力ですね。サプライズパーティーの最高峰だと思います。
・泣ける。顔も知らない人たちだけど、この親子に幸せでいてほしい。
・割引を選んでいるところが、買い物上手でいい。お会計もできて素晴らしいです。
記憶が薄れて、コミュニケーションが難しくなってしまっても、それまで築いた絆が消えることはありません。
母親は心の奥底で、家族への深い愛情を抱き続けているのでしょう。
心が温かくなるエピソードに、多くの人が大切な存在を思い浮かべたかもしれませんね。