母「だから持ち歩くなって言ったのに」 息子の言葉に、ハッとさせられる By - grape編集部 公開:2018-08-31 更新:2018-08-31 子ども Share Tweet LINE ※写真はイメージ 小学3年生になる息子さんを育てる、母のニャンボス(@nyanboss)さん。 息子さんがまだ小学1年生だったころにいわれた『ひと言』に、ハッとさせられたといいます。 『宝物』を失くした息子さんに、つい… 息子さんには小さいころから大切にしている『フィギュア』がありました。宝物ともいうべき、大切なモノ。 いつも持ち歩いていましたが、うっかり旅先でフィギュアを失くしてしまいます。 落ち込む息子さんに、ニャンボスさんはこういいます。 だから、持ち歩くなっていったでしょ。 大切なモノだからこそ「万が一旅先で失くしてしまったら?」と考え、事前に注意をしていたのでしょう。「だからいったのに!」と、つい怒ってしまいました。 息子さんはこれに対し、こう答えます。 ※写真はイメージ 悲しいんだから怒らないで! 確かに、大切なモノを失くして一番悲しいのは息子さんです。さらにお母さんから怒られたら、どう感じるでしょう。 さらに悲しい気持ちになってしまうはずです。 2年後…旅先で上着を失くしてしまったニャンボスさんに対し、「大丈夫?悲しくない?」と声をかけてくれた息子さんの言葉に、当時の出来事を思い出したといいます。 そして、改めてこんなことに気付かされました。 怒るという行為は、自分のためで、相手のためじゃない。 息子が小さい時に大事にしてたフィギュアを旅行先に忘れちゃって「だから持ち歩くなって言ったでしょ?」って怒ったら「悲しいんだから怒らないで」って言われてハッとなった。この間、私が旅行先に上着忘れた時「大丈夫?悲しくない?」って息子。怒るって自分の為で相手の為じゃないって気づき。 — ニャンボス (@nyanboss) 2018年1月6日 「だから持ち歩かなければよかったのに」と、つい怒ってしまいそうなシチュエーション。しかし、大切なモノを失くし、誰よりもショックを受けているのは当の本人です。 同じような状況で、怒るのではなく悲しみを共有し、心配する気遣いを見せた息子さん。その言葉に気付きを得たというニャンボスさんのツイートに多くのコメントが寄せられました。 ・私も、つい怒ってしまいそう。でも、誰よりも本人が反省しているでしょうし、怒るのが正解ではないのかもしれませんね。 ・優しい息子さんですね。簡単なことのようで、コレができる大人は滅多にいませんよ。 ・怒るのではなく、共感し、気遣う…勉強になりました。 注意し、次に同じような間違いをしないようにうながすのは大切なこと。しかし、それと怒ることはイコールではありません。 失敗してしまった人やミスを犯した人にどう接するのか…子どもの言動に、大人が学ぶべきことは少なくないように感じます。 出典grape/@nyanboss Share Tweet LINE
小学3年生になる息子さんを育てる、母のニャンボス(@nyanboss)さん。
息子さんがまだ小学1年生だったころにいわれた『ひと言』に、ハッとさせられたといいます。
『宝物』を失くした息子さんに、つい…
息子さんには小さいころから大切にしている『フィギュア』がありました。宝物ともいうべき、大切なモノ。
いつも持ち歩いていましたが、うっかり旅先でフィギュアを失くしてしまいます。
落ち込む息子さんに、ニャンボスさんはこういいます。
だから、持ち歩くなっていったでしょ。
大切なモノだからこそ「万が一旅先で失くしてしまったら?」と考え、事前に注意をしていたのでしょう。「だからいったのに!」と、つい怒ってしまいました。
息子さんはこれに対し、こう答えます。
※写真はイメージ
悲しいんだから怒らないで!
確かに、大切なモノを失くして一番悲しいのは息子さんです。さらにお母さんから怒られたら、どう感じるでしょう。
さらに悲しい気持ちになってしまうはずです。
2年後…旅先で上着を失くしてしまったニャンボスさんに対し、「大丈夫?悲しくない?」と声をかけてくれた息子さんの言葉に、当時の出来事を思い出したといいます。
そして、改めてこんなことに気付かされました。
怒るという行為は、自分のためで、相手のためじゃない。
「だから持ち歩かなければよかったのに」と、つい怒ってしまいそうなシチュエーション。しかし、大切なモノを失くし、誰よりもショックを受けているのは当の本人です。
同じような状況で、怒るのではなく悲しみを共有し、心配する気遣いを見せた息子さん。その言葉に気付きを得たというニャンボスさんのツイートに多くのコメントが寄せられました。
・私も、つい怒ってしまいそう。でも、誰よりも本人が反省しているでしょうし、怒るのが正解ではないのかもしれませんね。
・優しい息子さんですね。簡単なことのようで、コレができる大人は滅多にいませんよ。
・怒るのではなく、共感し、気遣う…勉強になりました。
注意し、次に同じような間違いをしないようにうながすのは大切なこと。しかし、それと怒ることはイコールではありません。
失敗してしまった人やミスを犯した人にどう接するのか…子どもの言動に、大人が学ぶべきことは少なくないように感じます。