全身麻酔から醒めた女性 オペ室の空気が一瞬で凍った一言とは… By - grape編集部 公開:2019-12-28 更新:2019-12-28 医者手術 Share Tweet LINE ※写真はイメージ スポーツ整形外科で医者をしている@orthfreelancedrさん。 『もっとも悲惨な全身麻酔の合併症』として、ほかの医師から聞いたエピソードをTwitterに投稿したところ大きな反響をよびました。 ドラマが出来上がりそう… ある日男性医師は、職場や同僚には秘密で交際していた女性の執刀を担当。女性は手術のため、全身麻酔をすることにしました。 全身麻酔をすると、せん妄やのどの痛み、手足のしびれなどが合併症で出る人がいます。 女性は手術が終わって全身麻酔から醒め、意識がもうろうとしている中で男性医師を見てこういいました。 「ありがとう。大好き」 オペ室で一緒に手術をしていた人は、誰も男性医師と女性が交際していたことを知らなかったのでしょう。空気が一瞬にして凍り付いたといいます。 また、その男性医師には手術した女性とは別に、付き合っている女性がいたのだとか。 このエピソードはまたたく間に院内に広がり、投稿者さんが知る限りもっとも悲惨な全身麻酔の合併症だったといいます。 患者と秘密裏に交際を続けていた男性医師が自ら彼女の抜釘術を執刀した所、覚醒時に朦朧とした患者が医師の名前と共に「ありがとう、大好き♡」と呟いた一言でオペ室の空気が一瞬にして凍りつき、そのエピソードが光の速さで院内に拡散したという症例が、私が知りうる最も悲惨な全身麻酔の合併症です。 — フリーランス整形外科医 (@orthfreelancedr) 2019年12月3日 このエピソードをよんで、過去にお互いひと目ぼれしていた医者と患者の話を描いた泉鏡花の『外科室』を思い出す人もいました。 ・泉鏡花もこの話を聞いたらびっくりだろうな! ・『外科室』がまさか現実で起きるとは…。 ・2時間ドラマになりそうな展開。こんなことあるんですね。 手術の前には、このようなまさかの言葉を口にしないよう秘密ごとを無くす必要があるかもしれませんね。 出典grape/@orthfreelancedr/国立国際医療研究センター病院 Share Tweet LINE
スポーツ整形外科で医者をしている@orthfreelancedrさん。
『もっとも悲惨な全身麻酔の合併症』として、ほかの医師から聞いたエピソードをTwitterに投稿したところ大きな反響をよびました。
ドラマが出来上がりそう…
ある日男性医師は、職場や同僚には秘密で交際していた女性の執刀を担当。女性は手術のため、全身麻酔をすることにしました。
全身麻酔をすると、せん妄やのどの痛み、手足のしびれなどが合併症で出る人がいます。
女性は手術が終わって全身麻酔から醒め、意識がもうろうとしている中で男性医師を見てこういいました。
「ありがとう。大好き」
オペ室で一緒に手術をしていた人は、誰も男性医師と女性が交際していたことを知らなかったのでしょう。空気が一瞬にして凍り付いたといいます。
また、その男性医師には手術した女性とは別に、付き合っている女性がいたのだとか。
このエピソードはまたたく間に院内に広がり、投稿者さんが知る限りもっとも悲惨な全身麻酔の合併症だったといいます。
このエピソードをよんで、過去にお互いひと目ぼれしていた医者と患者の話を描いた泉鏡花の『外科室』を思い出す人もいました。
・泉鏡花もこの話を聞いたらびっくりだろうな!
・『外科室』がまさか現実で起きるとは…。
・2時間ドラマになりそうな展開。こんなことあるんですね。
手術の前には、このようなまさかの言葉を口にしないよう秘密ごとを無くす必要があるかもしれませんね。