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会社で配布された『謎のバッジ』 正体に「天才の発想か!」「めっちゃ欲しい」

By - grape編集部  公開:  更新:

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昨今よく耳にするようになった、『見える化』という言葉。

『可視化』ともいいますが、一般的に『見える化』とは、仕事上での作業の流れや問題点を視覚的に確認し、把握する取り組みを指します。

いろいろな会社で『見える化』が進む中、総合専門メーカーである株式会社音研の、ユーモアあふれる取り組みがTwitterで話題に!

「自分の会社でも導入したい」という声が続々と寄せられたアイディアとは、どのようなものなのでしょうか。

従業員の『HPの見える化』に反響!

2022年6月26日に同社のTwitterアカウント(@onkenkenken)が投稿したのは、社内で導入しているという『しゃいんのHP見える化バッジ』。

このバッジのデザインを見て、何かを思い出しませんか。そう、ゲームのヒットポイント(通称:HP)が表示されるゲージです。

誰にでも、調子が悪い時や、忙しくて余裕のない時はあるでしょう。しかし、自分から伝えるのは抵抗感があります。

ですが、そんな時にこのバッジを社員が使えば、自身の体力がどれだけ残っているかをアピールすることができるのです!

各々が自己申告することによってコンディションが『見える化』され、情報が伝わりやすくなります。

また、それによって他人をフォローしたり、疲れている人に声をかけるきっかけになったりと、仕事の効率も向上するかもしれません。

もちろん言葉を交わすことも大切ですが、視覚的に他者の情報を知ることは、コミュニケーションの改善につながりそうです!

同社のアイディアは拡散され、多くの人から「天才の発想か!」「めっちゃ欲しい」といった声が続々と上がっています。

『しゃいんのHP見える化バッジ』導入について、会社に聞いた

ユーモアあふれる『しゃいんのHP見える化バッジ』は、どのようにして制作され、社内で導入されたのでしょうか。

気になる経緯を、株式会社音研に聞いてみました!

――『しゃいんのHP見える化バッジ』は、どのようなきっかけで導入されたのか。

仕事やプライベートを問わず、それぞれの社員がさまざまなプレッシャーやストレスを抱えており、当然、精神的にも肉体的にも日々コンディションは異なります。

ただ立場や役割、仕事の状況もあり、そういったことをなかなか気軽に口に出せない場合も多くあります。

そんな時「何か気軽に自分の状態を発信できる方法はないか」と考えていたところ、「HPを可視化できるバッジを作ればいいのでは?」という声が社員から上がったんです。

自社設備でアクリルに印刷し、レーザーカッティングでサンプルを作ったところ、予想以上にいい出来栄えとなり、営業部で配布して制度化する運びとなりました。

――実際に導入した結果、社内での反応は?

実用面は絶賛経過観察中ですが、普段はあまり接する機会のない相手とも会話のきっかけになり、少なくとも社員同士のコミュニケーションツールとしてうまく働いているように見えます。

また、その影響からか、社内の雰囲気が明るくなった気がしています。

誰かに仕事を任せる時など、実用的な場面ではもちろん、ふと社内ですれ違う時にも自然と相手のHPバッジを見るようになってきました。

また、家に持ち帰って赤ちゃんやペットなどの家族につけて遊んでいる社員や、あえてHP満タンを示すバッジを付けてプラシーボ効果を狙っている社員もいて、それぞれユニークな使い方をしていて面白いですよ。

仕事中に限らず、「子育て中だから、家で使いたい」「学校でつけたら、話のネタになりそう」といった声が上がった、『しゃいんのHP見える化バッジ』。

この『しゃいんのHP見える化バッジ』は、同社の通販サイトで購入することができます。

「自分の残HPが少ない時に、周囲にアピールしたい!」「周囲の人を笑わせたい!」という人は、チェックしてみてはいかがでしょうか。

出典
grape@onkenkenken

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