電車で男の子に『仮面ライダー』を見せてあげた男性 去り際、母親のひと言に驚愕! By - grape編集部 公開:2018-07-23 更新:2018-07-26 仮面ライダー特撮電車 Share Tweet LINE 電車の中で、とても癒される素敵な出来事があったので、つぶやきたい。 Twitterでそうつづったのは、津田謡繭(@tudautamayu10)さん。 ある日、電車に乗っていた投稿者さんは、素敵な出来事に遭遇したといいます。 見知らぬ子どもが、見ていた『仮面ライダー』に興味を持ち…? 電車に乗っている間、座席に座ってスマホで動画を見ていた投稿者さん。 特撮が好きな投稿者さんは、東映の動画配信サイトで『仮面ライダークウガ(以下、クウガ)』を見ることにしました。 その最中、ふと投稿者さんが隣を見ると、5歳ほどの男の子がチラチラと視線を送っていたといいます。 (きっと、この子も見たいんだな、よしよし) そう思った投稿者さんは、動画を再生したスマホを男の子のほうに差し出します。 すると、男の子はかじりつくように画面の中で熱い戦いを繰り広げる仮面ライダーに見入り始めました。 男の子の母親もそのことに気付き、軽く頭を下げたのを見て、投稿者さんは「いえいえ、お気になさらず」というジェスチャーをしました。 ※写真はイメージ 戦闘シーンが終わると、「びうどぉ?」と聞いてきた男の子。いま見ている動画を、最新作の『仮面ライダービルド』だと思ったのでしょう。 (そらまあ、2000年に放送されたクウガなんて知らんよなあ) 18年前の作品を、5歳ほどの男の子が知らないのは当然でしょう。投稿者さんが「これは仮面ライダークウガだよ」と優しく教えると、男の子は「くぅが」と返しました。 そして、「かっこいい?」と聞くと、男の子は首を縦に振ったといいます。 (この子を、もっと喜ばせてあげたい!) 目を輝かせる男の子を前に、そう思った投稿者さんは、クウガの変身シーンや戦闘シーンを見せてあげることに。 投稿者さんと男の子が好きな変身フォームの話をしているうちに、電車は男の子の降りる駅に着いてしまいました。 母親が「すみません」といいスマホを返した後、よほど気に入ったのか、母親にクウガのDVDをねだる男の子。 しかし、その姿を見て投稿者さんはハッとしました。 (あっ、もしクウガのエグいシーンを見て、男の子がショックを受けたらどうしよう…!) リアリティを重視したクウガは、ほかの作品と比べて設定や描写が過激的な作品。まだ幼い子どもが見たら、ショックを受けるかもしれないと思ったのです。 そのため、投稿者さんは念のため母親に声をかけることにします。 「あの、これけっこう過激な描写もあるんで、気を付けてあげてください」 すると、母親は頭を下げてこういいました。 「ありがとうございます。ゲゲルのシーンはなるべく飛ばすようにします」 ※写真はイメージ 『ゲゲル』とは、作中に登場する怪人たちが行う『人間を狩るゲーム』のこと。リアリティのある描写に、放送当時、年齢問わず多くの視聴者が震えあがりました。 母親が作中の専門用語である『ゲゲル』を知っていたということは、投稿者さんと同じくクウガの視聴者だったのでしょう。 まさかの言葉に、投稿者さんは「ああ!」と声を上げ、笑顔になったそうです。 いま、というか1時間くらい前、電車の中でとても癒された、素敵な出来事があったのでつぶやきたい。 目的地までしばらくかかるので、僕はTTFCでクウガを見ながら暇を潰してた。しばらくしてふと隣を見ると、5歳くらいかな?まさにヒーロー真っ盛りな歳の男の子が僕のスマホをチラチラ見てた。 — 津田謡繭 (@tudautamayu10) July 18, 2018 手をつないで降りていく2人を見送りながら、初めてクウガと出会った、あの日のおぼろげな思い出にひたっていました。 投稿の最後に、そうつづった投稿者さん。 一連の投稿を読んだ人からは「なんて素敵な話なんだろう…」「驚愕のオチにスタンディングオベーション!」「なぜか泣けてきた」といったコメントが多数寄せられています。 大好きなものを広め、楽しさを共有するのはファンとしてとても嬉しいもの。同時に、共有された側も、『新たな出会い』に心躍らせるものです。 どれだけ時が流れても、ヒーローのかっこよさは失われません。そして、ヒーローを見た子どもの目の輝きも、永遠に失われることはないでしょう。 こうして、ヒーローの伝説は次世代に引き継がれていくのかもしれませんね! 出典grape/@tudautamayu10 Share Tweet LINE
電車の中で、とても癒される素敵な出来事があったので、つぶやきたい。
Twitterでそうつづったのは、津田謡繭(@tudautamayu10)さん。
ある日、電車に乗っていた投稿者さんは、素敵な出来事に遭遇したといいます。
見知らぬ子どもが、見ていた『仮面ライダー』に興味を持ち…?
