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水族館にある『アナゴの水槽』にツッコミが止まらない

By - grape編集部  公開:  更新:

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2021年2月2日は節分の日。さまざまな家庭で、邪気を払うために豆まきをしたり、福を呼び込めるように恵方巻きを食べたりしますよね。

宮城県仙台市にある『仙台うみの杜水族館』では、節分の時期に合わせてある展示を行っているといいます。

多くの人の注目を集めた、一風変わったこちらの展示をご覧ください!

なんと、恵方巻のデザインをした筒に、大量のアナゴたちがギッシリと入っているではありませんか!

『仙台うみの杜水族館』は、狭い場所を好むアナゴの習性を活かして、水槽内に恵方巻型の筒を設置。『アナゴの恵方巻水槽』と名付け、こういった展示を行っているそうです。

シュールでインパクトのある見た目に、ネット上は騒然。Twitterで「発想がすごい」「見た瞬間に吹き出した」「このアイディア、かなり好き」といった声が続出しました。

多くの人の心をギュッとつかんだ、斬新なアイディアは、どういった経緯で生まれたのでしょうか。

なぜこんな水槽に… 『仙台うみの杜水族館』に聞いてみた!

――この形で展示しようと思ったキッカケは?

アナゴの展示は通常でも行っており、水中に筒を沈めて、その中にアナゴが集まる展示となっております。

節分の企画をしているなかで、アナゴの筒を巻き寿司風にしたら恵方巻に見えないかとのアイディアがでました。

恵方巻について調べたところ、アナゴが代表的な具材であることがわかり、実施に至りました。

昨年大変好評いただきましたので、今年も実施が決定しました。

実は、『仙台うみの杜水族館』では2020年も同時期に『恵方巻水槽』によるアナゴの展示を行っていました。2020年は、このように1匹のみ筒の中に入る形で展示されていたそうです。

2020年に展示されていた『アナゴの恵方巻水槽』

2020年に展示されていた『アナゴの恵方巻水槽』

――アナゴ以外の魚を、恵方巻き水槽で展示することは可能?

アナゴが狭い場所を好む習性を活かした展示ですので、同じような習性を持つ魚であればできるかと思います。

――複数のアナゴ同士で、場所の取り合いにはならないの?

昨年、1匹しか顔を出せない展示で筒が取り合いになったので、今年はよりたくさんのアナゴが入れるよう、ひとまわり大きく改良しました。

今年はほとんどのアナゴが恵方巻に入っています。

なんと、アナゴたちは筒の中に入るのが大好きな模様!

2021年の『アナゴの恵方巻水槽』では、取り合いになる心配もなく、ほとんどのアナゴが筒の中に入れていると聞いて、安心しました。

心なしか嬉しそうに見えるアナゴたち

『仙台うみの杜水族館』は、「この展示を通して、アナゴが狭いところを好む習性や食文化について知ってもらう機会になればと思います」とメッセージをつづっています。

『アナゴの恵方巻水槽』の展示は、2021年1月16日から2月3日までの期間限定とのこと。新型コロナウイルス感染症の流行により、来館が難しい場合は、写真に向かってそっと願いごとを唱えてみても効き目がある…かもしれませんよ。

出典
grape@sendaiuminomori

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