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出産後のキャリアを『心配』された大坂なおみ 返したコメントが痛烈だった 「よく言った」「最高」

By - grape編集部  公開:  更新:

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2023年5月13日、女子テニスプレーヤーの大坂なおみ選手がTwitterに投稿したコメントが反響を呼んでいます。

同年1月に妊娠を公表し、5月現在ツアーを離脱している大坂選手。テニスプレーヤーとして今後もキャリアを続けていけるかどうかついて、『心配』をする声に対し、次のように反論を示しました。

ところで、私のキャリアについて突然心配してきた人たちへ。

子供を持つ男性アスリートにも成績が著しく低い人はたくさんいるので、私の代わりに彼らのことを心配したほうがいいかもしれません。

ご心配いただきありがとうございます。でも、その心配は必要としている人に向けたほうがいいかもしれません。

@naomiosaka ーより引用(和訳)

大坂選手はさらに、「これを男性と女性の問題にするつもりはありませんが、現実を見てみましょう」ともつづっています。

妊娠・出産は女性アスリートだけの『壁』なのか

女性アスリートが妊娠や出産をすると、現役の引退と直結して考えられたり、その後の競技復帰にどんな悪影響があるか、議論されたりすることがたびたびあります。

しかし、男性アスリートの場合は、子供を持ったとしても、競技人生に影響は少ないとされているのか、そうした『心配の声』にさらされることはほとんどありません。

出産・育児と競技生活の両立は、女性アスリートだけの課題ではなく、男性アスリートにとっても同じ課題のはずです。

大坂選手の痛烈な皮肉を込めたコメントは、「女性は妊娠、出産したら競技を続けるのが難しい」とされる現状の社会に、疑問を呈する形となりました。

投稿は反響を呼び、多くの共感の声が上がっています。

・まさにその通り。妊娠や出産を女性だけの『壁』にするのはやめてほしい。

・本当にそれ。妻に子育てを丸投げして年中ツアーに参加しているのに、成績が振るわない男性選手もいます。

・よくいってくれました!コート外の切り返しも最高です。

妊娠を公表した際、「将来、子供が私の試合を見て、誰かに『あれが私のママ』ということが楽しみ」と、喜びをつづっていた、大坂選手。

競技人生にとどまらず、大坂選手が自分自身と家族にとってベストな選択をし、生き生きと人生を歩むことが、多くの人々を励まし勇気付けることにつながるでしょう。

出典
grape@naomiosaka

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