電車に乗っている間、座席に座ってスマホで動画を見ていた投稿者さん。
特撮が好きな投稿者さんは、東映の動画配信サイトで『仮面ライダークウガ(以下、クウガ)』を見ることにしました。
その最中、ふと投稿者さんが隣を見ると、5歳ほどの男の子がチラチラと視線を送っていたといいます。
(きっと、この子も見たいんだな、よしよし)
そう思った投稿者さんは、動画を再生したスマホを男の子のほうに差し出します。
すると、男の子はかじりつくように画面の中で熱い戦いを繰り広げる仮面ライダーに見入り始めました。
男の子の母親もそのことに気付き、軽く頭を下げたのを見て、投稿者さんは「いえいえ、お気になさらず」というジェスチャーをしました。
※写真はイメージ
戦闘シーンが終わると、「びうどぉ?」と聞いてきた男の子。いま見ている動画を、最新作の『仮面ライダービルド』だと思ったのでしょう。
(そらまあ、2000年に放送されたクウガなんて知らんよなあ)
18年前の作品を、5歳ほどの男の子が知らないのは当然でしょう。投稿者さんが「これは仮面ライダークウガだよ」と優しく教えると、男の子は「くぅが」と返しました。
そして、「かっこいい?」と聞くと、男の子は首を縦に振ったといいます。
(この子を、もっと喜ばせてあげたい!)
目を輝かせる男の子を前に、そう思った投稿者さんは、クウガの変身シーンや戦闘シーンを見せてあげることに。
投稿者さんと男の子が好きな変身フォームの話をしているうちに、電車は男の子の降りる駅に着いてしまいました。
母親が「すみません」といいスマホを返した後、よほど気に入ったのか、母親にクウガのDVDをねだる男の子。
しかし、その姿を見て投稿者さんはハッとしました。
(あっ、もしクウガのエグいシーンを見て、男の子がショックを受けたらどうしよう…!)
リアリティを重視したクウガは、ほかの作品と比べて設定や描写が過激的な作品。まだ幼い子どもが見たら、ショックを受けるかもしれないと思ったのです。
そのため、投稿者さんは念のため母親に声をかけることにします。
「あの、これけっこう過激な描写もあるんで、気を付けてあげてください」
すると、母親は頭を下げてこういいました。
「ありがとうございます。ゲゲルのシーンはなるべく飛ばすようにします」
※写真はイメージ
『ゲゲル』とは、作中に登場する怪人たちが行う『人間を狩るゲーム』のこと。リアリティのある描写に、放送当時、年齢問わず多くの視聴者が震えあがりました。
母親が作中の専門用語である『ゲゲル』を知っていたということは、投稿者さんと同じくクウガの視聴者だったのでしょう。
まさかの言葉に、投稿者さんは「ああ!」と声を上げ、笑顔になったそうです。
手をつないで降りていく2人を見送りながら、初めてクウガと出会った、あの日のおぼろげな思い出にひたっていました。
投稿の最後に、そうつづった投稿者さん。
一連の投稿を読んだ人からは「なんて素敵な話なんだろう…」「驚愕のオチにスタンディングオベーション!」「なぜか泣けてきた」といったコメントが多数寄せられています。
大好きなものを広め、楽しさを共有するのはファンとしてとても嬉しいもの。同時に、共有された側も、『新たな出会い』に心躍らせるものです。
どれだけ時が流れても、ヒーローのかっこよさは失われません。そして、ヒーローを見た子どもの目の輝きも、永遠に失われることはないでしょう。
こうして、ヒーローの伝説は次世代に引き継がれていくのかもしれませんね!