マックで見かけた『我が子に厳しい母親』 2人きりになると? 「温かい目線で見てほしい」 By - grape編集部 公開:2024-03-01 更新:2024-03-01 子供母親親飲食店 Share Tweet LINE 子供を育てる親は誰もが、我が子への向き合い方について、悩んだり反省したりした経験があるでしょう。 3児を育てる漫画家の三本阪奈(mimoto19hanna)さんは、ファーストフード店で見かけた、ある親子のエピソードを、Instagramに投稿しました。 久しぶりに三本さんが1人でファーストフード店の『マクドナルド』に行った時のこと。近くで2組の親子が食事をしていました。 母親たちは、おそらく子供を通して知り合った関係で、まだお互いに遠慮し合っている雰囲気があったそうです。 1人の母親は、友達の親子にいろいろと気を遣っている様子で…。 友達の親子と食事している時、母親は息子に対して厳しくも思える態度や発言をしていましたが、2人きりになると、優しく愛情深い言葉をかけていたそうです。 様子を見守っていた三本さんは、この時の温かな雰囲気を振り返り、「私には、とてもいい親子に見えた」とつづっています。 子育てをしていると、「子供を褒めて伸ばし、自己肯定感を育むことが大事」といった言説がよく見られ、参考にしている人は多いです。 しかし一方で、日本では公共の場でのマナーや子供のしつけに対する世間の目線が厳しく、人間関係において謙遜を美徳とする風習があります。 「我が子を認めて、愛情ある言葉をかけたい」と思っていても、「迷惑をかけてはいけない」「自慢をしてはいけない」といった社会的な規範とのバランスを取ることが難しい場面もあるでしょう。 読者からは、エピソードに共感する声や母親に寄り添うコメントが多数寄せられていました。 ・すごく分かる。謙遜しすぎて、無意識に子供を下げたいい方しちゃって、後で落ち込みます。 ・息子のいいところはよく分かってる。でも子供の友達の手前、勝手にいろいろと気を回して、ぐったりしますよね。 ・ママ友の子供のことも大切にしたいし、傷付けたくないから、必要以上に気を遣う。そういうお母さんの姿も、素敵です。 ・なんか泣きそう。切なく温かい気持ちになりました。 また、三本さんは、今回のエピソードについて次のように想いをつづっています。 この題材には、さまざまなご意見もあるかと思います。 ただ、あくまで「何がよくて何が悪い」という所に焦点を当てるのではなく「分かっていてもできない時もあるし、お母さんはみんな頑張ってるよね」という温かい目線で見てほしいと感じています。 子供は親が想像する以上に、親のことをよく見ているものです。不器用なところがあっても、愛情を持って接していれば、それは必ず伝わっているはず。 親子を取り巻く空気が、優しく温かいものであってほしいと、多くの人が願っているでしょう。 出典grape/mimoto19hanna Share Tweet LINE
子供を育てる親は誰もが、我が子への向き合い方について、悩んだり反省したりした経験があるでしょう。
3児を育てる漫画家の三本阪奈(mimoto19hanna)さんは、ファーストフード店で見かけた、ある親子のエピソードを、Instagramに投稿しました。
久しぶりに三本さんが1人でファーストフード店の『マクドナルド』に行った時のこと。近くで2組の親子が食事をしていました。
母親たちは、おそらく子供を通して知り合った関係で、まだお互いに遠慮し合っている雰囲気があったそうです。
1人の母親は、友達の親子にいろいろと気を遣っている様子で…。
友達の親子と食事している時、母親は息子に対して厳しくも思える態度や発言をしていましたが、2人きりになると、優しく愛情深い言葉をかけていたそうです。
様子を見守っていた三本さんは、この時の温かな雰囲気を振り返り、「私には、とてもいい親子に見えた」とつづっています。
子育てをしていると、「子供を褒めて伸ばし、自己肯定感を育むことが大事」といった言説がよく見られ、参考にしている人は多いです。
しかし一方で、日本では公共の場でのマナーや子供のしつけに対する世間の目線が厳しく、人間関係において謙遜を美徳とする風習があります。
「我が子を認めて、愛情ある言葉をかけたい」と思っていても、「迷惑をかけてはいけない」「自慢をしてはいけない」といった社会的な規範とのバランスを取ることが難しい場面もあるでしょう。
読者からは、エピソードに共感する声や母親に寄り添うコメントが多数寄せられていました。
・すごく分かる。謙遜しすぎて、無意識に子供を下げたいい方しちゃって、後で落ち込みます。
・息子のいいところはよく分かってる。でも子供の友達の手前、勝手にいろいろと気を回して、ぐったりしますよね。
・ママ友の子供のことも大切にしたいし、傷付けたくないから、必要以上に気を遣う。そういうお母さんの姿も、素敵です。
・なんか泣きそう。切なく温かい気持ちになりました。
また、三本さんは、今回のエピソードについて次のように想いをつづっています。
この題材には、さまざまなご意見もあるかと思います。
ただ、あくまで「何がよくて何が悪い」という所に焦点を当てるのではなく「分かっていてもできない時もあるし、お母さんはみんな頑張ってるよね」という温かい目線で見てほしいと感じています。
子供は親が想像する以上に、親のことをよく見ているものです。不器用なところがあっても、愛情を持って接していれば、それは必ず伝わっているはず。
親子を取り巻く空気が、優しく温かいものであってほしいと、多くの人が願っているでしょう。