@Heaaart

「こんな鳥いるの?」「思わず検索した」 沖縄で撮った1羽の野鳥が話題に!

By - grape編集部  公開:  更新:

Share Tweet LINE

・顔が個性的でオシャレ。そして美脚。

・こんな鳥がいるの?思わず検索しました。

・正面の顔が、めっちゃかわいいですね。

・キャラ立ちのいいお顔。会いたい!

2025年4月26日、沖縄県在住の、まみっち(@Glareola_Ma)さんがXに公開した1枚の写真に、このような声が上がっています。

同月25日、まみっちさんは沖縄本島南部の農耕地で、ある野鳥を目撃したとか。

名前の一部に『ツバメ』と入っているものの、正式にはツバメではないといいます。

一体、どういうことなのでしょうか…。

ツバメチドリの写真

「ツバメチドリ、まだいるよ」

まみっちさんは、このように報告。撮影したのは、ツバメチドリという、チドリ目ツバメチドリ科ツバメチドリ属に分類される鳥だったのです!

褐色の毛で全身が覆われ、ノドのあたりが黒い線で囲われている、ツバメチドリ。

確かに、ツバメとは異なる特徴を複数持っているのが一目りょう然でしょう。

沖縄在住の撮影者が思う、ツバメチドリの魅力とは?

まみっちさんに、ツバメチドリの魅力について聞いてみたところ、このように答えてくれました。

つぶらな瞳、赤い口紅がついたようなくちばし、まるでツバメを大きくしたかのような飛翔時の姿などが魅力的です。

『かわいい』『美しい』『かっこいい』が詰まった鳥だなと思います。

まみっちさんのいうとおり、Xに公開された写真からも、かわいさだけでなく、かっこよさや美しさが伝わってきませんか。

ツバメチドリは、毎年この時期になると、繁殖などのために沖縄の各地域に渡ってくるとか。

「観察に行くのが毎回楽しみです」と語る、まみっちさん。ツバメチドリへの敬意を払い、こう語っています。

人気のある鳥でもあるので、観察に行かれるバードウォッチャーや写真家の方々が大勢いらっしゃいます。

これからの時期は特に繁殖の妨げにならないよう…また農家さんなどをはじめ地元民の方々へ配慮をしながら、そっと見守っていただけたらと思います。

ツバメチドリは、バードウォッチャーや写真家にとっては、それなりに名の知られた鳥だったのですね。

ただ、どれだけ「ツバメチドリの魅力を写真で伝えたい」といった想いであふれていても、撮影により繁殖の邪魔をしてしまっては、元も子もありません。

貴重な姿を写真に残す上で、人間から鳥たちに対する、思いやりの気持ちが何より大切なのでしょう。

もしあなたも、自然を生きるツバメチドリを目にする機会があったら、そっと見守ってあげてくださいね。

出典
grape@Glareola_Ma

Share Tweet LINE