岩手県で初のコロナウイルス感染者を確認 するとネット上では… By - grape編集部 公開:2020-07-31 更新:2020-07-31 岩手新型コロナウイルス感染症(COVID-19) Share Tweet LINE ※写真はイメージ 日本各地で流行している、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)。 2020年4月10日に鳥取県で感染者が確認されて以来、日本では岩手県が唯一コロナウイルス感染者がいない県でした。 ネット上では「岩手県、すごすぎる」「帰省したら感染源になりそうだから今はできない」などの声が続出。 しかし、同年7月29日にこれまで感染者が出ていなかった岩手県でも、初めて陽性者が確認されました。 岩手県「感染ゼロが目標ではない」 県内では感染者ゼロが続くことで、初めて感染した人への誹謗中傷や、差別をする人が出てくるのではないかという懸念が出ています。 岩手県のウェブサイトでは県民に向けてこのようなメッセージを発信。 1.県内では未だ感染未確認の状態が続いておりますが、県は「感染ゼロ」を目標としているものではありません。 2.何よりも大事なことは、「命と健康を守ること」です。発熱等体調の悪い場合には、医療機関の受診をお願いします。 3.緊急事態宣言解除以降、東京都を始めとして各地で感染拡大が確認されていますが、県民の皆さまには、感染が拡大している地域に移動する際には、移動先の都道府県知事の要請に従って行動するなど注意していただくようお願いします。 4.発熱等の症状がある方は、都道府県をまたぐ移動の自粛はもとより外出を控えるようお願いします。 5.県内では感染対策に取り組みながら、社会経済活動が行われています。 感染対策の基本は、飛沫を浴びない、浴びさせない、手に飛沫がついたままにしないことですが、様々な人が様々な活動しながら感染対策に取り組むためには、お互いに努力と工夫が必要です。 6.県民の皆さまには、地域の身近なところで、感染対策をしながら社会経済活動に取り組み、オール岩手の取組や県境を越えた取組を重ねていきましょう。 7.県外から岩手に来る皆さまも、岩手県民と力を合わせて感染対策に協力頂きますようお願いします。 岩手県 ーより引用 「命と健康を守ることが何よりも大事」と呼びかけ、感染拡大防止に努めていた岩手県。 また、「自分が感染者第一号になってしまうかもしれない」という理由で、いい出せなかったり、検査をしにくい環境にしたりしないよう『感染ゼロを目標としているものではない』と明言しました。 岩手県で感染者を確認、するとネット上では… 岩手県によると、同月30日までに県内で検査された合計数は1454件。同月29日に、2人のコロナウイルス感染を確認しています。 ネット上では、岩手県に対してたくさんの応援コメントや労いの声が寄せられていました。 ・日本各地で感染拡大している中、岩手県はよく頑張ったよ! ・かかってしまったことを責めてはいけない。もうどこにいても感染リスクはあるということ。 ・「もしかしたら…」と思ってちゃんと検査に行った2人を褒めるべきだね。 感染してしまった人を差別する『コロナ差別』は各地で相次いでいるといいます。 そのような行為をせず、「自分ももしかしたら感染するかもしれない」といった危機感を持って行動したいですね。 出典grape/岩手県 Share Tweet LINE
日本各地で流行している、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)。
2020年4月10日に鳥取県で感染者が確認されて以来、日本では岩手県が唯一コロナウイルス感染者がいない県でした。
ネット上では「岩手県、すごすぎる」「帰省したら感染源になりそうだから今はできない」などの声が続出。
しかし、同年7月29日にこれまで感染者が出ていなかった岩手県でも、初めて陽性者が確認されました。
岩手県「感染ゼロが目標ではない」
県内では感染者ゼロが続くことで、初めて感染した人への誹謗中傷や、差別をする人が出てくるのではないかという懸念が出ています。
岩手県のウェブサイトでは県民に向けてこのようなメッセージを発信。
岩手県 ーより引用
「命と健康を守ることが何よりも大事」と呼びかけ、感染拡大防止に努めていた岩手県。
また、「自分が感染者第一号になってしまうかもしれない」という理由で、いい出せなかったり、検査をしにくい環境にしたりしないよう『感染ゼロを目標としているものではない』と明言しました。
岩手県で感染者を確認、するとネット上では…
岩手県によると、同月30日までに県内で検査された合計数は1454件。同月29日に、2人のコロナウイルス感染を確認しています。
ネット上では、岩手県に対してたくさんの応援コメントや労いの声が寄せられていました。
・日本各地で感染拡大している中、岩手県はよく頑張ったよ!
・かかってしまったことを責めてはいけない。もうどこにいても感染リスクはあるということ。
・「もしかしたら…」と思ってちゃんと検査に行った2人を褒めるべきだね。
感染してしまった人を差別する『コロナ差別』は各地で相次いでいるといいます。
そのような行為をせず、「自分ももしかしたら感染するかもしれない」といった危機感を持って行動したいですね。