「絶対に触らないで」 ピンクの粒の正体に「知らなかった…」「広まるべき」 By - grape編集部 公開:2025-04-30 更新:2025-04-30 夏春注意喚起 Share Tweet LINE ※写真はイメージ 少しずつ気温が上がり始める春は、過ごしやすい時期。陽気も心地よく、外出をしたくなりますよね。 『芽吹きの時期』といわれるだけあって、多くの草花が美しい姿を見せるほか、さまざまな生き物が姿を現します。 だからこそ、外で珍しいものを目にした時は、近寄ってじっと観察したくなるものです。 春から夏にかけて大量発生する『ジャンボタニシの卵』に要注意! 春から夏にかけての時期、ベリー系のフルーツやお菓子のようにも見える、ピンク色の粒を目にしたことはありませんか。 幼い子供が口にしたくなってしまいそうな見た目ですが、実はこの粒は、多くの自治体が注意喚起をするほどに危ないものなのです。 ジャンボタニシの卵 その正体は、ジャンボタニシ(別名:スクミリンゴガイ)という大型巻貝の卵。 ピンク色の卵には、PV2という神経毒が含まれています。また、寄生虫が潜んでいる可能性もあるのです。 ジャンボタニシは4月から産卵を開始。その後も数百から数千もの卵を産み続け、活動期はなんと、涼しくなってくる9月上旬まで続きます。 卵は植物の葉や茎、水路の壁に産み付けられることが多いものの、派手な色をしているため、目に付きやすいといえるでしょう。 自治体はウェブサイトなどで「絶対に触らないでください」と注意を呼びかけており、ネット上でも春や夏を迎えるたび話題になります。 ・そんなに活動期が長いとは知らなかった。子供だったら口にしちゃいそう…。 ・確かにお菓子のようでおいしそうな見た目をしているけれど、本来これは危険を伝える色なんだろうな。 ・レジャーが多い時期だからこそ、広まるべき情報。これに限らず、得体の知れないものは素手で触らないほうがいいね。 元は1980年代に食用として日本国内に輸入された、ジャンボタニシ。しかし食用としての価値がなくなったことで放棄され、野生化しました。 野生化したジャンボタニシは有害な卵を植え付けるほか、水穂の稲にも悪影響を及ぼするため、現在の日本は防除を行っています。 特に幼い子供の場合、その派手な色味に引かれ、卵を素手で触れてしまうでしょう。もし触れてしまった場合、速やかに石鹸で手を洗うようにしてください。 出典grape Share Tweet LINE
少しずつ気温が上がり始める春は、過ごしやすい時期。陽気も心地よく、外出をしたくなりますよね。
『芽吹きの時期』といわれるだけあって、多くの草花が美しい姿を見せるほか、さまざまな生き物が姿を現します。
だからこそ、外で珍しいものを目にした時は、近寄ってじっと観察したくなるものです。
春から夏にかけて大量発生する『ジャンボタニシの卵』に要注意!
春から夏にかけての時期、ベリー系のフルーツやお菓子のようにも見える、ピンク色の粒を目にしたことはありませんか。
幼い子供が口にしたくなってしまいそうな見た目ですが、実はこの粒は、多くの自治体が注意喚起をするほどに危ないものなのです。
ジャンボタニシの卵
その正体は、ジャンボタニシ(別名:スクミリンゴガイ)という大型巻貝の卵。
ピンク色の卵には、PV2という神経毒が含まれています。また、寄生虫が潜んでいる可能性もあるのです。
ジャンボタニシは4月から産卵を開始。その後も数百から数千もの卵を産み続け、活動期はなんと、涼しくなってくる9月上旬まで続きます。
卵は植物の葉や茎、水路の壁に産み付けられることが多いものの、派手な色をしているため、目に付きやすいといえるでしょう。
自治体はウェブサイトなどで「絶対に触らないでください」と注意を呼びかけており、ネット上でも春や夏を迎えるたび話題になります。
・そんなに活動期が長いとは知らなかった。子供だったら口にしちゃいそう…。
・確かにお菓子のようでおいしそうな見た目をしているけれど、本来これは危険を伝える色なんだろうな。
・レジャーが多い時期だからこそ、広まるべき情報。これに限らず、得体の知れないものは素手で触らないほうがいいね。
元は1980年代に食用として日本国内に輸入された、ジャンボタニシ。しかし食用としての価値がなくなったことで放棄され、野生化しました。
野生化したジャンボタニシは有害な卵を植え付けるほか、水穂の稲にも悪影響を及ぼするため、現在の日本は防除を行っています。
特に幼い子供の場合、その派手な色味に引かれ、卵を素手で触れてしまうでしょう。もし触れてしまった場合、速やかに石鹸で手を洗うようにしてください。