知らなかった! ホテルに『透明のビニール袋』が置かれている理由 By - grape編集部 公開:2018-09-28 更新:2018-09-28 ホテル火災避難防災 Share Tweet LINE ※写真はイメージ いつ起きるか分からない災害。万が一に備え、多くのホテルや公共施設には、利用客用の避難グッズが準備されているもの。 たとえば、ホテルの部屋に設置されている懐中電灯も避難グッズの1つ。その中に、透明のビニール袋も避難グッズとして置かれている場合があります。 ※写真はイメージ しかし、知らない人からしてみれば「ゴミ袋かな?」と勘違いしてしまうこともあるでしょう。 警視庁警備部災害対策課の公式アカウントは、災害現場で透明のビニール袋がどう役立つのかを紹介しています。 あるホテルに、避難グッズとして透明ビニール袋が置かれているのを見つけました。火災発生時、頭からかぶることで有毒な煙を吸わず、目を開けたまま避難できるものです。窒息の危険性があるので使用方法に注意が必要ですが、緊急時における身近な物の活用術として覚えておきたい技だと思います。 pic.twitter.com/zF0Ud4LaiG — 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) 2017年11月23日 実は、透明のビニール袋は火災発生時に『防煙フード』として活用ができるというのです。 火災現場の煙は、見通しを悪くするだけでなく、吸い込むと一酸化炭素中毒を引き起こす恐れもあり、特に注意が必要です。 そうした煙の危険性から守ってくれる、透明のビニール袋。使いかたは、コチラです。 ・ビニール袋を振り、袋の中にたくさん空気を入れる。 ・袋を頭からかぶり、外の空気が入らないよう、袋の口を絞って片手で持つ。 最近では、専用の『防煙フード』を設置しているホテルもあるそうです。しかし、もしもなかった場合は、透明のビニール袋で代用する方法が役立ちそう。 「なるほど」「ためになる」との声が寄せられている、こちらの豆知識。 警視庁警備部災害対策課は「窒息の危険性があるため、使用方法に注意が必要」としていますが、緊急時の活用術として覚えておいてくださいね! 出典grape/@MPD_bousai Share Tweet LINE
いつ起きるか分からない災害。万が一に備え、多くのホテルや公共施設には、利用客用の避難グッズが準備されているもの。
たとえば、ホテルの部屋に設置されている懐中電灯も避難グッズの1つ。その中に、透明のビニール袋も避難グッズとして置かれている場合があります。
※写真はイメージ
しかし、知らない人からしてみれば「ゴミ袋かな?」と勘違いしてしまうこともあるでしょう。
警視庁警備部災害対策課の公式アカウントは、災害現場で透明のビニール袋がどう役立つのかを紹介しています。
実は、透明のビニール袋は火災発生時に『防煙フード』として活用ができるというのです。
火災現場の煙は、見通しを悪くするだけでなく、吸い込むと一酸化炭素中毒を引き起こす恐れもあり、特に注意が必要です。
そうした煙の危険性から守ってくれる、透明のビニール袋。使いかたは、コチラです。
・ビニール袋を振り、袋の中にたくさん空気を入れる。
・袋を頭からかぶり、外の空気が入らないよう、袋の口を絞って片手で持つ。
最近では、専用の『防煙フード』を設置しているホテルもあるそうです。しかし、もしもなかった場合は、透明のビニール袋で代用する方法が役立ちそう。
「なるほど」「ためになる」との声が寄せられている、こちらの豆知識。
警視庁警備部災害対策課は「窒息の危険性があるため、使用方法に注意が必要」としていますが、緊急時の活用術として覚えておいてくださいね!