見知らぬ40歳男性に、ビールを奢ってもらった学生 その正体に「素敵」「かっこよすぎる」 By - grape編集部 公開:2022-03-20 更新:2022-03-20 いい話ビール仕事学生就職新幹線 Share Tweet LINE ※ 写真はイメージ 日常で起きた、見知らぬ相手との何気ない触れ合いが、その後の人生にささやかな影響を与えることってありますよね。 2022年3月17日に、Twitterに投稿されたエピソードをご紹介します。 就職活動で落ち込んでいた学生に、見知らぬ男性が… 20年以上前のエピソードを投稿したのは、特盛(@5_SPOT)さんです。 当時は学生で、就職活動をしていた投稿者さんは、新幹線を利用し、京都府から東京都まで面接を受けに行きました。 帰りの新幹線で、うまくいかなかった面接を振り返り、とても落ち込んでいた時のこと。 40歳ぐらいの見知らぬ男性が隣に乗り、「ビール飲む?」と話しかけてきたそうです。 ※写真はイメージ 車内販売をしていた『アサヒスーパードライ』を2缶、おごってもらった投稿者さんは、自身が就職活動中であることを明かします。 2人はビールを飲みながら、いろいろな話をしました。「ビールうまいだろ?」と聞く男性に、投稿者さんは「めっちゃうまいです!」と素直に答えます。 男性は「やろ?」といいながら、自身もおいしそうにビールを飲んでいたそうです。 落ち込んでいた投稿者さんは、男性との会話で、ずい分と気持ちが楽になったといいます。 話が盛り上がる中、男性は途中下車することに。男性が降りる駅に近付くにつれて、減速する車内で、投稿者さんは最後にこう尋ねました。 「そういえば、おっちゃん、なんの仕事してるの?」 すると男性は「ああ、いってなかったね」といい、1枚の名刺を手渡します。 その名刺には、アサヒビールの営業職だと分かる記載がありました。「えっ?」と驚く投稿者さんに、男性はこう告げたのです。 「アサヒビールをよろしく!」 ニコッと笑った男性は、そのひと言だけ残し、電車を降りて行ったといいます。 アサヒスーパードライの思い出。20年以上前学生時代、京都から東京に就職活動の面接に行った帰りの新幹線。うまくいかず随分凹んでた。隣に40歳くらいのおっちゃんが乗り話しかけてきた。ビール飲む?って車内販売でスーパードライを2缶奢ってもらう。就職活動なんですと色々話す。#スーパードライ — 特盛 (@5_SPOT) March 17, 2022 投稿者さんは、当時のことを振り返り「最高にかっこええなと思った。本当に商品を愛しているのだろうし、それを誰かに知ってほしくて、多分彼は出張に行くたびに、僕以外の隣り合わせた人にもビールをおごっていたんだろう」とつづっています。 エピソードに対し、ネット上では「素敵な話で、心を打たれた」「かっこよすぎる大人!CMになってほしい」「『アサヒスーパードライ』がもっと大好きになった」といった声が続出しました。 投稿者さんは、男性との出会い以来、ずっとアサヒビールのファンだといいます。 不安や焦りを感じながら就職活動をしていた投稿者さんにとって、『社会人』として自社の商品に誇りを持ち、仕事に励む男性の姿は、まぶしく映ったに違いありません。 何気ない振る舞いが、誰かの人生に優しく寄り添ったり、ほんの少し勇気を与えたりするかもしれない…と気付かされるエピソードですね。 投稿全文はこちら 次のページへ 1 2 出典grape/@5_SPOT Share Tweet LINE
日常で起きた、見知らぬ相手との何気ない触れ合いが、その後の人生にささやかな影響を与えることってありますよね。
2022年3月17日に、Twitterに投稿されたエピソードをご紹介します。
就職活動で落ち込んでいた学生に、見知らぬ男性が…
20年以上前のエピソードを投稿したのは、特盛(@5_SPOT)さんです。
当時は学生で、就職活動をしていた投稿者さんは、新幹線を利用し、京都府から東京都まで面接を受けに行きました。
帰りの新幹線で、うまくいかなかった面接を振り返り、とても落ち込んでいた時のこと。
40歳ぐらいの見知らぬ男性が隣に乗り、「ビール飲む?」と話しかけてきたそうです。
※写真はイメージ
車内販売をしていた『アサヒスーパードライ』を2缶、おごってもらった投稿者さんは、自身が就職活動中であることを明かします。
2人はビールを飲みながら、いろいろな話をしました。「ビールうまいだろ?」と聞く男性に、投稿者さんは「めっちゃうまいです!」と素直に答えます。
男性は「やろ?」といいながら、自身もおいしそうにビールを飲んでいたそうです。
落ち込んでいた投稿者さんは、男性との会話で、ずい分と気持ちが楽になったといいます。
話が盛り上がる中、男性は途中下車することに。男性が降りる駅に近付くにつれて、減速する車内で、投稿者さんは最後にこう尋ねました。
「そういえば、おっちゃん、なんの仕事してるの?」
すると男性は「ああ、いってなかったね」といい、1枚の名刺を手渡します。
その名刺には、アサヒビールの営業職だと分かる記載がありました。「えっ?」と驚く投稿者さんに、男性はこう告げたのです。
「アサヒビールをよろしく!」
ニコッと笑った男性は、そのひと言だけ残し、電車を降りて行ったといいます。
投稿者さんは、当時のことを振り返り「最高にかっこええなと思った。本当に商品を愛しているのだろうし、それを誰かに知ってほしくて、多分彼は出張に行くたびに、僕以外の隣り合わせた人にもビールをおごっていたんだろう」とつづっています。
エピソードに対し、ネット上では「素敵な話で、心を打たれた」「かっこよすぎる大人!CMになってほしい」「『アサヒスーパードライ』がもっと大好きになった」といった声が続出しました。
投稿者さんは、男性との出会い以来、ずっとアサヒビールのファンだといいます。
不安や焦りを感じながら就職活動をしていた投稿者さんにとって、『社会人』として自社の商品に誇りを持ち、仕事に励む男性の姿は、まぶしく映ったに違いありません。
何気ない振る舞いが、誰かの人生に優しく寄り添ったり、ほんの少し勇気を与えたりするかもしれない…と気付かされるエピソードですね。
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