80代母親「宅配で弁当を頼むなんて、近所の人に何をいわれるか…」 数日後? By - grape編集部 公開:2020-09-13 更新:2020-09-13 お母さん弁当高齢者 Share Tweet LINE ※ 写真はイメージ 2020年9月に、綺月陣(@jin_kizuki)さんがTwitterに投稿した、母親のエピソードをご紹介します。 ある日、離れて暮らす80代の母親から、夕方に電話を受けたという投稿者さん。 何ごとかと思い尋ねてみると、「宅配で頼んでいる弁当がおいしい」と話し始めたといいます。 投稿者さんいわく、母親はずっと「ご飯は手作りしなきゃいけない」という信念を守り続けてきた女性。 しかし、暑さと新型コロナウイルス感染症の流行により、夜の時間帯のみ弁当の宅配サービスを利用することにしました。 ※ 写真はイメージ 実際に宅配サービスを利用して、母親の価値観はガラリと変化。 母親は、投稿者さんに対し「弁当が届くたびに、今まで見たこともないおかずが入っているのが、楽しみで仕方がない」と語りました。 さらに、食材が不要になったことで冷蔵庫の中がスッキリと片付いただけでなく、夜に料理をしなくなって「ガス台の火の消し忘れがなくなった」と嬉しそうにしていたといいます。 老いた母が妙な時間に電話してきたから何事かと思ったら、「宅配弁当が美味しい!」とのこと。ガンとして「ご飯は手作り」と譲らなかった昭和10年生まれ。でも暑さとコロナに負け、夜だけ試しに頼んでみたら、いいことづくめだったそう。なにより、いままで食べたこともないおかずが入ってる→ — 綺月陣*8月発売ラルーナ文庫🐟沼の竜宮城で、海皇様がお待ちかね (@jin_kizuki) September 9, 2020 それが楽しみで仕方ないとのこと。そして食材を買わなくなったから、冷蔵庫内がスッキリしてきたそう。賞味期限切れのものでパンパンになっていたのに、「余計なものが増えなくなった」と嬉しそう。なにより、「ガス台の火の消し忘れがなくなった」そうで、声が明るい✨→ — 綺月陣*8月発売ラルーナ文庫🐟沼の竜宮城で、海皇様がお待ちかね (@jin_kizuki) September 9, 2020 宅配の車が家の前に止まるたび、近所の人になんて思われるか不安……と、周りの目を気にしていた母。でも、それを上回る快適を実感したようで、「頼んで良かった✨」と興奮しての電話でした☺️良かった。周りの目なんて、気にしなくていい。「楽ちんだよー」と胸張って宅配してちょうだい☺️ — 綺月陣*8月発売ラルーナ文庫🐟沼の竜宮城で、海皇様がお待ちかね (@jin_kizuki) September 9, 2020 宅配サービスの車が自宅の前にとまるたびに「近所の人になんていわれるか不安…」と、周りの目を気にしていたという母親。 その不安を上回る快適な暮らしを手に入れたことで、「頼んでよかった」と興奮し、投稿者さんに電話をかけてきたのでした。 投稿に対し、ネット上ではさまざまなコメントが寄せられています。 ・分かる。昭和生まれのうちの母も同じ価値観で、なかなか宅配サービスを利用しようとしない。 ・親の健康面や食生活が気になるので、参考になった。今度私の親にもすすめてみたいな。 ・お母さん本人が喜びを見い出せたなら、それが一番だと思う!便利なものはどんどん取り入れていかないとね。 「料理は女性の仕事」「家事は手を抜くべきではない」という風潮が根強かった時代を生きてきた人にとって、快適さを優先するのは、ハードルが高いことかもしれません。 しかし、投稿者さんの母親のように、一歩踏み出せば新しい価値観に出会えて、生活がさらに豊かなものに変わる場合もあるでしょう。 固定観念にとらわれず、新しいものを積極的に取り入れる姿勢の大切さに気付かされますね。 出典grape/@jin_kizuki Share Tweet LINE
2020年9月に、綺月陣(@jin_kizuki)さんがTwitterに投稿した、母親のエピソードをご紹介します。
ある日、離れて暮らす80代の母親から、夕方に電話を受けたという投稿者さん。
何ごとかと思い尋ねてみると、「宅配で頼んでいる弁当がおいしい」と話し始めたといいます。
投稿者さんいわく、母親はずっと「ご飯は手作りしなきゃいけない」という信念を守り続けてきた女性。
しかし、暑さと新型コロナウイルス感染症の流行により、夜の時間帯のみ弁当の宅配サービスを利用することにしました。
※ 写真はイメージ
実際に宅配サービスを利用して、母親の価値観はガラリと変化。
母親は、投稿者さんに対し「弁当が届くたびに、今まで見たこともないおかずが入っているのが、楽しみで仕方がない」と語りました。
さらに、食材が不要になったことで冷蔵庫の中がスッキリと片付いただけでなく、夜に料理をしなくなって「ガス台の火の消し忘れがなくなった」と嬉しそうにしていたといいます。
宅配サービスの車が自宅の前にとまるたびに「近所の人になんていわれるか不安…」と、周りの目を気にしていたという母親。
その不安を上回る快適な暮らしを手に入れたことで、「頼んでよかった」と興奮し、投稿者さんに電話をかけてきたのでした。
投稿に対し、ネット上ではさまざまなコメントが寄せられています。
・分かる。昭和生まれのうちの母も同じ価値観で、なかなか宅配サービスを利用しようとしない。
・親の健康面や食生活が気になるので、参考になった。今度私の親にもすすめてみたいな。
・お母さん本人が喜びを見い出せたなら、それが一番だと思う!便利なものはどんどん取り入れていかないとね。
「料理は女性の仕事」「家事は手を抜くべきではない」という風潮が根強かった時代を生きてきた人にとって、快適さを優先するのは、ハードルが高いことかもしれません。
しかし、投稿者さんの母親のように、一歩踏み出せば新しい価値観に出会えて、生活がさらに豊かなものに変わる場合もあるでしょう。
固定観念にとらわれず、新しいものを積極的に取り入れる姿勢の大切さに気付かされますね。