書店員の訴え「知らない人が多いみたいなので」 内容に憤りの声 By - grape編集部 公開:2019-07-04 更新:2019-07-04 書店 Share Tweet LINE ※写真はイメージ 書店員として働く、書店員Cさん(@bookgirlc)の投稿が話題です。 「知らない人が多いみたいなので」というコメントと共にTwitterに投稿されたのは、書店でやめてほしいことのリスト。 たとえば「子どもがお菓子を食べた手で本を触る」。 透明のビニールでパッキングされているものもありますが、ほとんどはむき出しのまま陳列されています。汚れてしまえば、売り物になりません。 また、子どもに限らず大人の中にも「飲料を飲みながら来店」する人がいます。 カップについているしずくが商品に落ちれば、その部分がふやけます。また、誤って飲料を落としてしまえば取り返しのつかないことに。 どんなに気を付けていたとしても、トラブルは起きてしまうものです。書店を訪れる際は、飲食物は持ち込まないようにするべきでしょう。 ※写真はイメージ そして、スマホの普及に伴い増えているのが『デジタル万引き』の問題です。 書籍や雑誌の内容をスマホで撮影し、そのまま購入せずに情報を写し取るデジタル万引き。 撮影したデータをネット上で公開したり、他者に送ったりする場合を除き、デジタル万引きの違法性は認められないものとされています。 ※写真はイメージ しかし、店舗によってはスマホでの撮影を厳しく制限していることも。その場合、損害賠償請求をされる場合もあるので注意が必要です。 そもそも、書籍や雑誌を購入せずに、必要な情報だけをスマホで撮影する行為はモラルに反します。商品として売られている以上、ちゃんと購入するべきです。 書店でやめてほしいこと。 【飲食】子供がお菓子を食べた手で本を触る。ジュースを飲みながら来店。それらが原因で商品が汚れる事がある。 【本を撮影】デジタル万引き(表紙でも中身でも✖︎)。撮った写真は必ず削除させる。内容をメモするのも厳禁。 知らない人が多いみたいなので。#書店員 pic.twitter.com/VN12BbEvEY — 書店員Cさん (@bookgirlc) June 28, 2019 投稿者さんがあげた内容は、少し考えれば、なぜ「やってはいけないのか」が理解できるものばかり。 投稿に対しても「書店を利用する上での常識では?」といったコメントも寄せられていました。 しかし、この投稿が注目を集めているということは、それだけ守れていない人が多いことの証明なのかもしれません。 特に、スマホでの撮影は「書籍名を覚えておくため」に、悪気なくやっていたという人も。 書店にとって、店内に並べられている書籍や雑誌は大切な商品。「ちょっとぐらい」という考えは、改めるべきでしょう。 出典grape/@bookgirlc Share Tweet LINE
書店員として働く、書店員Cさん(@bookgirlc)の投稿が話題です。
「知らない人が多いみたいなので」というコメントと共にTwitterに投稿されたのは、書店でやめてほしいことのリスト。
たとえば「子どもがお菓子を食べた手で本を触る」。
透明のビニールでパッキングされているものもありますが、ほとんどはむき出しのまま陳列されています。汚れてしまえば、売り物になりません。
また、子どもに限らず大人の中にも「飲料を飲みながら来店」する人がいます。
カップについているしずくが商品に落ちれば、その部分がふやけます。また、誤って飲料を落としてしまえば取り返しのつかないことに。
どんなに気を付けていたとしても、トラブルは起きてしまうものです。書店を訪れる際は、飲食物は持ち込まないようにするべきでしょう。
※写真はイメージ
そして、スマホの普及に伴い増えているのが『デジタル万引き』の問題です。
書籍や雑誌の内容をスマホで撮影し、そのまま購入せずに情報を写し取るデジタル万引き。
撮影したデータをネット上で公開したり、他者に送ったりする場合を除き、デジタル万引きの違法性は認められないものとされています。
※写真はイメージ
しかし、店舗によってはスマホでの撮影を厳しく制限していることも。その場合、損害賠償請求をされる場合もあるので注意が必要です。
そもそも、書籍や雑誌を購入せずに、必要な情報だけをスマホで撮影する行為はモラルに反します。商品として売られている以上、ちゃんと購入するべきです。
投稿者さんがあげた内容は、少し考えれば、なぜ「やってはいけないのか」が理解できるものばかり。
投稿に対しても「書店を利用する上での常識では?」といったコメントも寄せられていました。
しかし、この投稿が注目を集めているということは、それだけ守れていない人が多いことの証明なのかもしれません。
特に、スマホでの撮影は「書籍名を覚えておくため」に、悪気なくやっていたという人も。
書店にとって、店内に並べられている書籍や雑誌は大切な商品。「ちょっとぐらい」という考えは、改めるべきでしょう。