7時間15分で会社を辞めた、その理由は? 「怖い…」「辞めて正解だよ」 By - grape編集部 公開:2023-04-07 更新:2023-04-07 会社会社員 Share Tweet LINE 4月は、多くの人が新社会人としてデビューする季節です。 就職活動を終えて、大きな期待を胸に、新しい環境で頑張ろうと思っている人が大半でしょう。 しかし、残念ながら、世の中にはホワイト企業ばかりが存在するわけではありません。 入社から7時間15分で、退職!?その理由は… 漫画家のZENZO(@zettdot)さんは、以前、アパレル業界で働いていました。 以前働いていた店舗は人手が足りず、客からのクレームや上司からの圧力などにより、「死にたい」と思うほど精神的に追い詰められ退職。 その後、転職活動を頑張って、別のアパレル店に入社しましたが、そこを7時間15分で退職したそうです。 その理由は…こちらをご覧ください。 新社会人のみんな!!「なんか嫌だ」っていうときのその直感、当たってることが多いから、自分の気持ちを信じて!! アパレル自腹買取を断って7時間15分で会社を辞めた私みたいなやつだって存在してるからね!!大丈夫!!! pic.twitter.com/OgKETt9jUb — ZENZO|けもケ13 E07 (@zettdot) April 4, 2023 初日は商品を売ることができた上に、新規顧客を獲得でき、手ごたえのあったZENZOさん。 しかし、2日目の朝になって、店舗の商品を着用するよう強要されたのです。 企業側が社員に自社商品を強制的に購入させるのは、公序良俗に反する商法として、不法行為に当たる場合があるといわれています。 アパレル店であれば、シーズンごとに新商品を販売するもの。 『店で売っている商品だけを着用可能』というルールであれば、社員はシーズンごとに、自社商品を購入しなければならないでしょう。 そうなると、社員の収入に対して、自社商品購入の額が大きくなるため、雇用主側の不当行為とみなされる可能性が高いそうです。 また、コンビニエンスストアなど、従業員に対して制服の着用を義務付け、備品を自腹で購入させる企業があります。 その場合、雇用側はあらかじめ労働条件の1つとして制服の購入を知らせておかなければなりません。 ZENZOさんは、事前に自社製品を購入しなければならないことを知らされていませんでした。 これらの点を社長に指摘したところ「うちはそうやってきたんだから」と一蹴されてしまいます。 「商品を買わないなら勤務できませんが、辞めますか」という社長に対しZENZOさんは「そうですね」ときっぱり、辞職を申し出たのです。 2日目は15分間だけ出勤したため、1日目と合わせて7時間15分のみの就業となったのでした。 ZENZOさんの経験談に、ネットからは共感や驚きの声が上がっています。 ・知らなかった…。アパレル店員をやっていた頃の自分に教えてあげたい。自社製品を買わなきゃいけないから、本当にお金がなくて生活がカツカツでした。 ・当たり前のことのようにいわれるのは怖い…。こういったことを事前に知っておくというのは大事ね。 ・事前に知らされている場合もあるから、就業前は契約書や雇用通知書などを、すみずみまで確認しよう。 ・私は子供服の販売店員をやっていました。大人なのに子供服を着て販売しないといけないのが嫌すぎて辞めた。周りの人に何をいわれても、自分の気持ちを大切にするのは大事。 働くにあたって、つらいことや苦しいと思う瞬間はあるもの。成長のためにそういった場面で我慢して、乗り越えなければならない時もあるでしょう。 しかし、金銭的、もしくは精神的ストレスなどがあまりにも大きいと生活が立ち行かなくなります。 「ちょっと、うちの会社はおかしいな」と感じたら、自分の直感を疑わず、まずは周囲の人々や専門機関に相談してみてはいかがでしょうか。 出典grape/@zettdot Share Tweet LINE
4月は、多くの人が新社会人としてデビューする季節です。
就職活動を終えて、大きな期待を胸に、新しい環境で頑張ろうと思っている人が大半でしょう。
しかし、残念ながら、世の中にはホワイト企業ばかりが存在するわけではありません。
入社から7時間15分で、退職!?その理由は…
漫画家のZENZO(@zettdot)さんは、以前、アパレル業界で働いていました。
以前働いていた店舗は人手が足りず、客からのクレームや上司からの圧力などにより、「死にたい」と思うほど精神的に追い詰められ退職。
その後、転職活動を頑張って、別のアパレル店に入社しましたが、そこを7時間15分で退職したそうです。
その理由は…こちらをご覧ください。
初日は商品を売ることができた上に、新規顧客を獲得でき、手ごたえのあったZENZOさん。
しかし、2日目の朝になって、店舗の商品を着用するよう強要されたのです。
企業側が社員に自社商品を強制的に購入させるのは、公序良俗に反する商法として、不法行為に当たる場合があるといわれています。
アパレル店であれば、シーズンごとに新商品を販売するもの。
『店で売っている商品だけを着用可能』というルールであれば、社員はシーズンごとに、自社商品を購入しなければならないでしょう。
そうなると、社員の収入に対して、自社商品購入の額が大きくなるため、雇用主側の不当行為とみなされる可能性が高いそうです。
また、コンビニエンスストアなど、従業員に対して制服の着用を義務付け、備品を自腹で購入させる企業があります。
その場合、雇用側はあらかじめ労働条件の1つとして制服の購入を知らせておかなければなりません。
ZENZOさんは、事前に自社製品を購入しなければならないことを知らされていませんでした。
これらの点を社長に指摘したところ「うちはそうやってきたんだから」と一蹴されてしまいます。
「商品を買わないなら勤務できませんが、辞めますか」という社長に対しZENZOさんは「そうですね」ときっぱり、辞職を申し出たのです。
2日目は15分間だけ出勤したため、1日目と合わせて7時間15分のみの就業となったのでした。
ZENZOさんの経験談に、ネットからは共感や驚きの声が上がっています。
・知らなかった…。アパレル店員をやっていた頃の自分に教えてあげたい。自社製品を買わなきゃいけないから、本当にお金がなくて生活がカツカツでした。
・当たり前のことのようにいわれるのは怖い…。こういったことを事前に知っておくというのは大事ね。
・事前に知らされている場合もあるから、就業前は契約書や雇用通知書などを、すみずみまで確認しよう。
・私は子供服の販売店員をやっていました。大人なのに子供服を着て販売しないといけないのが嫌すぎて辞めた。周りの人に何をいわれても、自分の気持ちを大切にするのは大事。
働くにあたって、つらいことや苦しいと思う瞬間はあるもの。成長のためにそういった場面で我慢して、乗り越えなければならない時もあるでしょう。
しかし、金銭的、もしくは精神的ストレスなどがあまりにも大きいと生活が立ち行かなくなります。
「ちょっと、うちの会社はおかしいな」と感じたら、自分の直感を疑わず、まずは周囲の人々や専門機関に相談してみてはいかがでしょうか。