「なんでやったの？」　妹の髪の毛を引っ張る男の子に母親が全力で謝った理由

４人の子どもを育てている母親の野原のんさん。

ブログで日々の子育ての様子を漫画にして投稿しています。

思い込みはダメ！

ある日、野原さんは年長のニジくんが妹の髪をわしづかみにして引っ張っている現場を目撃します。

嫌がっている妹を見て、野原さんはすぐに間に入ります。

そして、「髪を引っ張られたら痛いでしょ」と諭すようにニジくんを注意したのでした。

ただ、「なぜ妹の髪を引っ張ったのか」を聞いても、ニジくんはもじもじとして、理由を話してくれません。

なかなか答えないニジくんの手を見て、野原さんはあることに気が付きます。

長女が自分のヘアゴムを使って、妹の髪を結んでいるのを見ていたニジくん。

「自分も妹の髪の毛を結んであげたい」と思い、長女からヘアゴムを借りていたというのです。

パッと状況を見て「妹の髪の毛を引っ張っている」と思い込み、決めつけで怒ってしまった野原さんは、自分の行動を反省。全身全霊でニジくんに謝ったのでした。

小さい子が嫌がっている状況を見ると、つい年上の子どもを責めてしまうことがあります。

しかし、見た目の行動とはうらはらに、そこには優しさが込められている時もあるのです。

一場面を見て決めつけるようなことはせずに、しっかりと理由を聞いてあげることが大切だと気付かされます。