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斎藤佑樹が書いた直筆の手紙 『前を向くために必要なもの』に「鳥肌が立った」

By - grape編集部  公開:  更新:

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毎年、春と夏に開催される高校野球の大会『甲子園』。

夏には『全国高校野球選手権大会』が行われ、手に汗握る展開に、多くの人が声援を送ってきました。

2022年8月6日に開幕した『第104回全国高校野球選手権大会』では、始球式に元プロ野球選手の斎藤佑樹さんが登板。

同日に公開された、斎藤さんの直筆の手紙が注目を集めています。

斎藤佑樹が、この夏に頑張る人たちに伝えたいこと

2006年に早稲田実業学校のエースとして甲子園を制した後、怪我に悩まされながらも球団の『北海道日本ハムファイターズ』で11年活躍し、現役引退した斎藤さん。

2022年現在は、会社を設立し社長に就任しています。

そんな斎藤さんを主役とした『夏のお手紙キャンペーン』を、日本郵便株式会社が同年8月6日から開始。

斎藤さんがつづった、ただの応援だけではないメッセージがこちらです。

この夏にすべてをかける君へ

暑い日が続きますが、体調など崩していないでしょうか。
体格も投げかたも似ている、そして夢が叶うことを1ミリも疑っていない君と
出会ったときから、僕はずっと、16年前の自分を重ねていました。

その夢はきっと叶うよ。とは、僕は言いません。
勝負はわからないから。おなじ夢を持った人たちのぶつかりあいだから。
ただ、今のまっすぐな君のまま、どうかこの夏のマウンドに立ち続けてください。
これから先、グラウンドでもグラウンド以外でも、君をいろんな出来事が待ち受けています。
僕のように、不安だらけの時期を過ごし、挫折を味わうこともあるかもしれません。
それでもなんとか前を向くために必要なもの。それは記憶だと思います。

過去の栄光、だなんて言われることもあるけれど。
最後まで闘い抜いた記憶は、未来を生きる大きな力になります。
なんて、大舞台がすぐそこだってときに、先の話なんてされたくないか。

この夏、いちばん速い球を投げるのは君じゃない。
いちばん熱い球を投げるのが、いちばん強い球を投げるのが、
なんだかいちばん凄い球をなげるのが、君であってほしいと思っています。
今から君の過ごす夏が、君を一生奮い立たせる夏になりますように。
よし、頑張れ。

2022夏 斎藤佑樹

栄光も挫折も味わった斎藤さんだからこそ、贈ることができる言葉。

斎藤さんの人生や、この夏に全力を注ぐ球児たちなどを想い、多くの人からさまざまな声が上がっています。

・なんだろうな。いろんな思いがこみ上げて、号泣してしまった。

・鳥肌が立った。人生について、考えさせられます。

・さまざまな経験をしてきた人の言葉。球児でなくてもグッときました。

・僕らの世代だと、ずっと心に残っている人です。

・この手紙を読んだ後、始球式で球を投げたことを思うと、いっそう感慨深い。

勝っても負けても、闘い抜いた経験は、いつか自分の支えとなってくれるもの。

子供も大人も、全力の夏を過ごしたいですね!

出典
grape

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