飼っていたペットを箱に入れて別れを告げる親子 しかし、その行動は… By - grape編集部 公開:2020-07-04 更新:2020-07-04 動物愛護 Share Tweet LINE ※写真はイメージ 動物を引き取り、一緒に暮らすということは、大きな覚悟がいります。 世話はもちろん、1つの命を預かることとなるのです。 一般社団法人ペットフード協会の調査によると、生涯で犬の世話は約200万円、猫には約130万円かかるというデータも出ています。 しかし、一部には動物と暮らすことを楽観視して飼えない環境になったら「手放して誰かにあげればいい」と思っている人もいるようです。 ネット上では、そんな行動を啓発しようとするACジャパンが公開した日本動物愛護協会を支援するキャンペーンのポスターが話題となっています。 『犯罪者のセリフ』 急に夫の転勤が決まったとある家族。赴任先の社宅ではペットを飼えず、一緒に暮らしていた犬を連れて行けないことが分かると…。 <「犯罪者のセリフ」 TVCMスタートしました> 7月1日よりテレビ、ラジオ、新聞、駅貼り広告等で、ACジャパンによるJSPCA支援キャンペーン第2弾、「犯罪者のセリフ」がスタートしました。 動物の遺棄・虐待が犯罪であることを、やさしい... 日本動物愛護協会 さんの投稿 2020年7月1日水曜日 「親切な人に見つけてもらってね」 優しそうに聞こえてもこれは犯罪者のセリフです。 @JSPCA.nyanco ーより引用 母親と娘は、一緒に暮らしていた犬を段ボールに入れて「誰か親切な人に見つけてもらって」というのです。 ポスターだけでなく動画、ラジオドラマもある、この広告。 ラジオドラマでは、母親が「色々頑張ってみたけれど、どうにもならなくて、この子を捨てる決断をした」と明かしています。 動物愛護協会は、「どんな理由があろうと、どんなに心を痛めようと、動物を捨てること、虐待することは犯罪」と、優しい絵とは裏腹に犯罪であることを訴えたのです。 ネット上でも、「本当にその通り」といったコメントが相次いで寄せられていました。 ・命を最後まで預かる覚悟がないなら飼う資格はない。 ・いいポスターだと思う。本当その通りだよ。 ・優しさではない。残酷なことをしていることに気が付いてほしい。 ACジャパンのウェブサイトよると「『動物を遺棄することは、犯罪です』とメッセージをしても、実際にはなかなか伝わらないのが現状」といいます。 また、「ギャップとその衝撃が動物遺棄の抑止力となることを狙った」としてこの企画を制作したとのこと。 動物愛護協会は「動物の遺棄・虐待のない、動物にやさしい世の中になるよう願いを込めました」とコメントしています。 広告は2020年7月1日からテレビやラジオ、新聞、駅の貼り広告などに掲示されています。 この広告が多くの人の心に届くことを願っています。 出典grape/@JSPCA.nyanco/一般社団法人ペットフード協会/公益社団法人ACジャパン Share Tweet LINE
動物を引き取り、一緒に暮らすということは、大きな覚悟がいります。
世話はもちろん、1つの命を預かることとなるのです。
一般社団法人ペットフード協会の調査によると、生涯で犬の世話は約200万円、猫には約130万円かかるというデータも出ています。
しかし、一部には動物と暮らすことを楽観視して飼えない環境になったら「手放して誰かにあげればいい」と思っている人もいるようです。
ネット上では、そんな行動を啓発しようとするACジャパンが公開した日本動物愛護協会を支援するキャンペーンのポスターが話題となっています。
『犯罪者のセリフ』
急に夫の転勤が決まったとある家族。赴任先の社宅ではペットを飼えず、一緒に暮らしていた犬を連れて行けないことが分かると…。
@JSPCA.nyanco ーより引用
母親と娘は、一緒に暮らしていた犬を段ボールに入れて「誰か親切な人に見つけてもらって」というのです。
ポスターだけでなく動画、ラジオドラマもある、この広告。
ラジオドラマでは、母親が「色々頑張ってみたけれど、どうにもならなくて、この子を捨てる決断をした」と明かしています。
動物愛護協会は、「どんな理由があろうと、どんなに心を痛めようと、動物を捨てること、虐待することは犯罪」と、優しい絵とは裏腹に犯罪であることを訴えたのです。
ネット上でも、「本当にその通り」といったコメントが相次いで寄せられていました。
・命を最後まで預かる覚悟がないなら飼う資格はない。
・いいポスターだと思う。本当その通りだよ。
・優しさではない。残酷なことをしていることに気が付いてほしい。
ACジャパンのウェブサイトよると「『動物を遺棄することは、犯罪です』とメッセージをしても、実際にはなかなか伝わらないのが現状」といいます。
また、「ギャップとその衝撃が動物遺棄の抑止力となることを狙った」としてこの企画を制作したとのこと。
動物愛護協会は「動物の遺棄・虐待のない、動物にやさしい世の中になるよう願いを込めました」とコメントしています。
広告は2020年7月1日からテレビやラジオ、新聞、駅の貼り広告などに掲示されています。
この広告が多くの人の心に届くことを願っています。