味噌をおおう『白い紙』 開封後も取っておくべき? By - grape編集部 公開:2024-08-24 更新:2024-08-24 味噌 Share Tweet LINE 大豆や麹、塩などから作られた、発酵調味料の『味噌』。 味噌汁に使うだけでなく、いろいろな料理の味付けにも活躍しますよね。 味噌のアレ、捨てていいの? 日常的に味噌を使っている筆者ですが、以前からちょっぴり気になっていることがありました。 それは、味噌のパックを開けた時、味噌にかぶせてある『白い紙』の存在。 この白い紙、取っておいたほうがいいのか、捨てたほうがいいのか、迷ったことはありませんか。 ちなみに、筆者は『そのまま取っておく派』でした。なんとなくですが、味噌が乾燥するのを防いでくれそうな気がしていたからです。 しかし、毎日味噌を使って少なくなっていくと、この白い紙がくしゃくしゃになって「邪魔だな~」と思うことも。最後まで取っておいているものの、捨ててしまったほうが楽なような気もしています。 そこで、大手味噌メーカーが推奨する保存方法を確認してみました。 長野県の老舗味噌メーカー、マルコメ株式会社(以下、マルコメ)のウェブサイトを見ると、白い紙について次のように説明されています。 白いシートは、脱酸素剤が味噌の中に埋まってしまわないように敷いてあります。 開封後はシートを処分し、代わりにラップで味噌の表面を覆って保管してください。 保管の際には冷蔵庫または冷凍庫に保管してください。 マルコメ ーより引用 マルコメによると、白い紙は、開封前に味噌の劣化を防ぐための、脱酸素剤が味噌に埋まらないように敷いてあるものなのだとか。 脱酸素剤は、開封すると効果がなくなるので、捨てていいといいます。そのタイミングで白い紙も一緒に処分して問題ないようです。 また、開封した味噌は、ラップで味噌の表面を覆い、冷蔵もしくは冷凍保存することをおすすめしていました。 ちなみに、味噌は冷凍保存しても凍りません!冷凍庫から出したばかりの時は少し固いですが、そのまま使えますよ。 筆者もマルコメの情報を早速試してみることに。白い紙は捨てて、ピッタリとラップで覆い、冷蔵庫に入れました。 これで、味噌の表面が乾燥したり酸化したりすることを防げるでしょう。 また、ラップのほうが、白い紙より味噌にしっかり密着するのも嬉しいポイントです。使うたびにラップを新しくすれば、より衛生的ですね! ただ、メーカーによっては、脱酸素剤を取った後に、白い紙をラップのように密着させておくケースもありました。 気になる人は、普段購入している味噌のメーカーがすすめる方法を確認してみましょう。 出典grape/マルコメ株式会社 Share Tweet LINE
大豆や麹、塩などから作られた、発酵調味料の『味噌』。
味噌汁に使うだけでなく、いろいろな料理の味付けにも活躍しますよね。
味噌のアレ、捨てていいの?
日常的に味噌を使っている筆者ですが、以前からちょっぴり気になっていることがありました。
それは、味噌のパックを開けた時、味噌にかぶせてある『白い紙』の存在。
この白い紙、取っておいたほうがいいのか、捨てたほうがいいのか、迷ったことはありませんか。
ちなみに、筆者は『そのまま取っておく派』でした。なんとなくですが、味噌が乾燥するのを防いでくれそうな気がしていたからです。
しかし、毎日味噌を使って少なくなっていくと、この白い紙がくしゃくしゃになって「邪魔だな~」と思うことも。最後まで取っておいているものの、捨ててしまったほうが楽なような気もしています。
そこで、大手味噌メーカーが推奨する保存方法を確認してみました。
長野県の老舗味噌メーカー、マルコメ株式会社(以下、マルコメ)のウェブサイトを見ると、白い紙について次のように説明されています。
マルコメ ーより引用
マルコメによると、白い紙は、開封前に味噌の劣化を防ぐための、脱酸素剤が味噌に埋まらないように敷いてあるものなのだとか。
脱酸素剤は、開封すると効果がなくなるので、捨てていいといいます。そのタイミングで白い紙も一緒に処分して問題ないようです。
また、開封した味噌は、ラップで味噌の表面を覆い、冷蔵もしくは冷凍保存することをおすすめしていました。
ちなみに、味噌は冷凍保存しても凍りません!冷凍庫から出したばかりの時は少し固いですが、そのまま使えますよ。
筆者もマルコメの情報を早速試してみることに。白い紙は捨てて、ピッタリとラップで覆い、冷蔵庫に入れました。
これで、味噌の表面が乾燥したり酸化したりすることを防げるでしょう。
また、ラップのほうが、白い紙より味噌にしっかり密着するのも嬉しいポイントです。使うたびにラップを新しくすれば、より衛生的ですね!
ただ、メーカーによっては、脱酸素剤を取った後に、白い紙をラップのように密着させておくケースもありました。
気になる人は、普段購入している味噌のメーカーがすすめる方法を確認してみましょう。